そして、何かが開花した
(1997年大学バレー観戦記)

 この年は、春季・東日本インカレ・秋季・全日本インカレ(決勝)と(少しづつだけど)全部見てる私。東日本インカレは、物凄く地元が近かったし(苦笑)。

 で。
 この年の、春季ぐらいからじわじわじわ…と私の中で来たのが、日体大でした(笑)。
 97年度4年の皆(K主将、K副主将、ライトY選手、セッターY選手)が、割と好きで。
 ついでに3年のセンター、U選手のクイックにはまって(笑)。

 でもって、運命の出会い?は東日本インカレ。
 ぼろぼろだった決勝戦の日体大を見て(対法大)。
「Y選手(現在の…人気選手でございますな)はデカいからともかく、この選手はもう少しサーブレシーブできないと駄目だよなあ…」とか。
「デカいからもう少し動けるといいんだけど…このセンター…」とか。
 …今じゃあ、絶対出ないような暴言ですな(笑)。
 第一印象(前者の方は春季にもう見てるはずなのに!苦笑)がこれなんですよね…H選手達…(苦笑)

 そして全日本インカレ。
 準決勝以降(筑波・法大・日体大・東海)しか見てないのですが…この時見た試合、4試合中3試合がフルセットで、かなり楽しかった覚えがあります。
 特に…日体大。
 当時本当に強かった法大に、最初ぼろぼろだったのに、がっちり噛みついていた姿。
 それまであまり目立たなかった、U選手とH選手の3年コンビが、めちゃくちゃ頑張っていた姿。
 ファイナルセットなんて、点差を大きく広げられて(13-8、ファイナルだから、この時代でもラリーポイントですよ)、K主将もミス出してて、もう駄目だと思ったのに…3年が踏ん張る!K副主将が踏ん張る!粘る粘る!ジュースまで!
 本当に、大熱戦。
 …最後はブロックで、シャットされちゃったけど。
 初めて「ああ、いいチームだったんだなあ」と思った瞬間。

 で、3位決定戦(対東海大)。
 日体大はフルセットで、勝利。
 K主将が泣いてる。ライトのY選手も泣いてる。
 勝って良かった!そう思っていた。
 …そして、当時の記録には残してないのに、妙に覚えていること。
 途中で調子が悪くて下げられたH選手が、試合終了後、ちょっと悔しそうな顔で…応援席を見上げていたこと。
 …これを覚えている辺り、やっぱり私って…(苦笑)

 そして私は意外にも?…当時の順大が好きでした。
 当時は…弱かったです。そりゃあもう(泣)
 秋季リーグは変則7チーム制(ユニバがあった関係で、入替戦が不可能だったので、東海大が自動昇格してました)で、7位になると二部へ自動降格だったのですが、見事に7位(苦笑)。
 まあ、翌年に8チーム制度になったので、免れたのですが。
 でも、好きでした。チームワークは良かったし。
 セッターK選手は前年から好きだったので勿論のこと、O主将とか、S選手(4年センター)とか。
 スタメンとかベンチとかで楽しそうなK選手(ライト)やS選手(オールラウンダー)とか。
 リーグ閉会式前に必ず出てきた、超芸達者・H選手とか!(笑)
 応援席も、非常に楽しかったな。伝統的に(笑)

 この年、他に好きになった(前年度は引継ぎ笑)選手。
 筑波K主将&O選手、中大U選手(な、懐かしい…)&O選手(東日本インカレで)、亜大M主将&S選手(ライト)。
 例によって、イニシャル当てクイズ!(笑)当てたら凄いかも、って思う人が何人もいるけど(苦笑)。

 余談。
 記録を見ていたら、「東京学芸大女子部」をインカレで見たことがありまして。
 そこで応援を仕切っていて、応援の人に優勝の時用のクラッカーとテープを渡していた、お兄さん達二人のコメント。
「いいですかー、優勝が決まったら、テープを鳴らしてクラッカーを投げてください!」
「違うだろ!」
 …楽しい漫才を目の前で展開してくれたあのお兄さん達は、もしかして男子部の人たちだったんでしょうか?(笑)ちょっと気になったんで。