2003.12.14・第18回櫻田記念
全日本9人制バレーボール
実業団選抜男女優勝大会
2日目

 櫻田記念2日目=上位下位トーナメント制。 また9人制のパンフを持っていくのを忘れました(汗) 学習能力ゼロです…。
 さて。上位トーナメントは 第1・2・4・5試合目。 下位トーナメント(奇しくも 4チーム全て電力会社…しかも 全部地方が違う苦笑)は第3・5試合目。 とりあえず、上位は住友電工横浜狙い、 下位は東京電力埼玉狙いで観戦。 …まさか、対戦のなかった第2試合以外、 全試合で見られるとは思ってもおらず(汗)。
 というわけで、2日目のレポは 住友電工横浜&東京電力埼玉中心で。 リコーがありません。…朝イチの試合に 「電工横浜vs横河」「電工vsリコー」という 見たいチームトップ4をもってきた 組み合わせを恨んでください(苦笑)。


上位1回戦・住友電工横浜vs横河電機
下位1回戦・東京電力埼玉(vs九州電力鹿児島)
上位準決勝・住友電工横浜vsJT東京
下位決勝・東京電力埼玉(vs北陸電力)

上位1回戦・住友電工横浜 vs 横河電機

スタメン 住電横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲地&岡&香月
     横河:セッター=石田 サイドアタッカー=関根&谷川
     センター=池田 ハーフセンター=香月&遠藤
     レシーバー=中川&清水&増田

第1セット
交代:なし
<12−21>

第2セット
スタメン 住電横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲地&岡&香月
     横河:セッター=石田 サイドアタッカー=関根&谷川
     センター=池田 ハーフセンター=香月&遠藤
     レシーバー=中川&清水&増田
交代:住電横浜・谷本→柳橋(ピンチサーバー)
   横河・池田→牧(ピンチサーバー)
<21−19>

第3セット
スタメン 住電横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲地&岡&香月
     横河:セッター=石田 サイドアタッカー=関根&谷川
     センター=池田 ハーフセンター=香月&遠藤
     レシーバー=中川&清水&増田
交代:住電横浜・伴→柳橋(ピンチサーバー)
   横河・池田→竹内
<21−19>

 1セット目を見て…絶対勝てないって思ってましたが… 住電横浜は本当に横河に相性がいいですねー (横河から見たら「相性が悪い」かな?)
 第1セットはぼろぼろだったんですよ、住電横浜。 が、第2セットぐらいから…横河に変に ミスが出てきて。池田選手はクイック決まらなく なっちゃって、竹内選手に交代してしまいました。 住電横浜は三橋選手があまり調子よくなかったんですが、 谷本選手&鈴木選手の両エースと、 堀越選手が大活躍でした。 堀越選手は攻撃もさることながら、 サーブも破壊力抜群でしたしねー。 勿論横河も、そんな簡単には勝たせてくれません。 第3セット、20−19の時に谷川選手にサーブ順が 回ってきて、案の定サーブレシーブがダイレクトで 横河に返ってしまって、 ジュースを覚悟してたんですが… まさか谷川選手のスパイクを、三橋選手が ブロックしてしまうとは…! こういうことってあるものですねえ…。


下位1回戦・東京電力埼玉 (vs九州電力鹿児島)

スタメン セッター=星野 サイドアタッカー=宮澤&寺内
     センター=中村 ハーフセンター=里&高村
     オールラウンダー=渡辺 レシーバー=島田&照沼

第1セット
交代:なし
<28−26>

第2セット
スタメン セッター=星野 サイドアタッカー=宮澤&寺内
     センター=中村 ハーフセンター=里&高村
     オールラウンダー=渡辺 レシーバー=島田&照沼
交代:なし
<21−19>

 まさか勝てるとは…第2号。 確か、第1セットは6点差ぐらいで 負けてたんですね。それをよく 縮めました。宮澤選手の調子が良くて、 寺内選手もなんとか踏ん張ってくれた おかげです。中村選手のクイックも 良かったですねー。 島田選手のサーブも、またいいところで 決まったり崩したりしてくれました。 島田選手、サーブ巧くなったと思います (昔はサーブ順一番じゃなかったはず…)


