2013年7月20日:都市対抗本戦・ニチダイvs新日鐵住金かずさマジック(東京ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
新日鐵住金かずさマジック 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 4
ニチダイ 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2

STARTING MEMBER
新日鐵住金かずさマジック ニチダイ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 米田 1 岩本
2 落合(JFE東日本) 2 川口
3 澤山 3 箸尾谷(日本新薬)
4 大槻(日本通運) 4 高橋
5 佐々木 5
6 野坂 6 三島
7 加治屋 7 松山
8 梅田 8 小熊
9 清水 9 三原
P 本多 P 澤村

PITCHERS
新日鐵住金かずさマジック 本多→鷲尾(日本通運)→加藤→○岡本
ニチダイ 澤村→河村→榎田(日本新薬)→●西原

CHANGE
新日鐵住金かずさマジック 加治屋→渡辺(5回表代打、そのまま指名打者)
清水→田中(5回表代打、その後遊撃手)
梅田→山縣(5回裏捕手)
渡辺→内田(6回表代打、そのまま指名打者)
澤山→岡野(7回表代打、その後三塁手)
内田→高木(11回表代打、そのまま指名打者)
高木→島影(12回表代走、そのまま指名打者)
ニチダイ 金→吉川(5回裏代打、そのまま指名打者)
松山→今江(7回表二塁手)
吉川→野瀬(7回裏代打、そのまま指名打者)
小熊→堂前(日本新薬)(10回表捕手)

 この日はまったり第1試合の途中で入場し、 パナソニックvs日立製作所の白熱した試合を、非常にまったりと見ていた。 東明投手(富士重工業から補強)とか滝谷投手(日本新薬から補強)とか藤井投手とか見られて、 まあ楽しかった…ですかねえ…。打撃戦だったので…うーん。
 で、2試合目。これが唯一2回戦で最初から最後まで見た試合です。 ニチダイの投手陣を考えたら、投手戦になりそうな気がしました。
 新日鐵住金かずさマジックの先発は本多投手。 1本長打は打たれてましたが、序盤はまずまずの立ち上がり。 ところが3回裏。小熊捕手が二塁打で出塁すると、犠打で進塁し、 岩本選手が適時打。 更に川口選手がヒットで続いたのですが、右翼手が三塁へ送球したらこれが悪送球。 ボールが転々としている間に、岩本選手が生還して2点目。 新日鐵住金かずさマジックは流れを変えるためか、ここですっぱり本多投手を諦め、 日本通運から補強の鷲尾投手にスイッチします。 鷲尾投手は四球を出したり、その後の右飛からの遊撃手カットプレーミスで一塁走者を二塁へ進めてしまう等で、 二死二、三塁のピンチだったのですが、ここは切り抜けます。 鷲尾投手は4回裏にも連打を浴びますが、 そこは加藤投手にスイッチして、後続を抑えます。
 一方、新日鐵住金かずさマジックは、ニチダイ先発・澤村投手の前に、 あまり当たりが出ません。4回表に二塁打と四球で作ったチャンスも生かせませんでした。 が、6回表。米田選手がヒットで出塁すると、進塁打で二塁へ。 日本通運から補強の大槻選手が四球で続いた後、 佐々木選手の打球を三塁手がファンブル(強襲ヒットでもいいかもしれませんが)で満塁。 ニチダイは河村投手にスイッチしますが、ここで野坂選手に四球を出してしまい、押し出し。 新日鐵住金かずさマジックが1点返します。
 更に7回表。この回から、日本新薬から補強の榎田投手が登板します。 が、田中選手が二塁打で出塁すると、進塁打で二死三塁。 ここでJFE東日本から補強の落合選手、意地の同点二塁適時内野安打! この時の落合選手は本当によく走ったと思います。 が、榎田投手はその後は落ち着いて抑えます。 新日鐵住金かずさマジックは、6回まで好投していた加藤投手から岡本投手にスイッチし、 9回裏の一、二塁のピンチも切り抜け、そのまま延長戦。 ニチダイは10回表から西原投手を投入し、試合がますます膠着状態になり、 そのまま12回突入、タイブレークへ。
 12回表。新日鐵住金かずさマジックは一番打者から。 米田選手、期待に応えて適時打。更に落合選手の打球は遊撃併殺コースも、 落合選手がよく走って二塁のみアウトにし、2点目ゲット。 落合選手はこの日内野安打2本にこの併殺崩れ。本当によく走りました。ベテランなのに。
 12回裏。ニチダイは三番打者から。 そう、日本新薬から補強選手の箸尾谷選手、実はこの日は結構当たっていたのだ。 箸尾谷選手はここで中飛。これは犠飛になるかな、と思っていたのだけれど、 中堅手の野坂選手から凄いレーザービーム返球。 三塁走者はスタート切れませんでした。 …野坂選手、この時まだ内野手登録だったんですよね。外野手でいいだろう、本当にそう思いましたよ。 これでニチダイの勢いは止まってしまったようで、 このまま新日鐵住金かずさマジックが逃げ切りました。