2018年6月2日：都市対抗南関東二次予選・日本通運vs新日鐵住金かずさマジック（県営大宮球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
新日鐵住金かずさマジック 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本通運 0 0 0 0 0 0 1 7 X 8

STARTING MEMBER
新日鐵住金かずさマジック 日本通運
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中 小泉 1 左 大谷
2 遊 小林 2 中 手銭
3 二 田中健 3 三 稲垣
4 指 松本 4 一 北川
5 一 野坂 5 指 関本
6 左 米田 6 二 浦部
7 右 宮澤 7 右 高橋
8 三 平 8 遊 諸見里
9 捕 小関 9 捕 木南
P 投 山川 P 投 生田目

PITCHERS
新日鐵住金かずさマジック 山川→橘→●松尾→山田→本多
日本通運 ○生田目

CHANGE
新日鐵住金かずさマジック 平→澤山（６回裏一塁手。それに伴い野坂三塁手）
小関→土門（８回表代打）
土門→山縣（８回裏捕手）
小林→川瀬（８回裏遊撃手）
松本→田中克（９回表代打）
日本通運 高橋→伊藤（６回裏代打、その後一塁手。それに伴い北川右翼手）
手銭→大槻（７回裏代打）
大槻→内海（７回裏代走、その後中堅手）
伊藤→鎌田（８回裏代走、その後一塁手）

　都市対抗南関東二次、第１代表決定トーナメント準決勝です。 ひとまず、ルーキー諸見里選手が元気そうなので安心しました （この時のアクシデントが尾を引いていました）。
　序盤は投手戦、と言っていいですかね。 新日鐵住金かずさマジックの先発は左腕の山川投手。前日早々に下がったとはいえ先発連投。 ２回裏に北川選手のポテン気味のヒットで出塁すると、 関本選手の左飛を左翼手が追いつきながらも落球しましたが（左失）、 北川選手が一気に本塁を狙ってアウトになり、 その後も浦部選手がヒットで続いたものの、二併で切り抜けました。 ５回裏に浦部選手のヒットと高橋選手のバントヒットで二死一、二塁となったところで、 前日から連投の右腕・橘投手にスイッチし、木南捕手がヒットで満塁となったものの、切り抜けました。 一方、日本通運の先発は右腕の生田目投手。 １回表に小泉選手のヒットと、その打球を左翼手が突っ込んで後逸したのが重なり（左失）、小泉選手が二塁へ進塁し、 その後投犠打で三塁まで進んだものの、そこを抑えました。 以降は危なげなしでした。
　試合が動いたのは７回裏。新日鐵住金かずさマジックは６回から右腕の松尾投手が登板していました。 が、６回裏も四球３つでピンチを作ったりと、少々心配な登板でした。 諸見里選手が四球で出塁すると、投犠打で二塁へ。 更に大谷選手の当たりは一、二塁を抜けそうな当たりを二塁手が捕球したものの、少々ジャッグル。 記録としては二塁内野安打でしたので、ジャッグルがなくてもセーフだったかもしれませんが。 ともあれ、一、三塁のところで代打大槻選手が一ゴロ併殺崩れの間に一者生還。 これも、一塁カバーの投手のジャッグルがなかったら併殺完成で、無失点で切り抜けられたのかもしれません。 その後、ルーキー稲垣選手のヒットと北川選手の四球で満塁となり、 松尾投手は降板。右腕の山田投手にスイッチし、この場を切り抜けます。 それでも日本通運が１点先制です。
　更に８回裏。浦部選手がヒットで出塁すると、途中代打から出場していた伊藤選手の投犠打を、 投手が妙に力の抜けた送球をし、一塁手が捕球できず（投失）。 ちょっと変な送球だったので、なんだろう、という感じだったのですが、 既に二塁へ到達していた浦部選手は、しれっとスタートを切って三塁を陥れていました。 浦部選手はこういうのがあるから本当に怖い選手です…。 ここで諸見里選手が適時打。更に一、三塁で、諸見里選手が二盗で二、三塁とすると、 木南捕手がスクイズ。更に大谷選手が左犠飛。 これで二死走者なし、となったのですが、 途中代走から出場していたルーキー内海選手が死球、 稲垣選手がヒット、北川選手が四球で満塁。 ここで関本選手が走者一掃３点適時二塁打。 これで山田投手は降板、前日から連投の右腕・本多投手にスイッチします。 が、浦部選手がこの回２回目の打席で２本目のヒットで一、三塁とすると、 途中代走から入った（のがこの回でした）鎌田選手が適時打…と記録ではなりましたが…これは遊撃手のトンネルでは…。 実際、選手交代で遊撃手に代わっていた小林選手、川瀬選手に交代させられましたしね…。 結局、日本通運がこの回一気に７点追加、接戦がいきなり大差に…。
　新日鐵住金かずさマジックも反撃したいところでしたが、 生田目投手は結局、１回以降はピンチらしいピンチが一切なく。 被安打４与四球２、しかも走者出しても盗塁死が２回。それは点数入りませんよね。 堂々の完封勝利でした。
　日本通運はこの後、第１代表決定トーナメントの決勝ではHondaに敗退しましたが、 第２代表決定トーナメントの決勝で勝利し、南関東第２代表となりました。