2004.9.05・第20回関東9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会
2日目

 組み合わせ知らないまま、出場チームも知らないまま 行ってみました(苦笑)。まあ、場所が立川なんで 行きやすいこともありましたし。
 とりあえず住友電工横浜と横河電機が 見られたらいいなと思っていたんですが、 そうしたら見事に2日目の1位リーグでした。 しかも1位リーグのもう1チームが日本精工。 見ろと言わんばかりですね(苦笑)。 JT東京の2位リーグには驚きましたけど。 日本精工に負けたようです。
 というわけで、私の主な観戦は1位リーグ。 レポも1位リーグの3試合です。
 余談を少し。2位リーグもちょっと気にはなりました。 JT東京の圧勝ではあったんですが、 まさかニコンが2位リーグとは…。 東京電力埼玉が(恐らく国体で選手をとられてて) 各大会出てないんですが、その代わりに 上がったとしても立派。 いつの間に強くなったのかな、と思ったら、 早大OBの吉岡選手が入部してました。 その他、JT東京には元JTサンダースの伊勢選手も 参加して、これで元JT組が4選手に… (ここに日本精工が勝ってるのってすごいのでは…)。 あと、今回3位リーグだった十和運送には、 中院大OBの赤荻選手と中院大→ヴェルディの 篠田選手が入部しています。


Aコート第2試合(1位リーグ)・住友電工横浜vs日本精工
Aコート第4試合(1位リーグ)・横河電機vs日本精工
Aコート第6試合(1位リーグ)・住友電工横浜vs横河電機

Aコート第2試合・住友電工横浜vs日本精工

スタメン 住友電工横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月
     日本精工:セッター=宮城 サイドアタッカー=甲斐&柳沢
     センター=高瀬 ハーフセンター=斉藤&増山
     レシーバー=真保&加藤&山里

第1セット
交代:なし
<22−20>

第2セット
交代:住友電工横浜・香月→柳橋(ピンチサーバー)
   日本精工・山里→和田
<21−15>

 9人制だけ見て(あ、堀越選手は6人制から 知ってるけど)好きになった住友電工横浜。 6人制時代をよーく知ってる日本精工。 ある意味、9人制と6人制を代表してるような、 対照的なチームなのかもしれません。
 日本精工のメンバーに言及しましょうか。 以前も紹介していますが(1年前の同リーグレポ参照) 今回も更に2部リーグではお馴染みのメンバーが入っています。 中院大→ヴェルディの柳沢選手。 産能大OBの加藤選手。国士館大OBの宮城選手。 一時期国士館大でプレーしていた増山選手。 ますます2部オールスターの様相を呈してきました(苦笑)。
 試合としては、9人制に慣れているか どうかが分かれ目になっていると思います。 正直、攻撃力は日本精工の方が上でしょう。 ただ、オーバーネット等の反則が多めに出てしまいます。 住友電工横浜は、第1セットは慌てたものの、 以降は落ち着いた対処をしていました。 最後の方には、柳沢選手や甲斐選手のスパイクを 平気で拾ってましたし。 日本精工のレベルアップは、ハーフセンターの 斉藤・増山選手をどこまで使い倒すかに かかってくるかもしれません。 この二選手が完全に9人制に馴染んだら…怖いです。


Aコート第4試合・横河電機vs日本精工

スタメン 横河:セッター=石田 サイドアタッカー=牧&関根
     センター=小林 ハーフセンター=香月&谷川
     レシーバー=中川&清水&増田
     日本精工:セッター=宮城 サイドアタッカー=甲斐&柳沢
     センター=高瀬 ハーフセンター=斉藤&増山
     レシーバー=真保&加藤&山里

第1セット
交代:横河・小林→池田(ピンチサーバー)
<21−15>

第2セット
交代:なし
<21−17>

 久々の横河。新加入の早大OB小林選手は 知ってましたが…一番驚いたのは、谷川選手と 牧選手のポジションコンバートでした(汗)。 確かに牧選手はサイドの方が生きるとは 思ってましたが…谷川選手のハーフセンターは まさかまさか、です。
 ある意味、よくチームカラーが似たチームかと 思います。攻撃力高くてレシーブは微妙(苦笑)で みんな大卒の故に6人制暦が長い。 ところが…横河の方がレシーブ・ブロックに 一日の長がありました。特にブロックは、 あれを日本精工がやろうとするとオーバーネットを とられてしまうでしょう。本当にぎりぎりの ところまで腕に前を出して、という感じです。
 それにしても横河、久々に見たら、 レシーブ巧くなってると感じましたね。


Aコート第6試合・住友電工横浜vs横河電機

スタメン 住友電工横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月
     横河:セッター=石田 サイドアタッカー=牧&関根
     センター=小林 ハーフセンター=香月&谷川
     レシーバー=中川&清水&増田

第1セット
交代:なし
<21−14>

第2セット
交代:横河・小林→池田(ピンチサーバー)
<17−21>

第3セット
交代:なし
<21−13>

 住友電工横浜と横河。ここのところ 何度も見ている対戦です。
 そして、横河はここ暫く、住友電工横浜を 苦手にしています。住友電工横浜の 速い攻撃に、自慢のブロックが つききれないんですよね。 この日も最初はそんな展開。 更に最初は、住友電工横浜のサーブが決まりまくってました。 第2セットは住友電工横浜のレシーブを、横河の 強烈サーブが崩しにかかって逆に取り返し。 ところが第3セットは、またもや住友電工横浜ペースでした。 住友電工横浜側に、すごくいいレシーブが何本も出てましたしね。 横河も粘っていたんですが、最後にはやられてしまう ような感じでした。
 それにしても、横河谷川選手といい、 住友電工横浜三橋選手といい、 ハーフセンターというよりは「第3のエース」が 本当にかっこいい対決でした。