2005.05.22・関東大学春季３部リーグ
最終日

　この試合。明暗をわけたのは… やっぱり青学がなあ…。
　慶応。１年（ちなみに秋入学制度で 入ったそうで、これが２季目になるので しょうか）中村選手が入ったのは 大きかったですね。東亜学園高バレー部 出身者のようですから。あのキレの あるスパイクは流石。 ３年村田慎吾選手頼りになるかと 思われた予想を覆してくれました。 ２年石川選手の成長も見られます。 ただ、やっぱりミスは多いので、 そろそろ下位入替戦のない状態に したいでしょうね。その前に 入替戦ですが。
　青学。第３セットまでは頑張っていました。 が…第４セットは最初に 慶応側のサーブにやられたら、 立ち直る姿を全く見られず。 それはちょっとなあ…。 今年はある程度覚悟はしていて、 入ってきた１年のメンバーを見て、 もう今季は育成だな、と。 今までセッターが良かった分、 今度はアタッカーがセッターを フォローできるような力を 期待しています。 あと、１年丸島選手は このままスケール大きく 育ってくれるとありがたいですね。

　どうも後半は失速気味な桜美林。 産能が落ち着いて倒した感じでしょうか。
　産能。今季はあまり破綻した 場面を見ません。チームとして うまくまとまっていて、 安定感があります。 まあ、まとまりすぎて特徴が 掴みにくいチームではありますが。 最初は３年柴原選手のスパイク攻撃が 比率が高かったように思いますが、 だんだんバランス良くなった気がします。 ３年枝選手が巧く散らしてるのかな？
　桜美林。久々に３年上広選手が 復活しましたが、動きは今一つ。 故障してたんですかね…。 で、実はこの日は３年村野選手を ベンチからも外していたのですが、 なんとなく、４年木村選手と ３年能勢選手が、コンビがあっていない感じ。 ３年高橋選手とはあうのですが。 第３セットはリードしていたようなのですが、 いきなり崩れてそのままいってしまいました。 閉会式で注意されたり、結構この日は散々でした。
　そうそう、閉会のことばで、 桜美林は今季最初の試合で 審判からクレームを受けて、 なんらかの処分が下るかもしれないと いう話もされていました。 ただ、言わせてもらえば、今季の審判は 本気でひどいと思う場面が何度もありました。 学生が文句言いたくなる気持ちもわかるんですよ。 そりゃ勿論「来てもらってる」わけですけど、 だからといって適当なジャッジしてもらっても。 別に桜美林を庇う気はないですけど、 どうしてそこまで桜美林がマナー 悪くしたかも、少しは考えて くれているのでしょうか。 審判は３部だけジャッジするわけじゃないし、 きっとその先レベルの高い試合にも 選ばれることがあるんですよね。 そういうところできちんとしてないと、 通用しませんよ。