2003.3.2　第５回V1リーグ稲城大会
２日目

　愛知ダービー。前日のことを考えると… 正直、ここまで競る試合になるとは思いませんでした。 大同、ごめんなさい（汗）。
　工機はこの日は…何か、荒かったです。 ミスが多かったです。土曜日の疲れが残っていたのでしょうか？ 前日よりは勢いが落ちていました。大同に かなり競られてましたし。ただ… 劣勢からでもブロック連発で追いついてしまえるのが 強い。第２・４セットはその典型的パターンでしたね。
　大同。第２セットから上野選手を入れて、攻撃の的が 散らばったのが良かったような気がします。 特に、この日は西久保選手が奮闘しました。 上背があるとは言えない（１８３ｃｍ）ですが、 第３セットは追いつかれそうになったところを、 彼のスパイクで押し切ったので。 ただ、このチームはやはり全員攻撃の道を 目指した方がいい気はしますね。 ８位で終ってしまい、 入替戦は対富士通になるのでしょうか？ 何度か試合をしている相手、でも選手は 何人か変わっている相手。 どっちも、頑張れますように。

　この試合は…いやあ、Ｎ神が本当に頑張ったと 思います。正直、この日はヴェルディだってかなり 良かったのに、Ｎ神も負けてなかったです。
　先にＮ神のレポを。この日はとにかく、 ボールが上がりました。また、二本目の トスが綺麗にあがったりして、それを綺麗に 廣重選手が打ちこんだりしてましたから。 センター陣のクイックもいいし、堀選手も 巧く決めてくるし、そして皆で拾いまくるから、 かなりレベルは高かったですよ。後半は 吉田選手がかなり燃えていましたね。 センターからサイドから打ちまくるシーンもありました。
　さて、自動車が敗退したという情報が体育館に入ったのが 試合前。燃えないわけがないのがヴェルディ。 この日は、最初は友野選手が引っ張りました。 友野選手のクイックやブロックは本当に冴え渡ってました。 高橋洋史選手も最初から最後までエンジン全開。 ボールを追いかけまくる姿はいつもでしたけれど、 ダイレクトスパイクを打った時はびっくりしました（大抵、 そういう時は他の選手にトスをあげることが多いですから）。 石田選手は普段通り、吉田選手はいまひとつ…だったのですが、 後半になってから二選手とも全開になってきました。 吉田選手は静かに、速くてキレのあるスパイクを叩き込み、 石田選手は久々に、バックアタックを何本も叩き込んでいました。 高橋洋史選手がトスをあげたところに迷いもなく バックから飛び込んでくる姿、久々ですよ、本当に。 そしてこの日は…ピンチサーバー陣が頑張りました。 田中選手も一本サービスエースを決め、 そして山中選手は…ヴェルディに勢いを持ってこれる、 エンドラインギリギリのフローターサーブを、何本も 打ち込んでいました。全員で頑張ったからこその 入替戦への切符。さあ、入替戦はどうなるでしょう？