2017年7月17日：都市対抗本戦・三菱日立パワーシステムズvs日本生命（東京ドーム）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本生命 1 2 0 0 0 0 0 0 1 4
三菱日立パワーシステムズ 0 1 0 0 0 1 0 3 X 5

STARTING MEMBER
日本生命 三菱日立パワーシステムズ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中 神里 1 中 八戸（やえ）
2 三 青柳（大阪ガス） 2 遊 鶴田翔
3 左 土井（大阪ガス） 3 二 久保
4 指 高橋英 4 指 龍
5 一 廣本 5 右 常道
6 遊 山本 6 三 若林（JX-ENEOS）
7 右 上西 7 一 村山
8 二 原田 8 捕 対馬
9 捕 古川 9 左 河野
P 投 阿部 P 投 大野

PITCHERS
日本生命 阿部→高橋拓→藤井→●坂本（新日鐵住金広畑）→本田
三菱日立パワーシステムズ 大野→齋藤（JX-ENEOS）→○奥村

CHANGE
日本生命 青柳→伊藤（９回表代走）
土井→皆川（９回表代打）
三菱日立パワーシステムズ 龍→五十嵐（８回裏代走、そのまま指名打者）
河野→加治前（８回裏代打）
加治前→江越（８回裏代走、その後左翼手）
村山→竹内（９回表一塁手）

HOMERAN
三菱日立パワーシステムズ 若林（３回裏ソロ、阿部）

　日本生命は今年見ています。 三菱日立パワーシステムズは昨年の関東選抜リーグ以来なのですが、 それ以前に、2013年といい、 2016年といい、どうして初戦でこのカード多いんですかね…。 三菱日立パワーシステムズの体制は色々ありますが…。 日本生命には鬼門のカードです。
　三菱日立パワーシステムズの先発は右腕の大野投手。 １回表。神里選手が二塁打で出塁すると、投犠打で三塁へ。 ここでワイルドピッチ。日本生命が１点先制します。 なおも高橋英嗣選手が二塁打で出塁すると、廣本選手がヒットで続きましたが、 高橋英嗣選手が本塁でアウト。追加点は取れません。
　２回表。上西選手が四球で出塁すると、原田選手がヒットで続き、 神里選手が死球で満塁に。ここで大阪ガスから補強の青柳選手が２点適時二塁打。 更に大阪ガスから補強の土井選手が死球で再び満塁となりましたが、ここは追加点ならず。 それでも日本生命が２点追加します。 大野投手は調子が悪かったようで、この回まで。３回からJX-ENEOSから補強の齋藤投手にスイッチします。
　日本生命の先発は阿部投手。２回裏。 若林選手がソロ一発。三菱日立パワーシステムズが１点返します。 阿部投手は後続は抑えたのですが、４回裏に二死ながら四球３つで満塁としたため、降板。 ルーキー左腕の高橋拓已投手にスイッチして、ここを切り抜けます。
　暫く膠着状態が続いたものの、６回裏。 二死から村山選手が二塁打で出塁すると、 対馬捕手の打球はぎりぎり中堅手が捕球…したものの、ぽろり。 記録は適時三塁打となります。 個人的には、高橋拓已投手の自責点になったの、納得がいっていませんが…。
　そして８回裏。龍選手が四球で出塁したところで、日本生命ベンチが動いて、 右腕の藤井投手にスイッチ。藤井投手は二飛と見逃し三振で全く危なげがなかったのですが、 ここで日本生命ベンチがまた動いて、新日鐵住金広畑から補強のルーキー左腕・坂本投手にスイッチ。 まあ、二死一塁でしたので、経験値を積ませるつもりだった…のだと思いますが。 ところが、村山選手がヒットで続くと、対馬捕手が同点適時打。 更に代打加治前選手が勝ち越し適時打。 完全に裏目に出てしまいました…。 更にここでルーキー右腕の本田投手にスイッチしたのですが、 八戸選手が四球で続き、ここで鶴田翔士選手が適時打。 二塁走者が本塁でアウトになったので、やっと攻撃が終わりましたが、 結局この回、三菱日立パワーシステムズが３点追加、逆転します。
　三菱日立パワーシステムズは齋藤投手が７回途中まで登板し、 神里選手の二塁打と捕犠打で一死三塁のピンチで、右腕の奥村投手にスイッチ。 ここで土井選手の打球は一ゴロ、三塁走者が飛び出してしまって挟殺にしてピンチを脱出していました。 が、９回表。神里選手が左翼フェンス手前の三塁打（左翼手はフェンスを気にして捕球難しかったようでした）。 ここで青柳選手が適時打。ここで代走伊藤選手と代打ルーキー皆川選手を投入しますが、 皆川選手が一直。これで一塁走者が戻れず併殺に。 実は青柳選手の適時打の時に、一塁カバーに入った村山選手がここで下がっていて （走者との交錯ではなく、ベースに腕をぶつけていたような感じでした）、 竹内選手がその代わりに一塁に入っていたんですが、そこに収まるような一直でした。 守備交代すると守備が変わったところにボールが飛ぶ、と申しますが…。 ともあれ、三菱日立パワーシステムズが逃げ切りました。 日本生命は鬼門を突破できず。