2003.5.11・関東大学春季２部リーグ
８日目

　２度目の対戦は…大激戦のフルセット。 青学が逃げ切りました。
　青学。この日は４年五十嵐選手様々でしょう！ サイドからのスパイクは殆ど五十嵐選手が 打って決めていました。逆に、４年伊藤選手の スパイクが不調だったんですが…。 実はこの日は、どうもスパイカーとセッターの 呼吸が合っていないようでした。勝てたのは 五十嵐選手と、青学らしい粘りのつなぎと、 今季はやたら調子のいいサーブでしょうね。 伊藤選手はこちらの方は絶好調でした。 あ、センターのブロックがいいところで 出たのもありがたかったですね。
　明大。前回の対青学戦より、雰囲気が 良かったです。そのせいもあって、 レシーブの粘りも青学を上回るほどでした。 で、センター陣のクイックがとにかく良かったです。 逆に、サーブで崩されてしまうと、クイックが 使えなくて、リズムに乗れないところはあったでしょう （決してサイドが悪いということではなく、 センター中心で動いてたためのリズムの崩れだと 思います）。第５セットは青学のサーブが 序盤に炸裂して、結局追いきれませんでしたが… 決して状態は悪くないでしょう。

　昨日フルセット負けと聞いて、専大の状態が 気になったところだったのですが… まさかまさか、国士舘をストレートで撃破。
　専大。この日は…武大や中院が 「この日の専大と当たらなくて良かった」と 思う内容かもしれません。 両輪である３年堀川選手＆１年早川選手が、 スパイクにサーブに大爆発。 サーブは更に、２年溝口選手も大爆発。 正直、手のつけようがなかったです。 第２セットは早川選手のサーブで 完全に引き離してました。 …すごい１年生をとってきたものですね…。 更に、専大のサーブがいいということは、 そこで国士舘が２段トスになると、 専大の非常に堅いブロックが 待ち構えてますからね…。 最初眠かったんですが、もう途中で目が ぱっちりでした（苦笑）。すごすぎて。
　というわけで国士舘。この日は サーブにブロックに餌食にされてしまいました。 正直、この点差まで食い下がれたのは、 粘り強い国士舘の力だと思いますよ （他のチームだったら、 一方的ゲームになりかねないので…）。 この日は、４年金子選手がスパイクとサーブで 頑張っていたと思います。

　中院は…上位リーグで良かったかもしれません。 下位での厳しい試合を戦うには、現状況では厳しいです。
　武大。あまりにいつもの通りだったので 特に言うべきことが…。 どちらかといえば、この日はサイドスパイカーの イメージが強いです。
　中院。主将の赤荻選手と、今季割と好調のセンター・ ３年窪田選手がベンチ入りしていません。 そして、突然、スタメンライトの３年黒岩選手を、 センターにコンバート （元々センターの選手ではありますが）。 武大が大型だったからでしょうか？ …が、これがあまり功を奏したようには 見えませんでした。トスとスパイカーも あまり合わず、３年稲田選手だけが 孤軍奮闘している１・２セットでした。 第３セットは黒岩選手をライトに戻し、 トスもあってきたのもあったのか、 そこそこいい試合はできましたかね。 ただし、これで中院は４位決定です。