2006.01.08　第８回V1リーグ小金井大会
２日目

　前日警視庁を３−０にいてこましたＥＫＧ。 前日ジェイテクトとフルセットの激戦の末倒した近畿クラブ。 個人的にはまだ強さを測る段階でしたが…。
　ＥＫＧ。大きいです。でもってそのくせ、 レシーブが凄く硬いです。 全員レシーブが巧いのは、９人制チームを 兼ねているせいでしょうか。 勿論、内定選手で入ったけどパンフには載っていない 国際武道大４年・井上選手の力もあると思いますよ （試合中は井上選手だと気づいていなかった…汗）。 攻撃力も、小川選手を中心に抜け目ないし。 今回見たチームの中では一番力が上のように見えました。 悔しいですが。
　近畿クラブ。TOYO TIREを前身にしてるけど、 TOYO TIREのメンバーはあまり残っていません。 吉田選手は一応元TOYO TIREだけど、 暫くチームから離れてたし…。 ほぼ新加入の目で見ています。 こちらも結構大きい。が…プレーはちょっと荒め。 波がある部分が前身のTOYO TIREを思い起こさせました。 まだ若いメンバーだということもあるでしょうけど…。 第３セットは終盤までリードしてましたが、 ＥＫＧが落ち着いて逆転しまいました…。

　この試合。警視庁はともかく、ジェイテクトがちょっと…。
　警視庁。暫く不動だったスタメンセンターに異変が。 成毛選手がベンチからも外れ、新人・平林選手が加入！ 正直、青学をずっと応援してきた身には、飛び上がるほど嬉しかった！ でも、成毛選手は一体…体調が悪いのでしょうか。 試合内容としては、正直、ジェイテクトの問題かな？と思わせることが ありましたが…。それにしても、まずサイド３選手が絶好調。 記録的には、堀江選手と幸田選手の打数が あまり変わらないというところで、好調振りがわかるでしょうか。 大川選手も攻守にわたって好調（記録的にもスパイク決定率５０％越え）。 そしてこの日は、米山選手のレシーブが素晴らしく良かったです。 反田選手の強烈なスパイクを何本拾ったんでしょう…。 一方悪い部分。平林選手はまあ、新人だし及第点だけど、 福田選手が絶不調。クイックがひどかった…。 たまたまサイドが良かったから救われたとはいえ。 サーブは良かったんですけどねえ。 あと、第３セットの交代はちょっと納得いきません。 堀江選手を下げるところまではいいけど、 下田選手を投入しても流れが変わらないのなら、 堀江選手を戻すこともできたはずだし、 まだ３点差でなんとかなるところを、守備型の松本選手を 攻撃型の幸田選手と交代させたり。 勿論、出てきた下田選手・松本選手が頑張ってくれたら 良かったとも言うのだけど…。
　ジェイテクト。元豊田工機が、会社合併で名称変更。 最初は後藤選手がスタメンであれ？と思いました。 なんだか、ちょっとレシーブがぶれるとトスもおかしくなるし。 で、野沢選手が出てきたのだけど…なんだかトスが 不安定。どうしちゃったんだ…？ 加えて、第１セットは反田選手も絶不調で、 あっさりセットを落とします。 で、次々選手を替えていくジェイテクト。 結局、第３セットは上村選手・旋選手と 割とベテラン揃いの選手が揃いました。 第３セット、選手達から「Ｂチームだ」と聞こえてきましたが（苦笑）、 このメンバーが一番良く回りました。 ある程度トスが不安定でも、旋選手も上村選手も、 ちゃんと打ててしまうんですよね。ベテランの味でしょうか。 特に、旋選手は外国人選手ということで、パワーを警戒しましたが、 とにかく技巧派の印象を受けました。 なので、第３セット以降はそこそこいい試合になってましたよ。 第４セットは警視庁に勢いで押し切られたかな？