2017年4月29日：JABA京都大会・パナソニックvs三菱重工広島（わかさスタジアム京都）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
三菱重工広島 0 0 0 0 0 2 1 3 0 6
パナソニック 1 0 0 1 0 1 2 0 0 5

STARTING MEMBER
三菱重工広島 パナソニック
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 遊 田中 1 中 田中
2 左 市原 2 遊 横田
3 右 実政 3 二 法兼
4 一 國本 4 一 柳田
5 指 松原 5 右 井上貴
6 中 汐月 6 左 福原
7 三 松永 7 三 泉
8 捕 山崎 8 捕 三上
9 二 堤 9 指 宮本
P 投 本間 P 投 吉川

PITCHERS
三菱重工広島 本間→野上→秋田→○松下→鮫島
パナソニック 吉川→榎本→安部→●北出

CHANGE
三菱重工広島 松永→戎（８回表代打）
戎→青木（８回表代走、その後中堅手。それに伴い汐月左翼手）
市原→田ノ窪（８回裏三塁手）
山崎→佐々木（８回裏捕手）
パナソニック 泉→松根（７回表三塁手）

HOMERAN
三菱重工広島 田中（７回表ソロ、榎本）
パナソニック 法兼（４回表ソロ、本間）

　朝８時半に着いて、日本生命・十河監督のお姿を拝見して驚きました。 この日、日本生命は試合がなかったんです…。 勿論、偵察の意味もあるのでしょうが、こんな朝からいらっしゃるとは…。
　パナソニックにはもうこの年はオープン戦でお会いしていますね。 三菱重工広島は昨年の日本選手権以来。
　三菱重工広島の先発はルーキー、左腕の本間投手。 １回裏。田中選手が四球で出塁すると、進塁打で二塁へ。 ここで柳田選手が適時打。パナソニックが１点先制します。 なお、続く井上貴晴選手も鋭い打球を放ちますが、一塁手が好捕し、ピンチを切り抜けます。 ちなみに、一塁手は國本選手だったりします。前年まで正捕手だったんですが…。
　更に４回裏。ルーキー法兼選手がバックスクリーンにソロ一発。 そういえば法兼選手には大学時代に２年前出会ってますね。 なおも柳田選手が四球、井上貴晴選手がヒットで続き、進塁打でそれぞれ進塁して一死、二、三塁。 ここで三菱重工広島が動き、本間投手は降板。野上投手にスイッチ。 この場面でタッチアップが無理な浅い右飛と、見逃し三振で切り抜けます。
　パナソニックの先発もルーキー、右腕の吉川投手。 大学時代に拝見していますが…個人的にはあまりいい印象ではない試合ですが…。 結構ヒットは打たれていましたが、５回までは無失点に抑えていました。 が、６回表。実政選手がヒットで出塁すると、國本選手が二塁打で続きます。 ここで、松原選手が２点適時二塁打。 なおも汐月選手が投手強襲ヒットで続き、二盗を決めてチャンスを広げますが、 タッチアップが無理な浅い左飛と空振り三振で、吉川投手がピンチを脱します。 が、三菱重工広島が同点に追いつき、試合は振り出しに戻ります。
　が、６回裏。三菱重工広島は５回裏から秋田投手が登板しています。 井上貴晴選手が二塁打で出塁すると、福原選手がヒットで続いて、二、三塁。 一死後、三上捕手がスクイズを試みながらも、四球を選んで満塁に。 ここで宮本選手が四球。押し出しでパナソニックが１点勝ち越します。 秋田投手、実は５回にも四球２つ出していて、ちょっと制球が怪しかったんですよね…。 なおも満塁でしたが、田中選手は遊併に仕留め、パナソニックは１点止まり。
　直後の７回表。パナソニックはこの回から榎本投手が登板します。 が、田中選手がソロ一発。 三菱重工広島がまたもや同点に追いつきます。
　ところが直後の７回裏。横田選手がヒットで出塁すると、 法兼選手が四球で続きます。 一死後、三菱重工広島が動き、秋田投手から松下投手にスイッチします。 が、井上貴晴選手が２点適時二塁打。 なおも途中三塁守備から出場した松根選手がいい当たりを放ちましたが、 ここは右翼手の実政選手がダイビングキャッチ。 それでもパナソニックが２点勝ち越しです。
　ところがところが、８回表。 松原選手が無死からヒットで出塁し、一死後、 榎本投手から安部投手にスイッチします。 ところが、ここで代打戎選手が、背中に死球。 一、二塁となった後、山崎捕手が適時打。 これで安部投手から四丹投手にスイッチします。 が、ここで堤選手が投手強襲内野安打で続いた後、 田中選手が同点左犠飛。 更に、市原選手が勝ち越し適時打。 三菱重工広島、ここで３点とって試合をひっくり返しました。
　とはいえ１点差ですし、この展開だと分からないかも、と思ったら。 ８回裏から、三菱重工広島は鮫島投手を投入。 ８回裏は田中選手にヒットと二盗を許しましたがびくともせず、 ９回裏は三者連続空振り三振。流石エース、でした。 個人的には、鮫島投手と同時に佐々木捕手が投入されたのが嬉しかったりもしました。