2006年5月20日:セパ交流戦・ヤクルトvsソフトバンク(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
ヤクルト 1 3 0 2 1 4 3 0 X 14

STARTING MEMBER
ソフトバンク ヤクルト
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 大村 1 青木
2 川崎 2 リグス
3 柴原 3 岩村
4 松中 4 ラミレス
5 ズレータ 5 ラロッカ
6 本間 6 宮出
7 松田 7 宮本
8 山崎 8 米野
9 寺原 9 藤井

PITCHERS
ソフトバンク ●寺原→陽→佐藤→倉野→吉武
ヤクルト ○藤井→吉川→松井→坂元

CHANGE
ソフトバンク 寺原→陽(4回裏投手)
陽→仲澤(4回裏三塁手)
松田→佐藤(4回裏投手)
佐藤→荒金(6回表代打)
荒金→倉野(6回裏投手)
倉野→大道(8回表代打)
大道→吉武(8回裏投手)
吉武→宮地(9回表代打)
ヤクルト 藤井→真中(5回裏代打)
真中→吉川(6回表投手)
吉川→土橋(6回裏代打)
土橋→松井(7回表投手)
ラロッカ→三木(8回表二塁手)
ラミレス→飯原(8回表左翼手)
松井→城石(8回裏代打、その後遊撃手)
宮本→坂元(9回表投手)

HOMERAN
ソフトバンク 山崎(5回表ソロ、藤井)
ヤクルト リグス(2回裏3ラン、寺原) リグス(6回裏ソロ、倉野) ラミレス(7回裏3ラン、倉野)

 交流戦スタート。とはいえ、実は既に西武戦は終わっています。 悪天候のため、30分遅く開始でした。
 この日は「岩村デー」。色々イベントはやってましたが、 一番個人的にウケたのは、岩村選手への応援メッセージが 柔道家・総合格闘家の秋山選手だったことでしょうか。 なんか、お互い似た空気を感じるというか…(苦笑)。
 この日の一番のお目当て、ヤクルト先発藤井投手。 毎回走者は溜めていたけれど、最終的に抑えたり、 4回は最小失点に抑えたり(松中選手の犠飛)。 5回に山崎捕手にソロホーマー打ち上げつつも… まあ、5回を2失点ならまずまずでしょう。
 問題はソフトバンク先発寺原投手… というか、ヤクルトの打撃がこの時絶好調だったことも あったでしょうけど。1回は犠飛による1失点。 2回はエラーも絡んだんだけど、その後の リグス選手の3ランで最悪の結果に。 3回は走者を二人背負いながらなんとか失点なく止めるけど、 4回の二死後に走者二人出したところで、王監督が 流石に怒りの交代指示。ここまでで4つの四球は ちょっと多かった。その後の陽投手は 四球一つで更に危険を増大し、慌てて出した佐藤投手は ラミレス選手に2点適時打を食らってしまいます。 二死後、他投手が打たれたせいもあるのか、 この分は寺原投手の自責点に入っていませんが、 3回2/3、失点6の自責点3という成績に なりました。
 5回表。ソフトバンクは反撃に出ます。 前述の山崎捕手のソロホーマーの後、 二死後に川崎選手・柴原選手の連続ヒット。 が…ここでどうして松中選手を抑えられるかなあ、 藤井投手(苦笑)。ぎりぎり踏みとどまってしまいます。
 ヤクルトはこの後も反撃の手が全く緩みません。 5回に佐藤投手から安打に小技(ランエンドヒットの進塁打等)を 絡めて1点もぎとり、6回には替わった倉野投手から リグス選手が先制パンチのソロホーマー、その後 たたみかけるように5本の安打で4点を奪取。 更に7回、やはり倉野投手からラミレス選手が とどめの3ラン(途中に川崎選手のエラーが 入ったので自責点は2点。でもこの川崎選手のエラーは ちょっと可哀相。リグス選手の強襲ヒットだと思います)。 監督がかなりお怒りのようで交代しないので、 倉野選手はこれで7失点(6自責点)となってしまいました。 実は佐藤投手ファンだし、倉野投手も割と好きな方なので 正直ショックでした…。 8回に吉武投手がちゃんと締めてくれた時は嬉しかったです。
 ヤクルトの継投は、ちょっと危なかった吉川投手、 全く危なげのない松井投手・坂元投手で割と綺麗なリレーに。 ソフトバンクは反撃の意欲すらなくしていたかも…。
 個人的には藤井投手の好投は嬉しかったですが… 実は点数の入った時の傘振りは、寺原投手が リグス選手に3ラン食らった時しかやりませんでした。 あまりに切なくて…。