上位準決勝・住友電工横浜 vs JT東京

スタメン 住電横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲地&岡&香月
     JT東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&斉藤
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田

第1セット
交代:なし
<21−18>

第2セット
スタメン 住電横浜:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=原田 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲地&岡&香月
     JT東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&斉藤
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
交代:住電横浜・谷本→柳橋(ピンチサーバー)
<21−18>

 横河を破って勢いづいた住電横浜。 相手が…中部徳洲会病院(実は今大会、 このチームが一番怖かった!)を破った、JT東京。 どっちも勢いがあるか…と思ったら… いやあ…まさかなあ…第3号。
 JT東京は、今年から、JTの6人制で やってた斉藤選手が参加。しかも 6人制でやっていたセンターではなく、 エースで…。195cmは9人制では ほぼ未知の領域と言っていいでしょうね (それにしても、当時の中大4年生の センターが、今年で2選手とも6人制やめちゃう なんてなあ…閑話休題)。 正直、住電横浜のブロックは届かないんじゃあ?と 思ってましたが…何回かブロック出てましたねえ。 JT東京が苦しくなったのは、サーブレシーブが いまひとつだったこと。そして、 ブロックを絞りきれなかったことでしょうか。 住電横浜が随分いい攻撃をしてました。 三橋選手の打数も増えてきましたし、 何より堀越選手がこの試合も大活躍でした。 原田選手のクイックもなかなか良かったです。 谷本選手&鈴木選手も楽になったことでしょう。
 決勝戦のレポはありませんが、 住友電工相手にフルセットまで やったのは立派です(最後は力負け してしまいましたが…)。 敢闘賞は三橋選手が受賞してました。 決勝は第3セットだけ観たのですが、 確かにこの日一番決勝が良かったですかね (でもまだまだ、こんなもんじゃないですよ? 三橋選手は…)。個人的には堀越選手でも 良かったかなあ…。堀越選手は管理人が 高校時代(佐賀商高)から見ている選手で、 勿論前から良かったんですけど、 本当にいい選手になりましたねー。 なんか嬉しいです。


下位決勝・東京電力埼玉 (vs北陸電力)

スタメン セッター=星野 サイドアタッカー=宮澤&寺内
     センター=安達 ハーフセンター=里&高村
     オールラウンダー=渡辺 レシーバー=島田&照沼

第1セット
交代:なし
<6−21>

第2セット
スタメン セッター=星野 サイドアタッカー=宮澤&寺内
     センター=安達 ハーフセンター=里&高村
     オールラウンダー=渡辺 レシーバー=島田&照沼
交代:なし
<21−18>

第3セット
スタメン セッター=星野 サイドアタッカー=宮澤&寺内
     センター=安達 ハーフセンター=里&高村
     オールラウンダー=渡辺 レシーバー=島田&照沼
交代:なし
<14−21>

 下位決勝の相手が北陸電力。 …北陸電力と言えば、上位にいたって 全然おかしくないチームです。 今回、一番キツいグループ(住友電工・JT東京と同じ)に 当たってしまったというのが一因(今回、優勝チームに 3位チームですからねえ…)ですが、 どうやらメンバーも普段とは違っていたそうで…。 …東電埼玉、金星のチャンスだったんですけど(苦笑)。 ちなみに東電埼玉も、センターが代わっています。 中村選手もベテランですから、疲労だったのか それともどこか痛めてしまったのか、 若手を育てようとしたのか、どれかは分かりませんが。
 で…第1セットは本当にどうしようかと 思いました(汗)。北陸電力のエース・西藤選手に やられまくりました。スパイクもサーブも。 西藤選手、本当に怖かったです(汗)。 で、西藤選手にマークすると、 坂選手等、真ん中から決められちゃいますしね。 第2セットとれたのは、サーブレシーブが安定した からでしょうね。結構このセットは互角でした。 第3セットはまた逆戻りです…(汗)。 かなり悲しい試合でした…。