2002.9.15・関東大学秋季2部リーグ
2日目

 日曜日は1コート制の2部(最終日を除く)。 ようやく全チームの状況を観察できました。 不安になったチーム、色々な意味で驚かせてくれた チーム、なんでかなわないんだろうと思ったチーム(苦笑)と 様々でしたが。

第1試合・明治大vs青山学院大第2試合・亜細亜大vs中央学院大
第3試合・専修大vs城西大第4試合・国士舘大vs産能大

第1試合:明治大 vs 青山学院大

スタメン 明大:セッター=松本 センター=河野(真人)&石井
     レフト=岡村&森岡 ライト=高橋(直也) リベロ=吉岡
     青学:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=村川

第1セット
交代:明大・高橋(直也)→中村(ピンチレシーバー)  石井→尾形(ピンチサーバー)
   青学・細井→濱野(ピンチサーバー)
<24−26>

第2セット
スタメン 明大:セッター=松本 センター=河野(真人)&石井
     レフト=岡村&森岡 ライト=高橋(直也) リベロ=吉岡
     青学:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=村川
交代:なし
<25−13>

第3セット
スタメン 明大:セッター=松本 センター=河野(真人)&石井
     レフト=岡村&森岡 ライト=高橋(直也) リベロ=吉岡
     青学:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=村川
交代:明大・高橋(直也)→高橋(昌史)(ピンチサーバー)
   青学・柴田→濱野(ピンチサーバー)
<25−18>

第4セット
スタメン 明大:セッター=松本 センター=河野(真人)&石井
     レフト=岡村&森岡 ライト=高橋(直也) リベロ=吉岡
     青学:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=村川
交代:明大・高橋(直也)→中村(ピンチレシーバー)
<20−25>

第5セット
スタメン 明大:セッター=松本 センター=河野(真人)&石井
     レフト=岡村&森岡 ライト=高橋(直也) リベロ=吉岡
     青学:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=村川
交代:明大・松本→佐野&高橋(直也)→高橋(昌史)(2枚替え)
<15−13>

 フルセットで僅差…と言いたいところなんですが。 うーん、第2セット以降は確かに互角でしたが、 なんだか波乱の試合でした(苦笑)。
 第1セットは恐らく、明大は落とすなんて 思っていなかったことでしょう。何せ、 最大7点は明大がリードしていたのですから。 ちょっと油断が出てしまったのでしょうか。 その後はきっちり締めてきましたけど。 主将の岡村選手がかなりの好調ぶり。 なかなか止まる気がしません。また、 この日はセンターの3年河野真人選手& 2年石井選手も、かなり冴えた クイックを見せていました。 3年高橋直也選手も、いいサーブと 思い切りのいいスパイク打ってますしね。
 青学ですが…正直、内容はあまり 良くないです。最初は本当に どうしようかと思うぐらい、 困ったプレーが多かったのですが、 4年青木選手が自らのサーブで 調子を取り戻してくれたのが大きかったです。 ただ…明大とはっきり差が出てしまったのが、 センター陣。特に3年柴田選手は、第4セット 終盤までクイックが全く決まらず。 第5セットにいい僅差の試合ができたのは、 柴田選手がようやくクイックを決めてくれた からでした。明大のセンター陣がいいだけに、 これは悔しかったところです。 第5セットの終盤に3年五十嵐選手が 捕まってしまって、そのまま敗退しましたが、 これは仕方ないことだと思います。 もう少しセンターが決めてくれれば、 サイドに負担がかからず、 楽に試合運びができたはずですし。


第2試合:亜細亜大 vs 中央学院大

スタメン 亜大:セッター=吉川 センター=池田&金丸
     レフト=甲斐&町野 ライト=浅香 リベロ=中川
     中院:セッター=赤荻 センター=武居&高橋
     レフト=篠田&稲田 ライト=柳沢 リベロ=矢島

第1セット
交代:亜大・金丸→茂田(ピンチサーバー)  池田→高崎(ピンチサーバー)
   中院・武居→手塚(ピンチサーバー)  高橋→木村(ピンチサーバー&レシーバー)  赤荻→黒岩(ワンポイントブロッカー)
<25−18>

第2セット
スタメン 亜大:セッター=吉川 センター=池田&金丸
     レフト=甲斐&町野 ライト=浅香 リベロ=中川
     中院:セッター=赤荻 センター=武居&高橋
     レフト=篠田&稲田 ライト=柳沢 リベロ=矢島
交代:亜大・池田→茂田(ピンチサーバー)  金丸→高崎(ピンチサーバー)
   中院・高橋→手塚(ピンチサーバー)  赤荻→黒岩(ワンポイントブロッカー)  武居→木村(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−16>

第3セット
スタメン 亜大:セッター=吉川 センター=池田&金丸
     レフト=甲斐&町野 ライト=浅香 リベロ=中川
     中院:セッター=赤荻 センター=武居&高橋
     レフト=篠田&稲田 ライト=柳沢 リベロ=矢島
交代:亜大・池田→堀口(ピンチサーバー)  吉川→更谷&浅香→伊藤(2枚替え)
   中院・赤荻→冨田  高橋→手塚(ピンチサーバー)
<25−13>

