2011年7月10日:イースタンリーグ公式戦・横浜vs西武(平塚球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
西武 0 0 0 0 0 0 2 1 0 3
横浜 4 0 0 0 0 1 0 0 X 5

STARTING MEMBER
西武 横浜
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 秋山 1 梶谷
2 鬼崎 2 荒波
3 石井義 3 井手
4 G.G.佐藤 4 吉村
5 坂田 5
6 林崎 6 黒羽根
7 大崎 7 松本
8 米野 8 大原淳
9 美沢 9 山崎
P 野上 P ゴンザレス

PITCHERS
西武 ●野上→江草→岡本洋
横浜 ○ゴンザレス→王→福山→佐藤→Sハミルトン

CHANGE
西武 (6回裏守備交代。美沢三塁手、鬼崎二塁手、林崎遊撃手)
G.G.佐藤→斉藤(8回表代打、そのまま指名打者)
坂田→岳野(8回表代打)
岳野→星秀(8回表代打、その後左翼手)
米野→石川(9回表代走)
美沢→梅田(9回表代打)

HOMERAN
西武 秋山(8回表ソロ、王)

 湘南ひらつか七夕まつりの人混みに巻き込まれながら来た平塚。 球場自体も「七夕ゲーム」です。 個人的には、屋根の下で涼しく観戦。
 西武の先発バッテリーが野上投手−米野捕手という個人的においしいバッテリーで、 ウハウハしていたら、1回裏から落とし穴。 梶谷選手と荒波選手が連続ヒットで出塁し、犠打で進塁し、 更に吉村選手(この選手が下にいてはいけないが)が四球で続き、 北選手が2点適時打、更に黒羽根選手が適時打。 とどめに松本選手が粘った末に犠飛。1回で4失点って…。
 さて、2回からは、別人のようなピッチング。 2回は失策で荒波選手を出塁させるものの、盗塁死。 米野捕手の肩はまだ健在…嬉しいです。 5回まではヒット1本に抑えます。 が、6回裏。吉村選手の当たりが…吉村選手の当たりとはとても思えない、犠打なみのぼってぼて。 全く予想していなかったらしく、慌てて処理しようとした野上投手がすってんころりん。内野安打となります。 更に黒羽根捕手の打球を、遊撃手がファンブル。 実はこの回、内野手の中で守備位置を変更していたのですが、 それが仇になりました。流石に林崎選手の遊撃手は、守備力が落ちます。 ここで松本選手、見事なピッチャー返しの適時打。横浜が1点追加します。 …正直、少々複雑。
 さて、横浜先発ゴンザレス投手。一軍初登板で打ちこまれてこちらに。 1回表に四球と、自らの犠打処理ファンブルによりピンチを作ったのですが、 そちらをクリアしたら、以降は安定したピッチング。 4回表は、荒波選手のダイビングキャッチと、 二ゴロを山崎選手捕球→梶谷選手に即座にトス→一塁送球でアウトという、 中日の二遊間でよく見そうな美技も出て、バックも盛りたてる感じ。 実は6回表の秋山選手のヒットまで、四死球や失策出塁はあったものの、ノーヒットノーランでした。 で、7回表は流石に疲れたのか、林崎選手がヒット、大崎選手が死球で出塁。 そして米野捕手の2点適時二塁打(!)で西武が2点返します。
 7回裏をリリーフした江草投手(ここにいていいのかなあ…)がシメて、 ちょっと西武に勢いがついた8回表。 横浜は2番手に王投手を登板させますが…いきなり、秋山選手にソロ一発被弾。 なおも鬼崎選手のヒット、石井義人選手の四球でピンチになるのですが、 ここで鬼崎選手が三盗、ところが三盗そのものは決まったのに、なんとオーバーランしてアウト。 …鬼崎選手…。しかもその後、代打斉藤選手がヒット打ったりするし…。 そして横浜は王投手を諦め、福山投手にスイッチするのですが、 二死後、林崎選手に、頭部死球。一発で危険球退場です。うわあ。 林崎選手は倒れることはなく、一度ベンチに下がるものの、特に問題なくプレー続行だったのが救いですが…。 ともあれ二死満塁、しかも急な投手交代。 ここで佐藤投手…見事に遊ゴロでピンチを切り抜けました。 これは大きなプレー。
 9回表にハミルトン投手が登板し、米野捕手に二塁打を打たれましたが、 それ以外は特に問題なく、そのまま終了。 8回表だけごたごたしましたが、結局横浜が逃げ切りました。
 松本選手は上記の1安打2打点。 8回裏もチャンスで回って来たのですが、最悪の二併だったのと、 9回表の米野捕手の二塁打の時に、若干打球処理をもたついていたのが課題でしょうか。