2002.11.24・第54回・全早慶明バレーボール定期戦

　早大も明大も、来ているＯＢをフルに 使ってます。…いいのかな、早大はこんな 反則のような使い方で（苦笑）。
　早大。昨年も来ていたビーチバレーの桐原選手・ 東京ガス伊東選手に、昨年は現役として 出場した現東京ガスの福田選手という、 攻撃も守りも恐ろしいサイド陣（苦笑）。 これは反則以外の何物でも…（苦笑）。 尤も、セッターは２年田中選手が頑張っています （実は４年セッター２選手が、この日は不在でした…）。 で、実は意外とクイックが綺麗に 決まっていました。特に３年小林選手のクイックは 久々のかなりの豪腕ぶり。これは好材料です。 第３セットは４年藤井選手が入りましたが、 こちらもリーグ最終戦よりはいい出来だったと 思います。久々に力強いスパイクを見せて もらった気がしますね。
　明大。こちらは一人だけＯＢが。 セッターが現東京ガスの坂本選手。 流石にセンターとのコンビは 微妙でしたが…それでもよくあった方だと 思います（特に２年石井選手とのコンビは 綺麗にあっていたと思います）。 個人的にはリベロが１年前田選手で 驚きました。初めてプレーを見たので… まあ、まだまだ修行中、という感じでは ありましたが。実はリベロ交代を３年高橋 直也選手とやっていたので、３年河野真人選手の サーブレシーブを見たのも、結構驚きでした （リーグ中はやっていませんでしたから…）。 この日は、現役主将の岡村選手も調子は よかったのですが、それよりいい印象なのは １年佐野選手。比較的おとなしい明大の中で、 元気で声をよく出していて、攻撃も絶好調でした。

　そして慶大も、ＯＢをフルで使ってきました。
　まずは明大。びっくりのツーセッターを やってました（苦笑）。しかも佐野選手を いきなりセンターですから、本当にびっくりでしたね （ちなみに佐野選手のクイックは、クイックというよりは 時間差の早い攻撃みたいでした）。まあ、 なかなかセッターが打つ場面はなかったんですが。 どうもちぐはぐな動きをしていたので、 第３セット以降はワンセッターに戻しました。
　慶大。現東京ガス主将の吉田選手、現東京三菱銀行の 田中選手が参加。田中選手はかなりブロックを 決めて、学生以上に大喜びしてました（苦笑）。 ムードメーカーになってましたね。 そして吉田選手はとにかく打ちまくってました。 普段はエースの２年大和田選手が目立たないぐらいに（苦笑）。 あとは、１年堀尾選手のブロックがかなり目立ってましたね。 ここまで慶大を見てきて、堀尾選手のブロックのよさは 随分感じていたのですが、この日も十分でしたね。 あと、主将の渡邊選手のリベロを見たのは初めてだったんですが （普段は３年主務の大炊御門選手がやってます） 結構拾いますねー。二年間ほど見させてもらってますが、 慶大は現役生も今が随分強くなっているのだろうなと 思います。明大から押せ押せムードで１セット取りましたしね。 ただ、それが続かず、第３セット以降は力尽きて しまったのですが…。

　そして早大対慶大。競りに競ってましたねー。
　早大。最初はＯＢ３名を使ってましたが、 途中から桐原選手に代わって２年加賀選手を ライトで投入。…正直、まだまだかなあ、と思いましたが… 経験になれば幸いかなと。 ただ、第２セットはそれよりも、伊東選手や 福田選手の調子が落ちて（トスもいまひとつ あってなかったかな？）取られたかな、と 思います。第４セットは現役生のみだったのですが、 競っているのは変わりませんでした。
　慶大。前の試合とは違って、 最後までいい試合ができたことは すごいことだと思います。この試合は ＯＢの選手以外は普段のスタメンで いってましたしね。元気もよくて よかったんじゃないかな、と。あとは 勝負所で連続得点が取れるといいですね。