2012年11月4日：社会人野球日本選手権本戦・JR東日本vs新日鐵住金広畑（京セラドーム大阪）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
新日鐵住金広畑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
JR東日本 0 2 1 0 0 0 0 3 X 6

STARTING MEMBER
新日鐵住金広畑 JR東日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 二 若山 1 遊 田中
2 三 大久保 2 二 山口
3 右 大嶋 3 右 石岡
4 一 久保田 4 左 松本
5 左 鷲尾 5 一 木本
6 中 田中聡 6 指 畑中
7 遊 大野 7 三 竹内
8 捕 嶺井 8 捕 石川
9 指 牲川 9 中 佐藤
P 投 山田 P 投 吉田

PITCHERS
新日鐵住金広畑 ●山田→深水→近藤→河野
JR東日本 ○吉田→白崎→片山→湯本

CHANGE
新日鐵住金広畑 田中聡→物部（６回裏中堅手）
嶺井→島内（８回表代打）
島内→田中祐（９回裏捕手）
JR東日本 石岡→大前（７回裏代打）
大前→喜屋武（７回裏代走。その後右翼手）
畑中→澤（８回裏代打）
澤→嘉数（８回裏代走。そのまま指名打者）
山口→重谷（８回裏代打、その後右翼手）
喜屋武→鈴木雄（９回表二塁手）

HOMERAN
JR東日本 田中（３回裏ソロ、山田）

　本命日第３戦、新日鐵住金広畑。「新日鐵住金広畑」としては最初の公式戦。 相手が相手なので、善戦してくれればいいんです！
　新日鐵住金広畑の先発は山田投手。 ２回表。松本選手が二塁打で出塁すると、 竹内選手が適時二塁打で１点。 更に、石川捕手が適時二塁打（失策絡んだので、単打扱いかもしれません）で１点。 更に佐藤選手が左前安打を放ちますが、ここは二塁走者が本塁でアウト。 ともあれ、JR東日本が２点先制します。
　更に３回裏。田中選手にソロ一発。 その後２連打を喰らいましたが、そこはなんとか山田投手が抑えます。
　さて、４回裏。新日鐵住金広畑は、いきなり深水投手を登板させてきました。 JABA京都や日本選手権近畿予選で見ることができなかったので、個人的には大喜びです。 この深水投手がいきなり雄叫び全開フルスロットル状態で、 いきなり三者連続三振をかまして６回裏二死までパーフェクト。 その後にヒットと四死球で二死満塁にしたけど、そこも三邪飛で切り抜けます。 ７回裏も先頭打者に二塁打と犠打で一死三塁のピンチでしたが、 次の二ゴロで三塁走者を挟殺して、結局この回も無失点。 ８回裏の先頭打者を空振り三振にきってとってお役御免でしたが… ４回1/3回、JR東日本相手に無失点のロングリリーフ。 個人的に惚れ直す投球を見させてもらいました。
　さて、８回裏には続きが。深水投手が堂々とお役御免になった後、 近藤投手が登板します。が、代打澤選手がヒット。 素早く、日本ハムにプロ入りが決まった河野投手が登板しますが… 代走嘉数選手が二盗を決め、更に捕手が悪送球で三塁へ。 更に、竹内選手のポテンヒットが適時打に。 そして佐藤選手の打球を、一塁手がファンブル（一失）で走者を溜め、 田中選手が２点適時三塁打。河野投手には、痛いアマチュア最終戦になりました。
　一方、新日鐵住金広畑の打線ですが、 ４回表に若山選手の二塁打と大嶋選手の四球でのチャンスが唯一だったですかね。 あそこで１本出ていたら、深水投手の好投もその後ありましたし、 流れ変わったかもしれないですけどね…。
　しかし、１つ驚いたのは、あの都市対抗では恐ろしい動員をしてくるJR東日本が、 日本選手権だと全く動員しないということでしょうか。 まさか、新日鐵住金広畑より少ないとは思いませんでしたよ…。