2007年11月17日:日中大学対抗戦・東京六大学野球選抜vs中国大学野球選抜(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
中国大学選抜 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
東京六大学野球選抜 1 0 4 0 0 0 3 1 X 9

STARTING MEMBER
東京六大学選抜
打順 守備 名前
1 上本(早大)
2 宮田(慶大)
3 松本(早大)
4 田中(早大)
5 大澤(法大)
6 佐々木(明大)
7 青池(慶大)
8 小道(明大)
9 細山田(早大)
P 斎藤(早大)

PITCHERS
東京六大学選抜 ○斎藤→西嶋(明大)→松下(早大)→中林(慶大)→仁平(立教)→鈴木(東大)→小松(法大)→相澤(慶大)

CHANGE
東京六大学選抜 上本→伊藤(法大)(6回表二塁手)
宮田→小林(明大)(6回表遊撃手)
大澤→田島(立教)(6回表一塁手)
佐々木→漆畑(慶大)(6回表三塁手)
細山田→東(立教)(6回表捕手)

 昨年はヤクルトとの交流戦、今年は中国大学選抜との 交流戦。華やかさは雲泥の差ですが、 一応セレモニーはあったり、アナウンスが日中両国の言葉で 行われます。
 投手が多いので、先発の早大1年斎藤投手のみ 2回を投げ、あとは皆1回ずつ投球という形をとりました。 その斎藤投手、1回は四球2つを出したり、 盗塁阻止しようとしたら早大3年上本選手が 送球をとれずに失策したり、多少ピンチになりましたが、 結局三振をとって事なきを得ました。ちなみに 1回はアウトは全て三振。いいのか悪いのか…。 2回は1つだけ投ゴロで 後は三振という、流石の内容でした。
 さて、六大学選抜は1回裏から攻撃を仕掛けます。 上本選手が汚名返上のヒットに、投手の ワイルドピッチの間に脚力飛ばして一気に三塁。 相変わらず恐ろしい脚をしています。 慶大4年宮田選手の犠飛で、あっさり1点先制。 なおも、早大3年松本選手がヒットを打ち、 更に牽制に誘い出された形で二塁に走ったら 盗塁になってしまって(笑)チャンスが広がったのですが、 加点ならず。 なお、2回裏にも、三塁手トンネルという失策で 出塁した慶大4年青池選手にも、牽制に誘い出されて 二塁でセーフ(これは遊撃手のカバーも遅かった)という のもありました(苦笑)。2回裏は得点なし。
 3回表は明大1年西嶋投手登板。 リーグ中も悪くないという印象でしたが、 三振に内野ゴロ2つで、この日もいい感じ。
 さて、3回裏。 先頭打者の上本選手は、今度は四球で出塁、 そして二盗。宮田選手の右飛でタッチアップし、 松本選手の左飛では流石に帰れず。 ここで二死三塁、なのですが… 何故か早大4年田中選手、法大4年大澤選手に 連続四球。 ちなみに、こっそり田中選手は二盗しています(苦笑)。 ここで、なんと明大3年佐々木選手が、ド派手な満塁弾。 あっという間に5−0となってしまいました。 その後は青池選手が失策のようなヒットで出ますが、 続かず。
 4回表は早大2年松下投手が登板。 初めての中国側のヒットが出ましたが、 その後は松下投手が抑えます。 最後のぼてぼての遊ゴロは、難しい当たりでしたが、 宮田選手が軽快にさばいています。
 5回表は慶大2年中林投手が登板。 うーん…四球2つが勿体無いですね。 アウトは全部三振なのに。
 4回・5回は三者凡退の六大学選抜。 6回表に予定通りの内野陣総入れ替え (ただし、外野手は、大澤選手を一塁手で 出場させたことと、田中選手を指名打者で 出場させたことで、フル出場を余儀なく されています…笑)。 そして投手も立教1年仁平投手にスイッチ。 いきなり二塁打を打たれて冷や冷やしましたが、 三振でアウト1つ、更に前に落ちそうな左飛を 明大2年小道選手がナイスキャッチし、 走者が飛び出していたので、素早く二塁へ返球してアウト。 ピンチを切り抜けます。
 7回表は東大2年鈴木投手が登板。 実はちょっと心配したのですが(苦笑)、 右飛に三振2つのパーフェクトピッチング。 観客からも暖かい拍手が。 鈴木投手も好きですし、なんか嬉しかったです。
 6回裏は慶大2年漆畑選手のヒット&二盗と 青池選手の四球、立教4年東捕手のヒットで チャンスを作りながらも、無得点だった六大学選抜。 7回裏は繋がります。 まずは先頭打者の松本選手が、いい当たりと脚力で 三塁打を稼ぎます(正直、脚力に見惚れました… 好きな選手ってこともありますが、本当にいい脚でした)。 田中選手が四球の後、立教4年田島選手が 田島選手らしい適時打。これで6−0. 個人的にも、これ嬉しかったですよ! 観客もこれが最後のプレーだってわかっているから (立教東捕手のヒットもそうでしたけど) 暖かい声援くれますし。 ここで漆畑選手が併殺となるものの、 後輩が駄目だった時は先輩がフォローするとばかりに 青池選手の適時三塁打。7−0。 更に小道選手が四球&二盗で チャンスを広げます。 さて、ここで東捕手はボテボテの遊ゴロ。 が、東捕手は立教内でも1,2を争う俊足。 そのために焦ったのか、遊撃手が慌てて送球失策してしまいました (失策しなくても内野安打だった可能性があります)。 これで青池選手がホームイン。8−0。 小道選手も本塁を狙いますが、ここは本塁タッチアウト。
 8回表は法大3年小松投手が登板。 鈴木投手みたいな心配はなく、気を抜いて 見ていたのですが… 三振で一死後、ソロホームランを食らいました(苦笑)。 小松投手が食らうとは…。 その後は四球を出したり盗塁されたりしたものの、 法大3年伊藤選手のジャンプキャッチなんかも ありましたし(ファインプレーとまでは 言えないかもしれないぐらい、さらっとキャッチ していました。タイミングはばっちりでした)、 1点だけで抑えました。
 8回裏、六大学選抜は攻撃を緩めません。 明大3年小林選手と松本選手の連続ヒットと、 松本選手のヒットの際に失策が絡んで、 小林選手が三塁へ進みます。 そしてここで、松本選手が二盗を狙います。 捕手が送球している間に、小林選手が本盗。 これが両方とも成功、ダブルスチールで1点追加。9−1。 …松本選手は脚力で私を惚れさせようと しているんでしょうか(違)。
 9回表は慶大3年相澤投手が登板。 内野ゴロと三振二つできっちり締めました。 来年主将なんですよね…頑張ってもらいたいものです。
 試合中も、たとえば一塁コーチャーを 色々な選手がやっていたり(斎藤投手の時は 若干騒ぎになりましたが笑。)、 試合後には皆で喋ってたり写真撮影したり (松下投手なんか観客撮影してたけど…笑) 終始楽しそうでした。
 個人的には松本選手は文句なしだし (打点がないのはいいとします)、 田島選手の最後のヒットも見られたし、 こちらもリラックスしながら見られたので良かったなあ、と。