2013年5月5日:神奈川大学野球一部春季リーグ・横浜商科大学vs神奈川工科大学(横浜スタジアム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
神奈川工科大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
横浜商科大学 0 0 0 0 0 1 0 0 X 1

STARTING MEMBER
神奈川工科大学 横浜商科大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中村星 1 松下
2 板倉 2 山之内
3 川部 3 山崎
4 鈴木翔 4 伊禮
5 5 菊地
6 神林勇 6 谷口諒
7 森住 7 酒井
8 實盛 8 吉濱
9 渡邊貴 9 渡部
P 渡邉啓 P 西宮

PITCHERS
神奈川工科大学 ●渡邉啓
横浜商科大学 ○西宮

CHANGE
神奈川工科大学 渡邊貴→小川(7回表代打)
小川→大西(7回裏遊撃手)
横浜商科大学 菊地→濱(5回表一塁手)

 第二試合は横浜商科大vs神奈川工科大、というかKAIT、と呼ぶ方がしっくりきます。 横浜商科大は暫く神奈川の大横綱…近年は桐蔭横浜大に押されていますが。 KAITは暫くリーグの下位を彷徨っていましたが、昨年秋季はとうとう二部に。 が、1シーズンで一部復帰し、このシーズンが復帰シーズンになります。 そして…まさかここで運命の出会いがあるとは(苦笑)。
 対戦的にはもしかすると一方的になるかも…と覚悟していました。前の試合もああでしたし。 ところが。横浜商科大先発の4年西宮投手 (震災復興支援マッチ以来です)と、 KAIT先発・2年渡邉啓太投手が、がっぷり投げ合いの投手戦。 実は、前半のヒットはKAITの方が出ているぐらいでした。 渡邉啓太投手はオーソドックスな右腕で、球速は137、8というところなのですが、 横浜商科大をほぼ完璧に抑えていました。
 ところが、6回裏。 横浜商科大4年主将山崎選手(プロ野球横浜・山崎選手の弟さんです)がヒットで出塁すると、 ここでワイルドピッチが出て(実は次の1年荒井選手が2安打していたので、力みもあったかと思います)、 山崎選手は一気に三塁を狙います。ここで、なんと捕手が三塁へ悪送球。 この間になんと本塁生還しちゃいました。この1点の取られ方は痛い…!
 結局、渡邉啓太投手はこの1失点のみで、最後まで投げ切ったのですが、 流石に西宮投手を崩しきれず、横浜商科大の完封勝利となりました。 なんとも勿体ない試合でしたね…。 まあ、個人的には渡邉啓太投手を見つけられた試合でしたので、 収穫大ではあったのですが。
 ちなみに、横浜商科大もKAITも、応援する部員はなかなか賑やかでした。 KAITはまだ普通ですが、横浜商科大は…とりあえず山崎選手の応援に「ヤマザキ春のパン祭り」と 4年菊地選手の応援に「北風小僧の寒太郎」(菊地選手の下の名前は「貫太朗」です)は、 相当ツボでした(笑)。
 横浜商科大はこのシーズンは3位でした。 山崎選手がベストプレーヤー賞(他リーグの敢闘賞相当)・首位打者・ベストナイン。 実は打率、5割超えてました。 また、西宮投手が投手1位(防御率)・ベストナインを受賞しています。 一方、KAITは5位。この日は当たりがありませんでしたが、 2年鈴木翔太選手がベストナインを受賞しています。