2013年7月13日:都市対抗本戦・三菱重工名古屋vs新日鐵住金鹿島(東京ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
新日鐵住金鹿島 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
三菱重工名古屋 0 0 0 0 2 0 6 0 X 8

STARTING MEMBER
新日鐵住金鹿島 三菱重工名古屋
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 堀越 1 藪花
2 中嶋 2 村田
3 福盛 3 山田晃
4 二村 4 吉田
5 中倉 5 福田(トヨタ自動車)
6 林(富士重工業) 6 阪本(西濃運輸)
7 高畠 7 山田敬
8 片葺 8 安田
9 小川(富士重工業) 9 三森
P 石田 P 菊地

PITCHERS
新日鐵住金鹿島 ●石田→山井→嶋田→平井(富士重工業)→藤原
三菱重工名古屋 ○菊地→水野→高木

CHANGE
新日鐵住金鹿島 林→渡部(8回表代打、その後左翼手。それに伴い堀越右翼手)
高畠→星野(8回表代打、そのまま指名打者)
片葺→江藤(9回表代走)
小川→岩永(9回表代打)
三菱重工名古屋 三森→田中(7回裏代打)
田中→千蔵(7回裏代走)
福田→脇山(7回裏代走、その後左翼手)
千蔵→馬場(8回表遊撃手)

HOMERAN
新日鐵住金鹿島 中倉(8回表2ラン、水野)
三菱重工名古屋 安田(5回裏2ラン、石田)

 第三試合は…補強選手目当てです(苦笑)
 新日鐵住金鹿島の先発は石田投手。 三菱重工名古屋の先発は菊地投手。 序盤は投手戦…というか、石田投手はそこそこきっちり抑えるけれど、 菊地投手はヒットは結構打たれていた。ただ、その後が続かない。 実は走塁妨害で進塁とか、三塁塁審に当たって上手く転がってヒットになったとか、 そういうラッキーも新日鐵住金鹿島側には出ていました。それでも点数にはなりません。
 試合が動いたのは5回裏。 西濃運輸から補強の阪本選手の打球は変なイレギュラーをし、一塁内野安打になります。 犠打で進塁後、安田捕手ががつんと2ラン。 安田捕手、明大時代から見ていますが、本当に打撃強いですよねえ…。
 菊地投手が点数をとってもらった後に落ち着き、 石田投手は見殺しされるのかなあ…と思い始めた7回裏。 トヨタ自動車から補強の福田選手が死球で出塁します。 犠打(なんと阪本選手!)で進塁後、 山田敬介選手の打球を二塁手がファンブル(二失)して一、三塁。 …二塁守備は富士重工業から補強の小川選手でした。ああ、申し訳ないです…。 ここで、前の回で本塁打を打った安田捕手。初球も大空振りで怖い怖い… と思っていたら、なんとスクイズ敢行! 石田投手が慌てたらしく、本塁へのボールトスがなんと悪送球になり(投失)、1点追加。 精神状態を慮ったのか、ここで石田投手は降板。山井投手が登板します。 が、三菱重工名古屋もここで動きます。 代打にトヨタ自動車からの補強選手・田中選手。見事に適時打。 更に即座に田中選手に代走・千蔵選手を出し、 藪花選手が本当に上手い転がし方をしたバントヒットで続いて満塁。 ここで、村田選手が2点適時二塁打!割と打球が浅めで、 右翼手の富士重工業からの補強選手・林選手も必死に追いついて投げたのですが、 千蔵選手がよく走って2点目が入りました。 三菱重工名古屋のベンチワーク、ここは本当に神がかっています。 更にワイルドピッチで進塁した後、山田晃典選手が2点適時二塁打。 山井投手をノックアウトしました。 その後、富士重工業から補強選手の平井投手が登板し、 四球は出しつつもきっちり抑えたのですが、 この回、ビックイニングで計6点。うわあ…。
 8回表、新日鐵住金鹿島は意地を見せます。 三菱重工名古屋はこの回から水野投手が登板。 二村選手がヒットで出塁すると、中倉選手が2ラン一発。 ただ、相手が右下手の水野選手だから、左打者の方がいいというのは分かるのですが、 そこで林選手に左打者の渡部選手を代打で出しちゃうのかあ…と個人的にもしょんぼりしました。 林選手が打ってないならともかく、第一打席の鋭い打球のヒットを見ちゃうとねえ…。 結局その後は繋がらず、そのまま三菱重工名古屋が勝ちました。