2013年9月7日:東都大学野球一部秋季リーグ・拓殖大学vs國學院大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
國學院大学 0 1 0 0 0 0 0 1 0 2
拓殖大学 2 0 0 0 3 0 3 0 X 8

STARTING MEMBER
國學院大学 拓殖大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 春田 1 野添
2 藤本 2 村岡
3 山下幸 3 吉池
4 石川 4 高橋弘
5 水野 5 北條
6 岡田 6 鈴木孝
7 小木曽 7 井田
8 櫻吉 8 杉原
9 柴田 9 今里
P 杉浦 P 尾松

PITCHERS
國學院大学 ●杉浦→久保田健→岡崎
拓殖大学 ○尾松→飯野

CHANGE
國學院大学 岡田→秋田(4回表代打、そのまま指名打者)
小木曽→平川(8回表代打)
柴田→井村(8回表代打、その後遊撃手)
平川→齋藤(8回裏右翼手)
櫻吉→西浦(8回裏二塁手。それに伴い春田一塁手)
秋田→菅原(9回表代打)
齋藤→鈴木(9回表代打)

 秋季リーグ唯一の東都一部土日開催。 これと全日本クラブ選手権がかぶらなければ、はしごしなくて済んだんですが(苦笑)。 拓大は二部からの昇格直後、正直そういうチーム相手は怖いです。特に東都では。 一部と二部の実力差ないですから。
 國學院先発は4年杉浦投手。 1回裏。4年野添選手が四球で出塁すると、3年村岡選手がランエンドヒット成功で一、三塁。 ここで4年吉池選手が適時打。更に、犠打を挟んだ後、 4年主将北條選手が二ゴロ。これを二塁手が本塁に投げましたが、セーフ(二野選)。 拓大が2点先制です。
 が、直後の2回表。拓大の先発は2年尾松投手。左腕の変化球系投手です。 3年小木曽選手がヒットで出塁すると、すかさず二盗。 ここで2年櫻吉選手が適時打。1点返します。
 杉浦投手はその後は抑えて援護を待っていましたが、5回裏。 野添・村岡・吉池選手の3連打で満塁となり、ここで 4年高橋弘樹選手が2点適時二塁打。 更に2年鈴木孝昌選手が適時打。二塁走者は本塁でアウトになりましたが、この回合計3得点です。
 更に7回裏。投手は6回より、4年久保田健史投手に交代しています。 野添選手が四球で出塁すると、犠打で進塁し、更に吉池選手が死球で続きます。 中飛でタッチアップで一、三塁後、吉池選手が二盗で二、三塁。 ここで北條選手が2点適時三塁打。更に鈴木孝昌選手が適時打。 合計3得点です。
 直後の8回表。代打1年平川選手と櫻吉選手、 そして代打3年井村選手がヒットで満塁になります。 ここで4年春田選手が犠飛。1点返します。
 國學院は8回裏に3年岡崎投手が抑えて援護を待ちましたが、9回表。 四球2つとヒットで満塁のチャンスを得ましたが、 途中から登板した2年飯野投手が、途中出場の2年西浦選手を三併にとり、 拓大が逃げ切りました。
 なお、このカードは、國學院が2勝取り返して逆転し、國學院が勝ち点ゲット。 杉浦投手の調子が良くなかったため、 3戦目は2年土倉投手がリーグ初先発&4年柿田投手が2戦目先発完封にも関わらずリリーフして勝ったという、 なかなか薄氷の勝利でした。 ちなみにこの試合では、柿田投手は雑用からチーム盛り上げまでやっていて、 ちょっと個人的にツボに入ってました(笑)。
 このシーズン、國學院は勝ち点4、惜しくも亜大から勝ち点を落として2位。 2年柴田選手がベストナインと、そして何より嬉しかったのは敢闘賞「國學院大」。 団体としてもらえるのは、なかなかないです。 拓大は勝ち点3、昇格直後に上出来の3位。 高橋弘樹選手と吉池選手がベストナイン受賞です。 …打率2位の北條選手がベストナインをもらえていないんですね (首位打者の青学・渡邊友太郎選手と指名打者でポジションかぶってるからでしょうが…)。
 なお、卒業後の進路ですが。國學院は、 杉浦投手はまあこれからプロでよく知っているチームですので置いといて、 柿田投手・主将石川捕手・春田選手・藤本選手が硬式野球へ。 この日登板した久保田健史投手は軟式野球に進みます。 個人的には柿田投手にJR東海に進まれるというドツボストライクをされて、 どうしようかと思ってますが(笑)。 拓大は、この日は登板していない石橋投手と、高橋弘樹選手選手が硬式野球へ。 吉池選手は軟式野球で続けます。 個人的には、この日散々やられた野添選手が野球を続けないのと、 北條選手が「未定」になっているのが気になりますが…。