2008年11月9日:東都大学野球秋季一部二部リーグ入替戦・國學院大学vs日本大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本大学 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
國學院大学 2 0 0 1 1 0 0 0 X 4

STARTING MEMBER
日本大学 國學院大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 赤嶺 1 伊藤
2 森岡 2 澤田
3 縞田 3 渡辺貴
4 村田 4 竹内
5 島影 5 庄司
6 田中 6 大石
7 大東 7 田渕
8 泉田 8
9 関口 9 清水
P 野田 P 高橋広

PITCHERS
日本大学 ●野田→十亀→服部→曽根
國學院大学 ○高橋広→畠山→埜口

CHANGE
日本大学 田中→武藤(7回表代打)
関口→吉原(7回表代打)
武藤→石原(7回裏捕手)
吉原→杉本(7回裏遊撃手)
石原→冨田(9回表代打)
泉田→浦口(9回表代打)
國學院大学 田渕→斉田(9回表右翼手)

 東都秋季入替戦。一年前と同じ顔合わせ。 …立場は逆、ですが。 國學院はリベンジ、日大は返り討ちの勝負。
 日大先発は2年野田投手。 が、いきなり制球が定まりません。 4年伊藤選手に四球、犠打を挟んで、 2年渡邉貴美男選手にまた四球。 二部優勝で波に乗っている國學院、 ここでいきなりダブルスチール敢行で更にチャンスを広げます。 そして1年庄司選手にまた四球を出し、 満塁のところを、3年大石選手が見事に2点適時打ガツン。 國學院は幸先のいい先制点。
 更に4回裏。今度は大石選手が四球で出て、 すかさず二盗。犠打を挟み、3年辻選手の 当たりはちょっと当たりが強めの三ゴロ…を 三塁手がぽろり。適時失策で1点追加。 ここで野田投手は下がり、3年十亀投手が登板。
 十亀投手は結構変則的な右腕サイドスローなので、 國學院は一年前も苦戦しています。 が…國學院の勢いは止まりません。 5回裏には、2年澤田選手が四球で出て、 二盗→犠打と、4回裏と同じパターンで三塁へ進み、 4年主将竹内選手がここで適時打。更に1点追加。 この点数はかなり大きいですねえ。
 國學院先発は4年高橋広志投手。 …普通に安心して見ていました(苦笑)。 なんとなく高橋広志投手には安心感がある私。 案の定、中盤までは走者を一人出したぐらいでは びくともしませんでした。 7回表に、無死で4年村田選手・島影選手の連続ヒットが 出て、やばい!と思ったら、代打2年武藤選手を 併殺にとったあたりは偉いです。 その後、2年大東選手に適時打されてたのは まあご愛嬌ですかね(苦笑)。 流石に、大東選手に二盗されて、 4年泉田選手に内野安打されて更に二盗されて、 ピンチになった時は慌てましたが、 最終的には抑えましたし。
 8回表から、高橋広志投手から2年畠山投手にスイッチ。 が…いきなり連続四球。流石にここは判断早く、 2年埜口投手にスイッチし、ここからパーフェクトピッチング。 國學院は見事に逃げ切って先勝。
 日大は正直この日は、國學院の勢いに押されているのと、 動きが非常に硬かったなあと。 適時失策もありましたが、6回裏には一、二塁間を 抜けそうになった当たりをなんとか二塁手が捕って、 投手に投げたらぽろっとやっちゃったり。 ポテンヒットを落としちゃったり、 簡単そうな捕飛を落としちゃったり、 明らかに硬そうな雰囲気でした。 國學院は勢いと、この日は守備も良かったです。 7回表の泉田選手の内野安打ですが、これは 澤田選手がぎりぎり止めてくれたお陰で、 余計な失点を防いだ感があります。
 結局2戦目も國學院が(延長の末)勝利し、 1部昇格を決めました。 リベンジしちゃいましたねえ…。 國學院の4年生、今季は本当によく頑張りました。 竹内選手も四番の働きしてたし、伊藤選手も 正直2部首位打者はびっくりでした。 これから野球続けるかどうかはわかりませんが (高橋広志投手は続けるようですが)、 お疲れ様でした、そしてありがとう、と深々と。 あと、他の皆様には「お帰りなさい」かな。 来年は…見たい某選手が見られるといいなあ…。
 日大も実は結構スタメンに4年生が多いんですよね。 無念…だろうなあ。野球続ける選手は多いので、 またきっとどこかで会うのかなあ、と思っています。