2002.8.25・第57回高知国体・関東ブロック予選
2日目

 2日目は9人制。9人制が見たいために、 茂原に一泊してしまうなんて…(苦笑)。
 今回のお目当ては実は…埼玉代表&神奈川代表でした。 別に元地元&地元だからではありません(笑)。 それにしても…9人制の関東ブロックのチームに 必ず知ってる選手が一人はいるのは何故なんでしょう (苦笑。今回下のレポートに書いてないところでは、 栃木代表富士通小山、山梨代表THK甲府はよく 見るからいいとしても、千葉代表千葉教員クラブにも 順大OBで98年度4年生・畠山選手とかいるんですもん!)。
 で、今回は2コート制ということで、埼玉代表& 神奈川代表お目当ての私としては、Aコート中心の レポートとなります。…しかし、埼玉と神奈川 いきなり1回戦で当てなくても…(黙)。


1回戦・東京(JT東京)vs茨城(茨城選抜)
1回戦・神奈川(住友電工横浜)vs埼玉(埼玉選抜)
準決勝・東京(JT東京)vs神奈川(住友電工横浜)
決勝・東京(JT東京)vs群馬(群馬選抜)

1回戦・東京 vs 茨城

スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     埼玉:セッター=野口 サイドアタッカー=鈴木&大森
     センター=岩佐(?) ハーフセンター=古藤&小沼
     オールラウンド=上村
     レシーバー=大内&深谷

第1セット
交代:東京・内山→田口(ピンチサーバー)
   茨城・深谷→川崎
<点数忘れました。東京が取りました>

第2セット
スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     茨城:セッター=野口 サイドアタッカー=鈴木&大森
     センター=根本 ハーフセンター=古藤&小沼
     オールラウンド=上村
     レシーバー=大内&深谷
交代:東京・内山→田口(ピンチサーバー)
   茨城・根本→岩佐(?)  深谷→川崎  岩佐(?)→根本
<点数忘れました。東京が取りました>

 昨年に引き続き、東京代表はJT東京(…頑張って下さい 横河電機…泣)。優勝候補チームに、 茨城の選抜チーム(十和運送の選手が4名入っています)が どこまで対抗できるか…だったのですが。
 JT東京…かなりの圧勝だった記憶が あります(汗)。サーブでかなり崩してましたから。 このチームは攻守バランスがとれていて、 きっちりしたバレーをすることが多いのですが、 この試合もほぼ崩れませんでした。
 茨城選抜。十和運送から選んだ選手が 上村選手・古藤選手・鈴木選手・根本選手 だったのですが…古藤選手って十和では セッターなんですけどね(苦笑)。 攻撃力と高さがあることを物語って いるのかもしれません。ちなみに、 センターの選手の名前にクエスチョン つきなのは、どうもそこにいた選手が 岩佐選手(十和運送→常澄クラブ)では なかった気がしたからです。一応カッコ 書きにします。試合の方ですが… やはりレシーブに難がありましたね。 レシーバー&オールラウンド3選手を見て、 とりあえず上村選手が一番巧く見えるようでは やはりいけないな、と。


1回戦・神奈川 vs 埼玉

スタメン 神奈川:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=藤木 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月
     埼玉:セッター=間橋 サイドアタッカー=山之内&寺内
     センター=高橋 ハーフセンター=三方&加藤
     オールラウンド=真中
     レシーバー=島田&鈴木

第1セット
交代:埼玉・三方→里見(ピンチサーバー)  加藤→児玉
<21−16>

第2セット
スタメン 神奈川:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=藤木 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月
     埼玉:セッター=間橋 サイドアタッカー=山之内&寺内
     センター=高橋 ハーフセンター=三方&加藤
     オールラウンド=真中
     レシーバー=島田&鈴木
交代:埼玉・三方→里見(ピンチサーバー)  加藤→児玉
<21−19>

