2016年7月17日：都市対抗本戦・Honda熊本vs日本新薬（東京ドーム）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本新薬 0 0 0 1 0 0 0 4 0 5
Honda熊本 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

STARTING MEMBER
日本新薬 Honda熊本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中 福田 1 遊 稲垣
2 二 吉野 2 右 長池
3 左 田中 3 一 今村
4 指 中 4 左 熊丸
5 捕 鎌田 5 二 川嶋
6 一 岡 6 指 佐々木（三菱重工長崎）
7 右 黒川 7 捕 浜岡
8 三 濱田 8 三 前崎（熊本ゴールデンラークス）
9 遊 板倉 9 中 岡崎
P 投 榎田 P 投 荒西

PITCHERS
日本新薬 ○榎田→西川→森原（新日鐵住金広畑）
Honda熊本 ●荒西→三小田（三菱重工長崎）→下平

CHANGE
日本新薬 板倉→大野（新日鐵住金広畑）（７回表代打、その後遊撃手）
福田→森川（７回表代打、その後中堅手）
黒川→物部（新日鐵住金広畑）（８回表代打、その後右翼手）
濱田→植田（８回表代打、その後三塁手）
Honda熊本 前崎→北村（７回裏代打）
北村→白石（８回表三塁手）

HOMERAN
日本新薬 植田（８回表３ラン、三小田）
Honda熊本 稲垣（６回裏ソロ、榎田）、長池（６回裏ソロ、榎田）

　Honda熊本は ３年前の都市対抗以来。 そして日本新薬、まさかの １年半振り。そんなに間空いてたんですね…。
　Honda熊本の先発は荒西投手。４回表。 中選手がヒットで出塁すると、岡選手がヒットで続きます。 三ゴロで一、三塁とすると、濱田選手が適時打。 日本新薬が先制します。 が、荒西投手がこの後も抑え続けていきます。
　日本新薬の先発は榎田投手。いつもの通り問題なく抑えていた。 が。稲垣選手が同点ソロ一発。 更に、長生選手が勝ち越しソロ一発…！ まさか連続で出ますか…。
　このままHonda熊本が逃げ切るのかな、と思わせたのですが、８回表。 鎌田捕手と岡選手が連続ヒットで出塁すると、 ここで代打・新日鐵住金広畑から補強の物部選手。 おもいっきり叩きつけて遊撃内野安打、しかもこれを遊撃手が悪送球…！ これで同点のランナーが一者生還。なんと…。物部選手、持ってますねえ…。 これで荒西投手がノックアウト。三菱重工長崎から補強の三小田投手にスイッチします。 が、ここで代打植田選手。 勝ち越し３ランがつん…！うわー…！ それでも三小田投手はこの回をなんとか抑え、 ９回表は下平投手がピンチを作りながらも抑え、味方の援護を待ちます。
　榎田投手は８回裏にヒットで打たれたところで 西川投手に交代。西川投手はピンチを作りながらも８回は抑えました。 そして９回からは新日鐵住金広畑から補強の森原投手。 森原投手のリリーフというのがまず初めてで、どうなのだろう、と思っていました。 しかも最初の対戦打者が、三菱重工長崎から補強の佐々木選手。 ところが、あの佐々木選手を150km/h前後の球で三球三振に仕留め、 その後も速球で押してパーフェクトに抑えました。 リリーフだからより力は入れられるでしょうが、あまりの良さにちょっとびっくりしました。 最初に見た大学時代は決してそういう球の速い選手ではなかったのですよね。 後日、社会人になってからトレーニングをしたら、球速が上がったことを知りました。 とりあえず、この試合は日本新薬に貢献出来て良かったです。
　なお、この試合の日本新薬。 新日鐵住金広畑から補強の大野選手も途中出場で１安打しているのですが、 代打から遊撃手として最初に守備に入った際、 元々遊撃に入っていた板倉選手がわざわざ大野選手のところまで寄ってきて声かけしてくれていたり、 中選手が１回のチャンスで打てなかった後、（指名打者なので） 控え選手と一緒にアップをしていたら、 物部選手が後ろから両肩捕まえてリラックスさせるかのように肩揉みしていたり。 なんでしょうね、この補強選手の馴染みっぷり。 物部選手は大阪ガスに補強された時も馴染みまくりではありましたが。