2011年4月2日:チャリティマッチ・ヤクルトvs広島(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 2 1 X 3

STARTING MEMBER
広島 ヤクルト
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 1 青木
2 東出 2 川島
3 3 福地
4 トレーシー 4 ホワイトセル
5 栗原 5 相川
6 岩本 6 バレンティン
7 天谷 7 宮本
8 8 川端
9 石井琢 9 館山
P ジオ P - -

PITCHERS
広島 ジオ→●豊田→青木→上野
ヤクルト 館山→○久古→松岡→林

CHANGE
広島 天谷→赤松(9回表代打、その後中堅手)
石井琢→中東(8回表代走、そのまま指名打者)
ヤクルト 福地→久古(7回表投手)
館山→濱中(7回表左翼手)
久古→松岡(8回表投手)
松岡→畠山(8回裏代打)
ホワイトセル→三輪(8回裏代走)
三輪→林(9回表投手)
畠山→武内(9回表一塁手)
宮本→鬼崎(9回表三塁手)

HOMERAN
ヤクルト 濱中(7回裏ソロ、豊田)

 震災のために開幕日は遅れていますが、 無観客での練習試合ばかりやっていても仕方ないので、前向きに試合開催しよう。 ということで、震災復興チャリティマッチです。 入場料の一部が義援金に、そして義援金募金(募金すると選手と握手つき)。 握手はつば九郎目当てだったのですが(え?)、ついでにヤクルト青木選手と握手してしまって恐縮。 試合前には、両選手会長が挨拶もしていました。
 この日は内野席・外野席の区別はありますが自由席で(神宮でオープン戦の時はだいたいそうです)、 内野席で入り、更に義援金募金イベントが入場直後時間から開始のため、早く入場でき、 うっかりバックネット裏キープ。大学野球を見に来ている席の位置みたい。 そんな位置でプロ野球見ちゃっていいのかなあ…。
 さて、ヤクルトは館山投手、広島はジオ投手の先発です。 広島は指名打者を使っているので、いまいち開幕前の気がしませんが。 館山投手は…流石に前回の二軍戦ほどさっくりではないですが、走者を出しても先には進ませません。 ジオ投手は、いわゆるムービングボール系のようで、球がうまく散らされていて、打者が的が絞れないようでした。 結局、淡々と6回終了してしまいます。
 さて、7回表。恐らく館山投手が6回登板予定だったのでしょう、ここで交替。 ルーキー…というか、社会人時代どころか大学時代からよく知っている、久古投手登板です。 大学時代(もしかして高校時代から?)の主戦場に、プロとして立ってしまいました。 しかも個人的にツボな背番号26で。 …しかも、まさか社会人時代の仕事場が、震災の被害直撃喰らってしまって…。 色々なことがぐるぐる駆け回ってる間に、いきなり栗原選手に二塁打を喰らいますが、 後は二ゴロ(進塁打)、空三振、遊ゴロで切り抜けました。一安心です。
 さて、ジオ投手も6回までの予定だったようで、ここで豊田投手が登板。 が、こちらもバレンティン選手に二塁打を喰らいます。正直、微妙に暴走気味でしたが。 で、宮本選手が一発で完璧な犠打を決め(これをバックネット裏で見られただけでもおつりが来ます)、 川端選手の打球は左翼…ファールグラウンドで捕球。 これが犠飛となります。…広島としては、これは逆に捕球しない方が良かったかも…。 ともあれ、ヤクルトはこれで先制点。 とはいえ無死走者なしですので、これが限度かな、と思ったら… いきなり出ました、濱中選手ソロ一発。非常に大きな1点です。 前の回に、栗原選手が二塁打打った時の返球がへろへろだったことは不問にしましょうかね(苦笑)。
 更に8回裏。広島は青木投手が登板。 ホワイトセル選手がヒットで出塁し、代走に三輪選手が送られます。 …三輪選手が神宮にいるのも、少々不思議な感じがしたりしましたが。 ここで、広島は上野投手にスイッチ。 が、この上野投手、三輪選手を警戒しまくりで、牽制が何度も。 で…とうとう、牽制悪送球を。 三輪選手はなんとこれで三塁まで突っ走ります。際どいタイミングでした…が、 なんとここで三塁へ悪送球。 三輪選手は悪送球2つで本塁生還という、なんとも珍しいシーン。 ともあれ、ヤクルトには貴重な追加点です。
 ヤクルトは、8回に松岡投手で9回は林投手という、いつものリレー。 …実は松岡投手は連打浴びて、かなり危なかったのですが(苦笑)。 とりあえず無失点に切り抜けました。3−0でヤクルト勝利。