2015年9月12日：社会人日本代表壮行試合・ロッテvs社会人日本代表（ロッテ浦和球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
社会人日本代表 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
ロッテ 2 0 0 1 0 1 2 0 X 6

STARTING MEMBER
社会人日本代表 ロッテ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 右 藤島（JR九州） 1 中 伊志嶺
2 遊 渡邉（JX-ENEOS） 2 遊 三木
3 三 多幡（Honda） 3 指 根元
4 指 林（富士重工業） 4 左 ハフマン
5 一 川戸（Honda） 5 右 大松
6 左 原田（日本生命） 6 一 井上
7 捕 中野（JR九州） 7 二 細谷
8 二 川嶋（Honda熊本） 8 三 香月一
9 中 田中（JR九州） 9 捕 江村
P 投 山岡（東京ガス） P 投 南

PITCHERS
社会人日本代表 ●山岡→片山（JR東日本）→近藤大（パナソニック）
ロッテ ○南→川満→植松→中後→黒沢

CHANGE
社会人日本代表 原田→中山（東京ガス）（９回表代打）
川嶋→足立（パナソニック）（９回表代打）
ロッテ ハフマン→肘井（４回表右翼手）
大松→脇本（４回表左翼手）
根元→青松（５回裏代打、そのまま指名打者）
細谷→大嶺翔（６回表二塁手）
江村→金沢（７回表捕手）

　ロッテ浦和、４年振りだったんですね。 一方、社会人日本代表。BFAアジア選手権出場のためのメンバーなのですが、 丁度日本選手権予選と被ったために、選手合流が難しい状態。 捕手は、４名選出なのに２名しか合流できないという状態でした… （選手交代が少ないのはそのせいです）。
　社会人日本代表の先発は東京ガス・山岡投手。 １回裏。三木選手が四球で出塁すると、二盗敢行。 これを捕手が悪送球（待ってた遊撃手の前でワンバウンド…）して三塁へ。 根元選手が四球で続いた後、根元選手も二盗をし、 更に大松選手が四球で満塁。いきなり三四球…。 私が山岡投手を見ると、こういうことが多いですね…。 ここで、井上選手が２点適時打。 流石、元社会人日本代表、と言うべきでしょうか。
　続く４回裏。香月一也選手がヒットで出利すると、進塁打で二塁へ。 伊志嶺が四球で出塁すると、三木選手が適時打。 伊志嶺選手も本塁を狙いますが、ここは本塁でアウトに。 伊志嶺選手は脚もある選手ですが、左翼手からいいボールが返ってきました。 まあ、その左翼手が、普段は内野手の日本生命・原田選手だったりするんですが（苦笑）。 ともあれロッテが１点追加です。
　ロッテの先発は南投手。序盤は落ち着いた投球でした。 が、５回表。Honda熊本・川嶋選手の打球を、二塁手がファンブル。 更にワイルドピッチで二塁へ進塁すると、 JR九州・田中允信選手が適時二塁打！ 適時打もですが、二塁を陥れる脚は流石の速さでした。 更にJR九州・藤島選手が四球で出塁し、 ダブルスチールを敢行するも、三塁はアウト。 ここで今チーム主将のJX-ENEOS・渡邉選手がヒットを放ちますが… 本塁でアウト。流石にタイミング的にはギャンブルでした（苦笑）。 社会人日本代表が１点を返します。
　６回裏。社会人日本代表は、５回裏に山岡投手からJR東日本・片山投手にスイッチしています。 井上選手が二塁打（中奥フェンス手前の当たりだったので、 あの巨体の井上選手でもスタンディングダブルでした）で出塁すると、 進塁打で三塁へ。ここで、江村捕手が適時打。 これは遊撃手がぎりぎり捕球できなかったので、渡邉選手が悔しそう。
　更に７回裏。この回から、パナソニック・近藤大亮投手が登板します。 青松選手が四球で出塁すると、肘井選手が二塁打。 ここで井上選手が２点適時打。 井上選手、代表にプロに行った矜持を見せつけている気がします。
　９回表。ロッテは南投手が５回まで登板した後、 川満・植松・中後投手と１イニングずつ登板していました。 そしてこの回は黒沢投手が登板。 JR九州・中野捕手が二塁打で出塁すると、 代打のパナソニック・足立捕手が粘った末に適時打。 なおも、田中選手の投ゴロを投手が併殺にとろうとして二塁へ悪送球し、 外野に転がっている間に、打者走者の田中選手は二塁を陥れて二、三塁。 藤島選手が四球を選んで一死満塁。 が、ここで渡邉選手が二併…。最後、勿体なかったですね…。
　この試合、プレーでは田中選手が目に付いたのですが、 それ以外で目に付いたのは、内野手で一番煩かった川嶋選手でした。 明大とか都市対抗でしか見ていないので、こんなに声を出す選手なのに、 気づいていなかったようです。 勿論、遊撃手が黙っているわけもなく（苦笑）、 一塁手の川戸選手に三塁手の多幡選手というHonda勢も声がよく出ていたので、 内野は全般的にいい雰囲気でした。