2009年4月11日：東京六大学野球春季リーグ・東京大学vs早稲田大学（神宮球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
早稲田大学 3 1 0 0 0 2 0 3 2 11
東京大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

STARTING MEMBER
早稲田大学 東京大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 二 松永 1 遊 濱田
2 中 小島 2 二 高橋
3 右 山田敏 3 一 笠井
4 一 原 4 右 内海
5 三 宇高 5 左 古垣
6 捕 杉山 6 三 岩崎
7 左 山川 7 投 鈴木
8 遊 後藤 8 中 鬼原
9 投 斎藤佑 9 捕 田中

PITCHERS
早稲田大学 ○斎藤佑→大石
東京大学 ●鈴木→西村→和田

CHANGE
早稲田大学 山田敏→土生（８回表代打）
土生→佐々木（８回表代走、その後左翼手）
杉山→川西（８回表代打）
斎藤佑→渡邊侑（８回表代打）
川西→新佐古（８回裏右翼手）
山川→白川（８回裏捕手）
渡邊侑→大石（８回裏投手）
松永→松本（９回表代走、その後二塁手）
東京大学 笠井→小島（６回裏代打）
小島→松山（７回表一塁手）
鈴木→西村（８回表投手）
西村→和田（８回表投手）
鬼原→堀口（８回裏代打、その後中堅手）
濱田→荒木（９回表遊撃手）

　開幕戦。早大のスタメンに３年後藤選手がいるのでそちらと、 東大４年鈴木投手を気にしつつ。
　東大の開幕投手は当然のように鈴木投手。 が。１回表、４年小島選手、３年山田敏貴選手に連続ヒット、 更に３年原選手に四球で満塁。 なんとここでワイルドピッチ（パスボール？）が出てしまい、 早大は労せず先取点。更に３年宇高選手の２点適時二塁打が炸裂。 更に２回表には、３年松永選手がヒットで出塁し、犠打を挟んで、 原選手が内野安打、宇高選手が適時二塁打をかっ飛ばします。 これは東大４年古垣選手がダイビングしたものの、残念ながら取れず。 既に２回で４失点…。
　３回から５回は抑えたのですが、６回表。 後藤選手が四球で出塁。犠打と進塁打で進んで、小島選手が適時打。 二死だというのに、ここで山田敏貴選手に四球を出してしまい、 更に小島選手に三盗された上で、原選手にエンタイトル適時二塁打を かまされてしまい、結局計２失点。 正直、この状態で７回まで投げさせる東大も凄い。
　早大の開幕投手は３年斎藤佑樹投手。 ４回裏、４年濱田選手のヒットに、犠打と進塁打を挟んで、 ２年内海選手が四球で出て、二盗までしたのですが… 結局無得点。ただ、東大は走者が出ると盗塁をかなり企てたので、 積極性だけは買えるのですが…。そんな小細工で崩せる相手でもなく。 ただ、逆に言うと、１年杉山捕手がなかなか盗塁刺殺ができなかったので、 ここは課題でしょうか。打撃はいいんですけどね。
　さて、８回表。４年西村投手がリリーフに。 が、代打２年土生選手に四球を出してしまいます。 その次の３年原選手は東大に不運なポテンヒットで、一、三塁。 実は危うく三塁への送球が暴投になりかけたのですが、 ここは西村投手がフォローに入って事なきを得ます。 が、宇高選手の打球を、三塁手がファンブルし、更に送球を暴投…。 早大が１点追加。 西村投手はこれでがっくりきたのか、ここでワイルドピッチ。 走者二、三塁のピンチで、更に代打２年川西選手に四球。 慌てて２年和田投手を出しますが、なんと和田投手までワイルドピッチ。 １点入ります。そして更にワイルドピッチが出て更に１点。これは…。
　９回表。３年松永選手が死球（顔付近でしたのでちょっとひやり）。 代走の２年松本選手（勿論、昨年まで早大の啓二朗選手の弟・歩己選手）が二盗。 リーグ初登場で初盗塁とはやるな！と思ったら、 連盟のスコアは１年佐々木選手が盗塁になってますが（苦笑）。 それはともかく、小島選手が死球で続き、更に佐々木選手がバントヒット。 東大がもたもたしていたのもあるけど、これは佐々木選手もいい脚してました。 で、ここで、原選手が左翼に大きな当たり。ここで古垣選手がダイビングキャッチ！ これで適時打ではなく犠飛にしたのですが…その後の連携プレーがまずく （もしかすると、送球した２年荒木選手はちょっと肩が弱めかも…）、 これで２点入ってしまいます。二塁走者が小島選手だったのも痛かったかも。 とはいえ、この回は最後も古垣選手のダイビングキャッチが出て、抑えます。
　ところが。８回裏から早大の投手は３年大石投手。 全く東大打撃陣が手が出ませんでした…。 仕方ないので、松本選手と後藤選手の二遊間で楽しんでました（笑）。 後藤選手はヒットはないものの２四球で、最低限の仕事はしたかと。