 実業団ではかなり好きな住友電工横浜と、 埼玉選抜=埼玉教員クラブの方々や 東京電力埼玉の方々の混合チームとの対決。 埼玉選抜は2年後の埼玉国体に向けての 強化チームになるのではないでしょうか。
 内容としては、本当に見ていて楽しい試合でした。 あのラリーの繋がり方は絶品でした。 両チームに拍手です。
 住友電工横浜。相変わらず小柄ながらも 強烈な攻撃力を見せてくれました。 いいラリーが続いても、最後に三橋選手が ばっちり決めてくれたりとか…。相手に とっては悔しいけど かっこいいという感じでした(笑)。 そして、この試合はサーブが強烈。 鈴木選手、一体何点稼いだのでしょう…。
 埼玉選抜。つなぎは本当に うまいチームです。東京電力埼玉の主将でもある 島田選手が、こぼれ球をどこからともなく 現れて(苦笑)レシーブしちゃったりしますし。 レシーバー陣だけでなく、 ハーフセンターもネットプレーが巧かったり するんです(そうそう、2000年度筑波大 副主将の加藤選手が、ネットプレーを 綺麗にやっている姿には驚きました。 9人制を始めてからまだ2年目ですし、 そんなに器用なイメージはなかったものですから)。 攻撃力としても、埼玉教員クラブのエース山之内選手、 東京電力埼玉のサウスポーエース寺内選手の 恐ろしいダブル攻撃ですし(山之内選手はこの試合、 本当に調子良くて、信じられないぐらいの スパイクを叩き込んでいました)、 三方選手の奇襲時間差攻撃なんかもいいんです。 が…この試合はどうも、サーブレシーブが不調。 特に鈴木選手はかなりサーブに狙われて、 崩し気味でした。これがなければ、第2セットも 逆転されることはなかった気がするのですが…。 あと2年の間に、どれほど力を伸ばしてくるか、 楽しみです。


準決勝・東京 vs 神奈川

スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     神奈川:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=藤木 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月

第1セット
交代:東京・内山→田口(ピンチサーバー)
<21−15>

第2セット
スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     神奈川:セッター=伴 サイドアタッカー=鈴木&谷本
     センター=藤木 ハーフセンター=三橋&堀越
     レシーバー=蒲池&岡&香月
交代:東京・原田→田口(ピンチサーバー)
<21−17>

 前の試合が上記のような状況だったので 期待したのですが…。
 住友電工横浜の敗因はただ一点。 ファーストサーブのミスの多さでしょう。 前の試合ではあれほど決まっていたのに…。 これでは勝てません。逆に、動揺したのか、 サーブレシーブを崩していました。 JT東京は本当に落ち着いてプレーを していましたしね。その差でしょう。


決勝・東京 vs 群馬

スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     群馬・セッター=諸田 サイドアタッカー=金井&岡田
     センター=渡辺 スピードスパイカー=百瀬&長澤
     レシーバー=清水&野中&杵渕

第1セット
交代:東京・原田→田口(ピンチサーバー)
   群馬・野中→吉田(ピンチサーバー)
<21−15>

第2セット
スタメン 東京:セッター=原田 サイドアタッカー=渡辺&竹内
     センター=坂本 ハーフセンター=林&丸尾
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     群馬・セッター=諸田 サイドアタッカー=金井&岡田
     センター=渡辺 スピードスパイカー=百瀬&長澤
     レシーバー=清水&野中&杵渕
交代:東京・坂本→高谷
   群馬・杵渕→桜井
<21−11>

 実は昨年の国体関東ブロック予選と 同じ対戦、東京対群馬です。 群馬選抜はサンデン+東電群馬+ 伊勢崎排工会です(スーパー9の 資料引っくり返したら、全員名前が ありました苦笑)。
 が、結果は昨年のようにはいかず…。 JT東京の圧勝になってしまいました。 全てにおいてレベルが上だったと 言ってしまうのは悲しい…。 ただ、すべての試合において、渡辺選手が この日は絶好調でした。本当に止まる気が しませんでした。
 群馬選抜ですが…詳しい内訳としては、 サンデン=岡田選手・長澤選手・桜井選手、 東電群馬=清水選手・野中選手・吉田選手・ 渡辺選手・諸田選手、伊勢崎排工会= 百瀬選手・金井選手・小林選手・杵渕選手となります。 全部の試合を見た上での感想としては、 伊勢崎排工会のメンバーがかなり目立って いたかな、と。いい攻撃持ってるんですよ。 柱はどうしても岡田選手になって しまうのですが、岡田選手だけに 集中してるとそちらに敗れてしまう、という 感じでしょうか。セッターがまだ若い(とはいえ、 2000年春の高校バレーベスト4・桐生市立商業高の 正セッター・諸田選手なのですが)ので、 もっと伸びたら本当に強くなるかもしれません。