2018年7月14日：都市対抗本戦・JR西日本vsJR北海道クラブ（東京ドーム）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JR北海道クラブ 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
JR西日本 0 0 0 0 2 0 0 2 1X 5

STARTING MEMBER
JR北海道クラブ JR西日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 指 丹澤 1 左 春原
2 右 中谷 2 二 田中友（三菱重工広島）
3 二 大野 3 三 藤澤
4 一 土屋 4 遊 田村
5 左 小林 5 指 蔵桝
6 三 野澤尚 6 中 松野
7 遊 嶋田 7 一 大倉
8 中 山本 8 捕 原田廣
9 捕 中浦 9 右 佐藤
P 投 佐藤（室蘭シャークス） P 投 加賀美

PITCHERS
JR北海道クラブ 佐藤→福山→●武藤→太田
JR西日本 加賀美→○河野（JFE西日本）

CHANGE
JR北海道クラブ 土屋→吉江（７回表代走、その後一塁手）
野澤尚→小屋畑（室蘭シャークス）（７回表代打、その後三塁手）
中谷→増川（８回表代打、その後右翼手）
吉江→松浦（９回表代打）
嶋田→齊藤（９回表代打、その後左翼手。それに伴い小林一塁手）
松浦→平野（９回裏二塁手。それに伴い大野遊撃手）
JR西日本 蔵桝→原田拓（８回裏代走、そのまま指名打者）
佐藤→田中勇（９回表中堅手。それに伴い松野右翼手）

HOMERAN
JR北海道クラブ 齊藤（９回表３ラン、河野）

　JR対決。どちらも前年の都市対抗・日本選手権でお会いしているチームです。
　JR北海道クラブの先発は室蘭シャークスから補強の左腕・佐藤投手。 ５回裏。大倉選手がヒットで出塁すると、投犠打で進塁。 ここで佐藤選手が適時二塁打。 更に春原選手がヒットで続くと、三菱重工広島から補強の田中友博選手が右犠飛。 JR西日本が２点先制します。
　更に８回裏。佐藤投手は５回で降板し、６回からコーチ兼任の右腕・福山投手が登板していました。 蔵桝選手が四球で出塁すると、代走原田拓実選手に交代した後、 松浦選手がポテン気味のヒットで続いて一、三塁とします。 ここで福山投手は降板、元NPB・楽天からの「復帰」の右腕・武藤投手にスイッチします。 が、ここで大倉選手が２点適時打。 JR西日本が２点追加します。
　JR西日本の先発は右腕の加賀美投手。 毎回ヒットは打たれていたのですが、連打されることが殆どなかったです。 が、９回表。大野選手が三塁打で出塁すると、 ここで代打松浦選手の打球を、三塁手がファンブル（三失）。その間に一者生還します。 ここで加賀美投手は降板。JFE西日本から補強の左腕・河野投手が登板します。 が、小林選手が二塁内野安打で出塁すると、中直 （この回から中堅手に入っていた田中勇次選手が、が頭越されそうな打球によく追いついていました） タッチアップで二塁走者が三塁へ。 ここで、代打齊藤選手が３ラン一発。 ここでも一発が怖い、という状況が発動しました。 JR北海道クラブが一気に４点入れて、同点とします。
　ところが９回裏。 田中勇次選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。 田中友博選手が申告敬遠で続いたところで、 武藤投手は降板。ルーキー左腕の太田投手が登板します。 太田投手は前年大学で拝見していますが、 ルーキーの都市対抗デビューが、こんの土壇場の場面、は結構重いですよね。 しかも打席には、前の回に適時失策していた元NPBの藤澤選手。 汚名返上のサヨナラ適時打、見事でした。 JR西日本がサヨナラ勝利。
　JR西日本はその後準々決勝でJR東日本に敗退し、ベスト８となりました。