2011年10月8日:東京六大学野球秋季リーグ・立教大学vs明治大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
明治大学 0 0 0 1 2 2 1 0 1 7
立教大学 0 0 3 0 0 0 0 0 2 5

STARTING MEMBER
明治大学 立教大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中村将 1 加藤
2 上本 2 西藤
3 島内 3 岡崎
4 中嶋 4 那賀
5 阿部寿 5 松本
6 竹内 6 山田
7 川辺 7 岡部通
8 野村 8 前田
9 小林要 9 岡部賢

PITCHERS
明治大学 ○野村
立教大学 岡部賢→●小室→川端大翔→高田→栃原→丸山

CHANGE
明治大学 島内→田中勇(8回裏左翼手)
立教大学 岡崎→舟川(4回表二塁手)
岡部賢→小室(6回表投手)
小室→川端大翔(7回表投手)
川端大翔→大石(7回裏代打)
大石→高田(8回表投手)
高田→栃原(8回表投手)
栃原→丸山(9回表投手)
岡部通→平原(9回裏代打)
前田→我如子(9回裏代打)
丸山→田中(9回裏代打)
田中→長橋(9回裏代走)

 明大はこの時点で勝ち点3。あとは、今回の立教と東大の試合しか残っていません。 流石に東大が明大を止めるには、奇跡レベルの内容でないと無理でしょう。 というわけで立教がある意味「最後の砦」だったのですが…。
 明大先発は当然のように4年野村投手。 が…いつも立ち上がりは悪い投手ですが、 この日はいつにもましておかしかったです。 私、野村投手が打者の背後に暴投するところなんて初めて見ましたよ…。 立教打線は今季ぐずぐず湿ったままでしたが、3回裏。 3年加藤選手が四球で出塁すると、3年西藤選手がヒットで続きます。 ここで、この日三番打者の4年主将岡崎選手、 流石の2点適時二塁打。 が、ここで、岡崎選手はどうやら足を痛めたようで、 一旦ベンチに下がって治療を受けます。 それでも復帰して出てきて、進塁打で三塁へ。 ここで、この日五番打者の3年松本選手が適時打。 この3点は大きい…と思ったのですが、 次の4回表、やはり足が万全ではないらしく、 岡崎選手はベンチに下がってしまいます。 …嫌な予感がしました。
 立教先発は3年岡部賢也投手。 3年小室投手がベンチに入っていましたが、 万全ではなかったのかもしれません。 で、その岡部賢也投手、好投する回といきなり走者出す回と交互にやるので、 いまいちいいのか悪いのか、わからず。 で、援護もらった直後の4回表。 2年中嶋選手がヒットで出塁すると、二死後に4年主将竹田選手がヒットで続きます。 ここで4年川辺捕手が適時打。 明大が1点返します。
 更に5回表。4年小林要介選手が四球で出塁すると、 犠打で進塁し、更に3年上本選手も四球で出塁。 ワイルドピッチ(若干捕手も捕ってやれという球だったと同行者が言っていましたが)で それぞれ進塁すると、 4年島内選手が2点適時打。同点とします。 その後、中嶋選手が三塁内野安打で出ますが、 三併で同点止まりで抑えます。 抑えますが…まあ、ファンの見地から言わせてもらうと、 この回は先頭打者を四球で出した時点で駄目だなあ、と。 好調の島内選手に打席回してしまいましたし。 これを糧にして、いい投手になってもらいたいものですが。
 さて、6回表。立教は小室投手が登板してきました。 信頼度の差が出ています。 が、小室投手、やっぱり万全ではなかったのだと思います。 川辺捕手が二塁打で出塁すると、野村投手もヒットで続きます。 ここで4年中村将貴選手が2点適時三塁打。 あっさり勝ち越しです。
 更に7回表。島内選手が至急で出塁すると、すかさず二盗。 ここで中嶋選手が適時打。これで小室投手はノックアウト、降板します。 その後は、1年川端大翔投手が、ばたばたしながらも抑えます。
 8回表は3年高田投手と4年栃原投手のリレーで無失点でピンチを切り抜けますが、 9回表は4年阿部寿樹選手の内野安打・竹田選手のヒットで栃原投手を4年丸山投手に交代させ、 川辺捕手のポテンヒットで更に1点追加。 3ー7とします。
 野村投手は中盤以降は立ち直り、このままいくのかな、と思った9回裏。 二死から3年田中選手がヒットで出塁すると、 加藤選手・西藤選手の連続ヒットで1点。 更に岡崎選手の替わりに入っていた2年舟川選手が適時打。 流石に後続は断ちましたが、ちょっとだけひやりとさせてみました。
 が、立教は次の日も敗退。これで優勝がなくなりました。 逆に明大は勝ち点5の優勝にリーチです。