 前日、国士舘といい試合をしていた中院。 実はこの日も期待したのですが…。 うーん、いいところが出ませんでしたね。
 亜大。他チームよりもミスは少ない…かな。 力の差は僅差だと思うんですけど、 やはり他の2部チームよりも ミスが少ない。そして相手のミスを 見逃さないような気がします。 この日は3年吉川選手のサーブが 冴えていました。
 中院。この日はただひとつ、 サーブレシーブがとにかく悪かった! この言葉に尽きるでしょう。 それから誘発されるように、 ミスも多発していましたしね。 本当にいいところない試合になって しまいました。


第3試合:専修大 vs 城西大

スタメン 専大:セッター=中原 センター=亀川&溝口
     レフト=椎山&松永 ライト=堀川 リベロ=甲斐
     城西:セッター=飯田 センター=石間&武井
     レフト=斎藤&市川 ライト=平 リベロ=石田

第1セット
交代:専大・中原→磯村
   城西・斎藤→芳我  飯田→江森  市川→角田  石間→三芳
<25−15>

第2セット
スタメン 専大:セッター=中原 センター=亀川&溝口
     レフト=椎山&松永 ライト=堀川 リベロ=甲斐
     城西:セッター=江森 センター=石間&武井
     レフト=芳我&市川 ライト=平 リベロ=石田
交代:専大・中原→磯村  磯村→中原
   城西・江森→飯田(ワンポイント交代)
<26−24>

第3セット
スタメン 専大:セッター=中原 センター=亀川&溝口
     レフト=椎山&松永 ライト=堀川 リベロ=甲斐
     城西:セッター=江森 センター=石間&武井
     レフト=斎藤&市川 ライト=平 リベロ=石田
交代:専大・椎山→舛長(ワンポイントブロッカー)  中原→磯村  亀川→石嶺(ピンチサーバー)
   城西・斎藤→芳我  石間→三芳
<25−16>

 とにかく…城西が心配ですねえ…。
 専大。この日は、1年溝口選手がとにかく 凄かったです。ブロックは出まくり、 ジャンプサーブはとんでもなく強烈で…。 春季ブロック賞の1年松永選手との 2枚ブロックは、恐ろしい威力となっていましたし。 そして、2年堀川選手もこの日は好調。 サーブもよく決まってましたし、スパイクも 前日よりミスが減っていて、しかも 威力も凄かったです
 城西。主将斎藤選手・2年市川選手の調子が あがってきません。2年平選手や武井選手が かなり頑張っているのですが… 本来、二選手が目立ってはいけないのでしょうね。 セッターが若い選手なので、助けてあげなければ いけないと思うのですが。


第4試合:国士舘大 vs 産能大

スタメン 国士舘:セッター=宮城 センター=小口&増山
     レフト=金子&利根川 ライト=菊地 リベロ=大泉
     産能:セッター=原田 センター=清水(裕之)&北島
     レフト=斎藤&上田 ライト=露木 リベロ=加藤

第1セット
交代:国士舘・利根川→田中(幹雄)  増山→服部(ピンチサーバー)
   産大・清水(裕之)→小林(ピンチサーバー)
<19−25>

第2セット
スタメン 国士舘:セッター=宮城 センター=小口&増山
     レフト=金子&利根川 ライト=菊地 リベロ=大泉
     産能:セッター=原田 センター=清水(裕之)&北島
     レフト=斎藤&上田 ライト=露木 リベロ=加藤
交代:国士舘・小口→服部(ピンチサーバー)  宮城→関屋(ワンポイントブロッカー)
   産大・清水(裕之)→清水(利章)(ピンチサーバー)  北島→小林(ピンチサーバー)
<25−22>

第3セット
スタメン 国士舘:セッター=宮城 センター=小口&増山
     レフト=金子&利根川 ライト=菊地 リベロ=大泉
     産能:セッター=原田 センター=清水(裕之)&北島
     レフト=斎藤&上田 ライト=露木 リベロ=加藤
交代:国士舘・小口→服部(ピンチサーバー)
   産大・清水(裕之)→清水(利章)(ピンチサーバー)
<25−23>

第4セット
スタメン 国士舘:セッター=宮城 センター=小口&増山
     レフト=金子&利根川 ライト=菊地 リベロ=大泉
     産能:セッター=原田 センター=清水(裕之)&北島
     レフト=斎藤&上田 ライト=露木 リベロ=加藤
交代:国士舘・小口→服部(ピンチサーバー)
   産大・上田→鶴崎(ピンチサーバー)  清水(裕之)→清水(利章)(ピンチサーバー)  北島→小林(ピンチサーバー)
<25−19>

 どちらかといえば…国士館がヒヤヒヤ、と いう感じかもしれませんね。
 決して国士舘を悪いとは思わないのですが… 春季よりも攻撃力が下がっているような。 絶対的な強さ、というのはあまり 感じません。ただ、4年菊地選手は かなり止まらないな、という感じは します。2年の時から比べると、 本当に頼りになる4年になったのだなあ… と思います。 後半には2年利根川選手の調子が あがってきて勝ちました。ここは 前日と同じ展開でしたかね。 もしかすると、春季にはいなくてあまりよく知らない 2チームと戦ったから、なのかもしれませんが。
 産能。最初のうちは、3年原田選手の トス回しがかなり冴えていました。 国士舘のブロックを振り回すような全員攻撃と、 高さのあるセンター陣のブロックが出ていましたね。 主将斎藤選手にもよく拾われてましたし。 が、だんだんトスが4年露木選手に 集まって、攻撃が単調になると やはり捕まってしまいました。 持久戦には少し弱いのかもしれません。