2003.1.25 第23回地域リーグ東部・神奈川大会
1日目

 神奈川大会。お膝元で 富士通、今期初観戦です。
 が…今日は土曜日で3試合あるというのに、 終わった時間が先週の日曜と変わりませんでした… うーん…。ちなみに、この日は富士通が2試合です。

第1試合・富士通vs東京海上第2試合・東京トヨペットvs新日鐵君津第3試合・富士通vs東京三菱銀行

第1試合・富士通 vs 東京海上

ベンチ入り 富士通:武田・植木・浅倉・成岡・倉沢・川嶋・
      重永・中野・宿利・佐々木・野沢・小森谷
      海上:南・池田・横井・橋本・原・久保田・
      堅田・清瀧・小寺・関口・稲垣

スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=川嶋&宿利
     レフト=重永&佐々木 ライト=倉沢 リベロ=中野
     海上:セッター=原 センター=横井&橋本
     レフト=南&関口 ライト=久保田 リベロ=堅田

第1セット
交代:富士通・野沢→成岡
   海上・関口→稲垣(ピンチサーバー&レシーバー)  南→小寺(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−20>

第2セット
スタメン 富士通:セッター=成岡 センター=川嶋&宿利
     レフト=重永&佐々木 ライト=倉沢 リベロ=中野
     海上:セッター=原 センター=横井&橋本
     レフト=南&関口 ライト=久保田 リベロ=堅田
交代:富士通・成岡→野沢  宿利→小森谷  重永→植木  川嶋→武田
   海上・関口→稲垣(ピンチサーバー&レシーバー)  南→小寺(ピンチサーバー&レシーバー)
<21−25>

第3セット
スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=宿利&小森谷
     レフト=植木&浅倉 ライト=武田 リベロ=中野
     海上:セッター=原 センター=横井&橋本
     レフト=南&関口 ライト=久保田 リベロ=堅田
交代:海上・関口→稲垣(ピンチサーバー&レシーバー)  南→小寺(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−12>

第4セット
スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=宿利&小森谷
     レフト=植木&浅倉 ライト=武田 リベロ=中野
     海上:セッター=原 センター=横井&橋本
     レフト=南&関口 ライト=久保田 リベロ=堅田
交代:海上・関口→稲垣(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−11>

 びっくりでしょう。海上、富士通から 1セット奪取!
 富士通。最初は…おなじみのメンバー。 氏原選手がベンチから外れていてびっくりでしたが… 富士通は2試合あったので、温存の意味もあったのかも しれません。で、別にベテラン組でも大丈夫だったのですが… 第2セットはコンビミスが出ました。成岡選手のトスが 合わなかったですね。で…第3セット以降のこの点数。 このスタメンには、第3試合のレポで語りましょう。
 海上。実はこの日は関口選手の 調子がいまひとつだったのですが、 第2セットは久保田選手がスパイクでかなり 頑張っていました。あとは海上の 「フローターだけど実は凄いサーブ」を 打つ原選手や横井選手、そしてピンチサーバー陣・ 稲垣選手や小寺選手がかなり冴えていました。 第3セット以降は…対応できませんでした。残念ですが。 第2セットの勢いを続けて欲しかったなあ。


第2試合・東京トヨペット vs 新日鐵君津

ベンチ入り トヨペ:三井・水野・佐藤・山口・中沢・新妻・
      田中(淳一)・梅沢・出口
      君津:下山・大久保・瀧口・五戸・岸・遠藤・
      田中・稲村・真木・福士

スタメン トヨペ:セッター=三井 センター=山口&梅沢
     レフト=水野&田中(淳一) ライト=中沢 リベロ=佐藤
     君津:セッター=下山 センター=五戸&岸
     レフト=大久保&田中 ライト=瀧口 リベロ=遠藤

第1セット
交代:トヨペ・梅沢→新妻(ピンチサーバー)  中沢→出口(ワンポイントブロッカー)
<25−22>

第2セット
スタメン トヨペ:セッター=三井 センター=山口&梅沢
     レフト=水野&田中(淳一) ライト=中沢 リベロ=佐藤
     君津:セッター=下山 センター=五戸&岸
     レフト=大久保&田中 ライト=真木 リベロ=遠藤
交代:トヨペ・梅沢→新妻(ピンチサーバー)  中沢→出口(ワンポイントブロッカー)
   君津・真木→稲村(ピンチサーバー)
<27−25>

第3セット
スタメン トヨペ:セッター=三井 センター=山口&梅沢
     レフト=水野&田中(淳一) ライト=中沢 リベロ=佐藤
     君津:セッター=下山 センター=五戸&岸
     レフト=大久保&田中 ライト=瀧口 リベロ=遠藤
交代:トヨペ・水野→新妻
   君津・瀧口→真木
<25−16>

