2004.05.08・関東大学春季２部リーグ
７日目

　あー…圧勝、しそうでしそこない、のような。
　農大。相変わらず堅い守りからのコンビバレーが 光っています。落ち着いていました。 このチームは３年倉橋選手にちゃんとレシーブが返れば、 どうにかなるチームです。ただ、裏を返せば、倉橋選手が トスをあげないと、ちょっと成功率悪いかなという気もします。 他チームにとっては、いかにサーブレシーブを 崩していくかが鍵になるでしょう。
　青学。この日は珍しくサーブレシーブが不安定。 ２年中村選手がちょっと調子を落としていたのかも （スパイクもあまり決まってなかったです）。 敗因はそれだけです。 結構最後は噛み付かせてもらいましたけどね。 まあ、ちゃんとした試合内容より、途中で３年店網選手が 足を痛めるアクシデントが発生して、正直そっちが 心配でしょうがなかったんです…。 ちなみに青学、試合終了後に、次の試合の 練習中に隅の方でサーブレシーブ練習してました。 これが実になるといいなあと祈らずにいられません。

　国士舘、最初は調子良かったんですけどね…。
　大東大。このチームはサーブが入ると本当に怖いです。 ２年吉田選手も怖いですが、３年橋本選手も相当怖いです。 この２選手にかなりやられたんじゃないでしょうか。 あと、以前よりも、２年西片選手を センターではなくサイドアタッカーとして 徹底的に使ってきますね。西片選手もかなりの打ち屋に なってますし。
　国士舘。大東大のサーブがあまり入らなかった 前半は、きっちりしたコンビバレーができていました。 特に３年田中選手が大活躍。４年利根川選手が 目立たないぐらい打ってました。あと、 この日初めて見た３年石井選手も、なかなか よく打っていましたし。 ところが…後半になって大東大のサーブが 入ってきて崩されたせいか、それとも疲労したのか、 だんだん利根川選手の比率が高くなってしまって…。 一人に絞られると辛いですよね…。

　競り合ってた試合ではあります。 ただ、競り合ってる最中に、お互いミスが多かったような 気もして、いまひとつぴりっとしない展開。
　明大。久々に３年石川選手がリベロに復帰。 それに伴い、２年宮島選手が堂々とスタメンレフト。 これで誰かサイドアタッカーが調子を落としたとしても、 ２年橘田選手がすぐにでも交代できるわけで （実際この日は３年村上選手と交代しましたし）。 層が厚くなったのは事実です。 そして、随分元気よくなった気がします。 今までおとなしいと感じていたチームなので、 これは好材料かなと。
　中院。連休明けに唐突にセッターを交代してきました。 いきなり一年の山口選手を抜擢とは…。 でも、確かにトスはちゃんとあがっていました。 ただ…４年稲田選手が決まってないのが気になります。 ２年岩井選手がそれこそ縦横無尽に頑張っている気がして （１年宮澤選手は及第点ですが…）。 この日、岩井選手が足を痛めかけた一幕もあったので、 より一層稲田選手の奮起を求めたいのですが…。

　怖い試合でした。いや、本当に怖い…。 最近一部見てないからわからないですけど、 多分通用するんじゃないかな？というぐらいの試合。
　専大。この日逃げ切れたのは…ブロックでしょう。 あんなに武大のスパイカー陣をブロックしまくるのは 専大ぐらいかなと。恐ろしいことに、切り返されて ピンチのところで、平然とブロックが出るんですよね。 あと、セッターが１年岩田選手に固まりましたが、 上級生に対して萎縮せず、あれだけ言葉が出る選手だからこそ なのかもしれません。トスもいいですし。 あと、１年米原選手のプレーには脱帽します。 どこからあんなにいいリベロを見つけてきたんですか…。
　武大。あれだけブロックを食らったといえども、 ４年西尾選手の打ちっぷりには脱帽します。 やっぱり凄いですね…高くて強くて速い。 主将木内選手はいまひとつ決めにくかったようですが （何せ相手がかなりのブロック力でしたから…）。 その分、サーブは凄かったですけど。 ４年前田徹也選手と二人で何点稼ぎましたかねえ。 あ、あと、４年小宮選手のサーブも本当に 怖かったです。レシーブもいいんですよねえ…。