2014年9月12日:日本選手権近畿予選・ニチダイvs新日鐵住金広畑(わかさスタジアム京都)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
新日鐵住金広畑 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
ニチダイ 12 0 0 0 0 0 3 0 X 15

STARTING MEMBER
新日鐵住金広畑 ニチダイ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 諸岡 1 川口
2 池本 2 岡本
3 物部 3 山口
4 大嶋 4 野瀬
5 永井 5 松山
6 大野 6 今江
7 牲川 7 犬童
8 田中 8 小熊
9 若山 9 三原
P 近藤 P 蔭地野

PITCHERS
新日鐵住金広畑 ●近藤→梶本→森原→酒井
ニチダイ ○蔭地野

CHANGE
新日鐵住金広畑 田中→久保田(7回表代打)
久保田→嶺井(7回裏捕手)

 京都観戦旅行です。とはいえ、この試合はおまけで見に行っています。 実はこの試合を見る予定はなくて、たまたま代休を頂けたので、 早入りして見ようかな、と思ったのでした。 …そうしたら、えらい試合になったわけですが。
 交通事情で、丁度たどり着いたのが1回裏開始時点でした。 新日鐵住金広畑の先発は近藤投手。 川口選手が四球で出塁すると、犠打で進塁し、 山口選手が死球で続きます。 そこから、野瀬・松山・今江選手が連続四球で押し出し2点。おーい! 犬童選手が適時打で更に1点追加。 これで近藤投手はノックアウト。 …今、目の前で何がありました?そう思わざるを得ませんでした。
 惨劇(苦笑)は続きます。 緊急登板した梶本投手。小熊捕手が2点適時打、三原選手と川口選手が適時打。 ダブルスチール敢行後、岡本選手の三ゴロを、三塁手の本塁への送球が、 三塁走者に当たってあらぬ方向へ。この間に二者生還…。 更に山口選手がヒット、野瀬選手が四球で出塁すると、 松山選手の右邪飛…ちょっと、これ捕球できないって…! そして松山選手が適時打。これはちょっと…。 この時点で10点目。梶本選手がノックアウト…。
 まさかの1回裏途中で三番手の森原投手。…4連投です(遠い目)。 今江選手が左犠飛で1点追加、犬童選手が適時打で更に1点追加。 ここで小熊捕手の打球は一、二塁間に転がって、一塁手がファンブル…! も、二塁手が捕球し、森原投手がカバーしてアウト、なんとか1回裏終了です。 …この時点で12点入ってますけど。
 ただ、この後は、無失点が続きます。 森原投手が奮闘しているのか、ニチダイも打ち疲れたのかは分かりませんが、 走者を出しつつも、二塁手の若山選手や遊撃手の大野選手が守備を頑張ってくれていて、 6回まで無失点。頑張りました。
 7回裏。流石に4連投の疲れが出ていることと、 前の回に代打を出した関係で捕手が替わり、リードが替わってしまったのかもしれませんが。 山口選手がヒットで出塁すると、 野瀬選手の二ゴロで打者走者への送球が逸れて併殺崩れで走者が入れ替わった後、 松山選手がポテンヒット、今江選手がヒットで満塁。 ここで犬童選手が2点適時二塁打。 森原投手は流石にここで下がりました。 酒井投手が登板しましたが、小熊捕手が適時打で更に1点追加、この回3点追加です。
 新日鐵住金広畑にもニチダイにも不幸なことだったかもしれませんが、 日本選手権の近畿予選の代表決定戦は、コールドがありません。 なので、こんな点差でも9回までやります…。
 ニチダイの先発は蔭地野投手。 実は、結構ヒットは打たれていたのです。5回表も三連打で満塁のピンチとか。 ただ、得点には繋がらず…。 そんな9回表。牲川選手が三塁ベース直撃のヒットで出塁すると、 ここまで守備で散々助けてくれた若山選手がヒットで一、三塁 (正直、このヒットは本当に嬉しかったです)。 ここで諸岡選手が2点適時打!0点でよく終わらせませんでした。 ちなみに、実は新日鐵住金広畑、これで二桁安打いきました…。 微妙に拙攻だった感も否めませんが、まあ少しは反撃したということで。 勿論、この後はそのままニチダイが勝利です。