2005年7月12日:パリーグ公式戦・日本ハムvsソフトバンク(東京ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
ソフトバンク 1 4 0 0 0 0 1 1 0 1 8
日本ハム 0 0 0 0 0 0 2 3 2 0 7

STARTING MEMBER
ソフトバンク 日本ハム
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 大村 1 森本
2 川崎 2 木元
3 バティスタ 3 小笠原
4 松中 4 セギノール
5 城島 5 SHINJO
6 ズレータ 6 田中幸
7 カブレラ 7 高橋信
8 宮地 8 小谷野
9 本間 9 金子
P 杉内 P ダルビッシュ

PITCHERS
ソフトバンク 杉内→H吉武→○馬原
日本ハム ダルビッシュ→入来→横山→●トーマス→建山

CHANGE
ソフトバンク 本間→井手(8回表代打、その後右翼手)
宮地→井出(8回裏左翼手)
カブレラ→鳥越(8回裏二塁手)
井手→荒金(9回裏右翼手)
日本ハム 金子→奈良原(7回裏代打、その後遊撃手)
森本→小田(7回裏代打)
小田→稲葉(8回表右翼手)
奈良原→坪井(9回裏代打、その後右翼手)
稲葉→古城(10回表遊撃手)

HOMERAN
ソフトバンク 川崎(2回表満塁、ダルビッシュ) バティスタ(7回表ソロ、入来)
日本ハム 田中幸(3回表3ラン、吉武)

 二週連続東京ドーム。が、この日は三塁側内野指定席。 勿論ソフトバンク杉内投手先発だから。 …日本ハムダルビッシュ投手と言わない辺りが 管理人らしいというか。 というか、個人的にダルビッシュ投手はハム投手陣で 好かない方なので、安心してボコれるというか (強制終了)。
 さて、いきなりソフトバンクは18歳の小僧っ子を ボコにしようとします(笑)。 1回には松中選手の適時打。まあこれはあることですが、 まさか2回に川崎選手のグランドスラムとは…(苦笑)。 流石に驚きました。 が、3回の好機に宮地選手を併殺に仕留めてから、 ダルビッシュ投手が立ち直ったようで、 そこから6回まで無得点。
 7回に日本ハムが二番手入来投手を登板させると、 今度はバティスタ選手がソロアーチ。 これでソフトバンクが0ー6。 試合決まったと思いますよ。
 ソフトバンク先発杉内投手。 6回まではものすごい投球でした。 三振8つ(自分メモより)。1回と3回は 三者連続三振。しかも木元選手と小笠原選手から2三振。 このまま完封ペースか?と思ったのだけど、 正直名前見たらものすごい重量打線な 日本ハム、このまま黙っていませんでした。 魔の七回。SHINJO選手・田中幸雄選手・高橋信二捕手・ 小谷野選手と、こんな下位打線反則、と思われる面々に 連続安打マシンガンを食らい、2点献上して降板。 まだ2ー6なのに、思えばこれがソフトバンクの悪夢第一歩。
 8回に日本ハム横山投手がワイルドピッチで 1点献上してくれているのに、前の回に ぴしゃりとシャットしてホールドゲットした ソフトバンク二番手吉武投手が、 なんと田中幸雄選手に3ラン。7ー5。 そして8回、やはり前の回シャットした三番手馬原投手が 9回二死二、三塁で打者小笠原選手という、日本ハムファンには たまらない場面を作り、見事に同点適時二塁打を打たれます。 土壇場で同点です。ソフトバンクファンには痛い場面ですが、 でも実は、最悪のサヨナラ負けは逃れたのでした。 何せ、小笠原選手の打球はフェンス直撃で、あと少し 延びていたら逆転サヨナラ3ランだったのですから…。 その後は馬原選手もきっちり抑えて、延長戦へ。
 ところが。10回表は日本ハムに悪夢が。 最初の小笠原選手のボール後逸エラーは、 木元選手が直後にファインプレーで打球に飛びつき 併殺にして、全く問題ない二死にしたのです。 そこからソフトバンクの打順は、鳥越・ 井出・荒金選手という、守備固めで出ていた メンバーでした。…そこで鳥越選手と 井出選手が粘って四球。日本ハム四番手トーマス投手を 引きずり下ろし、五番手建山投手を慌てて出させたら、 まさかの荒金選手の適時二塁打! 10回裏は馬原投手が汚名返上三人斬りで逃げ切り。 なんだか、最初から最後までありえない試合でした。
 なお、この日は木元選手の上記のプレーが 出ましたが、2回裏のソフトバンク本間選手のジャンプキャッチ、 5回表の小谷野選手がベルト切れながらも(笑) ダイビングキャッチ等、いい守備は多かったです。 でも、どうやらこの日、ソフトバンク城島捕手が 肩を痛めていた模様…日本ハム森本選手を 盗塁刺殺したあれかなあ…。