2002.10.26・関東大学秋季１部リーグ
１日目

　この試合。最初の方は息もつけないような 拾い合いになりました。最後まで 精神力の切れなかった中大が勝ったという 感じでしょう。
　中大。最初は３年松永選手に頼って ミスを出す、というように見えました。 セッターが１年下山選手に代わった ばかりということで、エースに頼って しまうのは仕方ないのかもしれません。 が、後半になると、４年松本選手や ２年谷村選手のクイックの 決定本数が増加。高くて速いので 早大はこれについていけませんでした。 サイド陣にもトスがいい具合に 散っていましたし。ちょっと途中で 主将の後山選手や３年勝田選手が 負傷して退場（後山選手はちょっと足が つったのかもしれませんが）したので ちょっと肝を冷やしましたが、 翌日はどちらも試合に出ていたので一安心です。
　早大。春季猛打賞の４年藤井選手抜きでの ベンチメンバー。とはいえ、この日は サイド陣は好調でした。特に、２年石倉選手の スパイクアウトが本当に少なかったです。 ただ、最後の方はスタミナ切れなのか、 ３年舘選手が捕まり、石倉選手に 頼り気味になってブロックシャットされる、 というパターンでした。 ちょっとクイックが弱いかもしれません。 レシーブは高く評価します。 特に主将中谷選手＆副主将藤森淳平選手の 前半のレシーブは、すさまじいものがありました。

　結果はストレート敗退とはいえ… 順大も結構頑張ったのかなあ、という 感じを受けました。
　東海。最初は３年飯塚選手の調子が いまひとつだったのですが（アウトが多かった です）、試合を経過するごとに いい感じになっていきました。 はまってしまえば強いですね。 相変わらずいいつなぎも健在ですし。 必ず２段トスが綺麗にあがるという、 レベルの高さは流石です。
　順大。最初は本当にいい試合をしていました。 ４年加藤選手がかなり拾いまくってましたしね。 ただ…特にセンターがミスが多いです（当たれば いいクイックが出るんですが…）。 もう少し使えれば、２年五十嵐選手や １年小川選手が楽に決まるようになると 思うのですが…。