2012年4月15日:JABA岡山大会・シティライト岡山vs九州三菱自動車(倉敷市営球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
九州三菱自動車 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 11
シティライト岡山 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1X 2

STARTING MEMBER
九州三菱自動車 シティライト岡山
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中村毅 1 藤井
2 松下 2
3 小松 3 八代
4 重石 4 徳田
5 5 坂口
6 宮本 6 大城
7 吉田 7 大島
8 松本 8 桐山
9 中村悟 9 赤澤
P 知念 P 加治屋

PITCHERS
九州三菱自動車 知念→●徳田
シティライト岡山 加治屋→○寺田

CHANGE
九州三菱自動車 宮本→宮崎(9回表代打、そのまま指名打者)
吉田→佐藤(9回裏三塁手)

シティライト岡山
八代→馬淵(6回裏代打)

HOMERAN
シティライト岡山 桐山(5回裏ソロ、知念)

 JABA岡山大会、個人的にラスト観戦試合。まさかここで見られるとは、な九州三菱自動車と、 チームとしては初観戦のシティライト岡山。 実は両チームとも、最初にチームの選手を見たのは都市対抗の補強選手という。
 シティライト岡山の先発は、その「補強選手で最初に見た」加治屋投手。 補強選手で見た時から気になってた投手です。 コーチ兼任のベテランなので、この時期に投げるのを見るのは難しいかな、 と思っていたのですが。 スリークォーターというかサイドハンドというか、 そこからクロスファイヤー投げ込んでくる(社会人らしい)素敵な投手。 が、1回表。松下選手が二塁打で出塁すると、小松選手がヒットで続きます。 2アウトまではとったのですが、境選手が適時打。九州三菱自動車が1点先制です。 とはいえ、その後はかなり落ち着いて投げていて、 連打されたのはこの1回だけだったという。 後は辛抱強く、味方の援護を待つモード。
 九州三菱自動車の先発は、ルーキー左腕知念投手。 まあ、このチームの課題は、如何に大エース様の幸松投手「以外」の投手で勝つか、 なのは分かっているわけで。 …まあ、個人的には幸松投手見たかったですけど(苦笑) 実は2日前の試合で登板して、しかも日本生命・藤井投手と投げ合うという (延長の末、幸松投手に軍配。でも両投手完投) 「何故私は金曜に岡山にいないんだろう」という悶絶かつ垂涎モノの試合があったのは余談です(苦笑) で、知念投手。ヒットは結構打たれたのですが、相手のミスもあって、 無失点で抑えていました。 が、5回裏。いきなり桐山選手のソロ本塁打。 これで同点となります。
 その後、加治屋投手は8回まで投げきり、寺田投手にスイッチ。 寺田投手も危なげなし。 一方、知念投手は9回裏にヒットと犠打でピンチになり、 徳田投手に交代。遊野選という味方の嫌がらせも受けつつも(苦笑)無失点で切り抜け、延長戦に。
 JABA岡山大会は延長戦はタイブレークです。どちらも一番打者から打順選択してきました。 10回表は、寺田投手がきっちり無失点に抑えます。 10回裏の攻撃は、藤井捕手から。 実はこの藤井捕手、捕手なのに一番打者に入ってびっくりだったのですが、 実は俊足捕手なんです。また毛色の変わった捕手ですねえ。 実はこの日、ここまで3安打(1内野安打)でした。 でも、ここまで点数に絡んでいません。…というのも。 1回のヒット出塁では、次打者の右飛で飛び出したまま戻れずに併殺。 3回の遊撃内野安打出塁では、二盗を決めて、次打者がヒットを打ってくれたものの、 戻るのが難しそうな打球に暴走して本塁でアウト。 5回はヒットで出塁したのですが、読み違えて投手が投げる前にスタート切ってしまい、 盗塁死。 …なんともこう、俊足を生かすどころか裏目に出ているというか。 走塁センスに欠けているのかもしれませんが (たまたまこの試合だけがそうなのかもですが) とはいえ、打つだけなら当たっているので、監督の選択は妥当だと思います。 見事にサヨナラ適時打で決めました。 …それまでのミスを見ているので、個人的には若干苦笑いでしたが。