 君津も…もう少し、というところだったんですが。 ミスの多さが目立った試合になってしまいました。
 トヨペ。最初は水野選手の調子が上がりませんでした。 田中淳一選手の安定感のあるスパイク&強いサーブと、 全員が得意のブロックで踏ん張っていたような気がします。 第3セットは調子をあげてきて、 手がつけられないほどになっていましたが…。 あと一つ気になるのですが、新妻選手の調子が いまひとつですね。サーブが全然入らなくて(汗) ピンチサーバーとしてはちょっと…。
 君津。この日はコンビミスが多かったです。 下山選手の調子が悪かったのと、 トヨペのブロックで気を挫かれたかな…と。 第2セットは多少持ち直したんですけど、 最後の最後にしっかり締めてきたトヨペに やられてしまいました。


第3試合・富士通 vs 東京三菱銀行

ベンチ入り 富士通:武田・植木・浅倉・成岡・倉沢・氏原・
      重永・中野・宿利・佐々木・野沢・小森谷
      三菱:谷崎・田中・谷口・宮本・岡嵜・末次・
      大儀・藤原・高橋・川原・伊藤・山川

スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=宿利&小森谷
     レフト=植木&浅倉 ライト=武田 リベロ=中野
     三菱:セッター=山川 センター=田中&川原
     レフト=藤原&伊藤 ライト=谷崎 リベロ=高橋

第1セット
交代:富士通・浅倉→成岡(ピンチサーバー)
   三菱・川原→宮本(ピンチサーバー)
<25−11>

第2セット
スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=宿利&小森谷
     レフト=植木&浅倉 ライト=武田 リベロ=中野
     三菱:セッター=山川 センター=田中&川原
     レフト=藤原&伊藤 ライト=谷崎 リベロ=高橋
交代:富士通・武田→倉沢
   三菱・川原→宮本(ピンチサーバー)
<25−12>

第3セット
スタメン 富士通:セッター=野沢 センター=宿利&小森谷
     レフト=植木&氏原 ライト=倉沢 リベロ=中野
     三菱:セッター=山川 センター=田中&谷口
     レフト=藤原&伊藤 ライト=谷崎 リベロ=高橋
交代:富士通・植木→佐々木
   三菱・藤原→岡嵜  谷口→宮本(ピンチサーバー)
<25−16>

 結構な大差になってしまいました…。
 富士通。この試合は川嶋選手が抜けて 氏原選手がベンチ入りしています。 実は前の試合で、ちょっと怪我をしてしまったようで…。 ちょっと心配です。
 さて、このスタメンには地域リーグ初顔が二選手。 植木選手は98年の日大の主将。 名前見たことあると思ったら、リーグのパンフで だったんですね。関東二部で猛打賞次点に 輝いたこともあるようです。 その過去通り…勢いのあるスパイク&バックアタックは 絶品です。攻撃力がかなり高いです。更にフェイントまで こなす器用さを持ち合わせています。レフトやってるので お分かりでしょうが、守備もそんなに穴がありません。 一方、浅倉選手。松下電器の浅倉選手のお兄さんで、 9人制富士通チームで活躍していた選手なのは 結構有名でしょう。元々9人制の選手のせいなのか、 それとも元々なのか、かなりのレシーブ力を 誇ってます。ここにはいないだろう、という位置にいて レシーブしてきますからね。スパイクも勿論なかなか やります。硬軟とりまぜて、という感じでしょうか。 二選手とも180強の身長なので、高さもそこそこです。 で、更に武田選手をライトに固定したり、中野選手を リベロ固定にしたりしているのですが…やばいです。 思った以上にこのチーム…強いです。 穴が本当に少ないです。攻撃も非常に多彩ですし (野沢選手がかなり選手を生かしたトス回しを しています。これだけコマがいて、楽しいんじゃないかな?と)、 若さ故(一番年長なのが宿利選手&野沢選手になります… 若返ったなあ苦笑)のミスの多さが、さほど見られません。 佐々木選手が抜けてレシーブ力も大丈夫かな?と 思ったんですが、浅倉選手が期待以上にレシーブがいいのと、 中野選手のレシーブ力が成長しているんですね。 というわけで、海上(3セット以降)と三菱に完勝。 三菱戦では氏原選手が登場しましたが…うーん、 正直あんまり調子なかったような(汗)。 頑張って欲しいのですけど。 ちなみに若手の方が結構真面目に試合を やるような気がします(苦笑)。ベテラン陣は 楽しむ方が前に出てるような。どっちも いいことなんですけどね。
 三菱。…やはり先週のアクシデントが響いています。 箱崎選手の怪我のため、スタメンとしては初めての山川選手… 藤原選手とトスが合いません(汗)。 他の選手ともいまひとつでしたし…うーん、これはまずい 状況かもしれません。尤も、富士通が強すぎて慌てていた ということもあるでしょう。 唯一、宮本選手と谷口選手を筆頭とするムード盛り上げが 救いでしたね…。