2006年5月25日:セパ交流戦・ヤクルトvs楽天(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ヤクルト 3 0 0 0 2 1 0 0 X 6

STARTING MEMBER
楽天 ヤクルト
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 鉄平 1 青木
2 高須 2 リグス
3 磯部 3 岩村
4 フェルナンデス 4 ラミレス
5 憲史 5 ラロッカ
6 リック 6 宮出
7 山下 7 宮本
8 カツノリ 8 米野
9 愛敬 9 ガトームソン

PITCHERS
楽天 ●愛敬→有銘→福盛
ヤクルト ○ガトームソン

CHANGE
楽天 愛敬→関川(6回表代打)
関川→有銘(6回裏投手)
有銘→福盛(8回裏投手)
福盛→吉岡(9回表代打)
ヤクルト 岩村→三木(6回表二塁手。それに伴いラロッカ三塁手)
ガトームソン→牧谷(5回裏代打)
ラミレス→飯原(9回表左翼手)

HOMERAN
ヤクルト ラロッカ(1回裏2ラン、愛敬) ラミレス(5回裏2ラン、愛敬)

 この日はヤクルト公式にも出ていた「カラスコ (楽天悪役マスコット)」がやって来ていたので それを見たさに神宮へ。予想通りに試合前に暴れてました(苦笑)
 試合。1回表に磯部選手の打球を宮本選手がファンブルして エラー出塁させたものの、それ以外は全く危なげがない ガトームソン投手に、ヤクルト好調打線が援護。 ラミレス選手の犠飛とラロッカ選手の2ランでいきなり3点で ガトームソン投手を援護します。
 その後は愛敬選手も踏ん張るけれど…5回裏に ラミレス選手2ラン。楽天は5回で愛敬投手を 諦めました。
 その後、2番手有銘投手の替わり端、 ヤクルト打線が襲いかかります。 宮出・宮本選手の連続ヒットと、 米野選手の内野ゴロで一死1、3塁。 なんとここで…ガトームソン投手がまさかの適時打。 6点目が入ります。
 ガトームソン投手は、この日は本当にのっていました。 6回まで1エラー出塁と1四球のみ。 6回裏に自分で適時打もしてしまいます。 そして…6回ぐらいから球場内も徐々に 異様な雰囲気になってきます。
 そして、7回あたりからはどちらからも当たりが消えます。 恐らくはどちらも緊張しているのでしょう (8回に楽天が福盛投手を投入したこともありますが)。 球場内の盛り上がりもどんどん高まります。 そして9回表二死後、球場内から沸き起こる 「リック!」コール。 最後は代打の吉岡選手・鉄平選手・高須選手という 嫌な3人をあっさり打ちとって、 ガトームソン投手のノーヒットノーラン成立! いやあ…まさかそうなるとは…。 丁度20日前に、楽天2軍相手に投げていた 投手とは思えません。しかもチーム事情とはいえ、 翌日に登録抹消されるノーヒットノーラン投手も そうはいないでしょうね。
ノーヒットノーラン成立のスコアボード。