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2002.8.24 第57回国体・関東ブロック大会1日目

 さてさて、関東ブロック大会1日目は 6人制。今年は少年男子が全都道府県出場のため、 試合がありません。なので成年男子6人制 専念観戦です。
 ところが今回の関東ブロック大会、 実業団チームはたったの一つ、東京代表・警視庁のみ。 あとはみんなクラブチーム。とはいえ、 茨城代表・茨城選抜は、ほぼ元・日立国分トルメンタ なんですが。というわけで、レポは警視庁と茨城選抜 中心です。
 が…1回戦第1試合は管理人が道に迷って(汗) 試合開始に間に合わず、途中から観戦のため レポを断念しております。

1回戦第4試合・茨城選抜(vs山梨教員クラブ)
準決勝第1試合・警視庁(vs追浜クラブ(神奈川代表))
準決勝第2試合・茨城選抜 vs 船橋ヒルトップ(千葉代表)
決勝・警視庁 vs 茨城選抜

1回戦第4試合・茨城選抜(vs山梨教員クラブ)

スタメン 茨城:セッター=桐生 センター=大平&立石
     レフト=清水&槻舘 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本

第1セット
交代:茨城・槻舘→孤爪(ピンチサーバー&レシーバー)  大平→平山
<25−13>

第2セット
スタメン 茨城:セッター=星野 センター=大平&立石
     レフト=清水&槻舘 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本
交代:茨城・清水→平山(ピンチサーバー)
<25−16>

 実は茨城選抜=日立クラブ観戦は初めてです。 とはいえ、実は普段は日立クラブに参加していない 立石選手が今回は参加しているのですが。
 で、この試合は終始茨城選抜ペース。 清水選手は巧いし、鈴木優介選手は 手のつけられない怖いスパイクを がんがん打ちこんでいました。 立石選手のクイックもかなり凄いです。 ちょっと槻舘選手にミスがあったり、 大平選手の(不慣れなために) クイックミスがあったりもしましたが… まあ、順当でしょう。
 ちなみに山梨教員クラブ、クラブカップでも 見ていまして。3番石水選手がかなり いいスパイクを打つ方なのですが、 茨城選抜はここをしっかり封じ込めていましたね。


準決勝第1試合・警視庁(vs追浜クラブ(神奈川))

スタメン 警視庁:セッター=池ノ上 センター=小内&石田
     レフト=山田&幸田 ライト=堀江 リベロ=米山

第1セット
交代:警視庁・石田→中本(ピンチサーバー)
<25−14>

第2セット
スタメン 警視庁:セッター=池ノ上 センター=成毛&小内
     レフト=山田&幸田 ライト=堀江 リベロ=米山
交代:警視庁・堀江→下田  池ノ上→石田(ワンポイントブロッカー)
<25−22>

 最初はかなり楽勝そうだった警視庁。 追浜クラブ、リベロの選手のレシーブが 若干弱めなんですね。
 ところが、それをカバーするようにして、 追浜クラブが得意のセンターを絡めた コンビバレーを見せて(実はセンターの 片方は、1993年釜利谷高3冠メンバーで 全日本ユースにも選ばれた 金子竜也選手だったりします)、 堀江選手を下げていた警視庁は かなり苦戦していました。 なんとか勝ったという感じです。


準決勝第2試合・茨城選抜 vs 船橋ヒルトップ(千葉)


スタメン 茨城:セッター=桐生 センター=大平&立石
     レフト=清水&槻舘 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本
     ヒルトップ:セッター=中谷(啓太) センター=池田&伊師
     レフト=中谷(英知)&林 ライト=神山 リベロ=菊地

第1セット
交代:茨城・槻舘→孤爪(ピンチサーバー&レシーバー)  大平→平山
   ヒルトップ:林→安達  神山→岡野  池田→成尾
<25−14>

第2セット
スタメン 茨城:セッター=星野 センター=大平&立石
     レフト=清水&槻舘 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本
     ヒルトップ:セッター=中谷(啓太) センター=池田&伊師
     レフト=中谷(英知)&林 ライト=神山 リベロ=菊地
交代:茨城・槻舘→孤爪(ピンチサーバー&レシーバー)  大平→平山
   ヒルトップ:林→安達(ピンチサーバー&レシーバー)  神山→岡野
<28−26>

 何故か船橋ヒルトップのスタメンまできっちり メモってますね(苦笑)。ある意味国体の 一番の目的が、中央学院大OB(東レの 山本選手の同級生になります)の 林選手だったという話もありますしね(苦笑)。 あまり見られませんからね(クラブカップも実は 期待してたんですけどね…)。
 最初は茨城選抜が圧倒でした。 ところが第2セット…茨城選抜の方に ぽろぽろミスが出てしまいました。 船橋ヒルトップもミスが減りましたしね。 更に伊師選手のブロックやらサーブが 爆発で、やや船橋ヒルトップがリード。 その後は鈴木優介選手・清水選手と、 中谷英知選手・林選手の打ちあいと なりました。 終盤、日立クラブが追いついて ジュースに持ちこみ、そして… 逆転につぐ逆転で日立クラブが リード時に、林選手のスパイクが ラインを割ったという判定で、試合終了。 でも、船橋ヒルトップ、かなり頑張りました。 (ちなみに私は見えなかったのですが、 インだったという意見も、アウトだったという 意見もありました。本当はどうだったんでしょう?)


決勝・警視庁 vs 茨城選抜

スタメン 警視庁:セッター=池ノ上 センター=小内&石田
     レフト=山田&幸田 ライト=堀江 リベロ=米山
     茨城:セッター=桐生 センター=大平&立石
     レフト=清水&槻舘 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本

第1セット
交代:警視庁・石田→成毛  堀江→下田
   茨城・槻舘→孤爪(ピンチサーバー&レシーバー)  大平→平山
<25−20>

第2セット
スタメン 警視庁:セッター=池ノ上 センター=成毛&小内
     レフト=山田&幸田 ライト=堀江 リベロ=米山
     茨城:セッター=桐生 センター=立石&平山
     レフト=大平&清水 ライト=鈴木(優介) リベロ=濱本
交代:警視庁・成毛→中本(ピンチサーバー)
   茨城・大平→星野(ピンチサーバー)  平山→孤爪(ピンチサーバー)
<25−23>

 この試合で、管理人、今年に入ってから 警視庁の試合観戦勝敗が11勝負けなしと なりました(笑)。すごいなあ。
 第1セットは堀江選手のサービスエース2本から、 完全に警視庁ペースになりました。 調子のあがらない槻舘選手にプレッシャーを かけてミスを連発させたり、鈴木優介選手にも プレッシャーをかけたり。大平選手のクイックは かなり拾ったりブロックしたりしたのではないでしょうか。 ただ、警視庁も石田選手の調子があがらず、 途中で成毛選手と交代。
 第2セットはその成毛選手がブレーキに。 何故かクイックアウトを連発していたのです。 国体はベンチ入りが11人と規定されていまして、 そのためにセンターが小内選手をいれて3名という 一番薄いポジションだったのでした。 この時は清水選手が絶好調でしたし、 ピンチかと思われましたが…終盤にさしかかる頃から 警視庁が粘りを見せ始め、そしてとうとう、 その調子のいい清水選手を堀江選手がブロックシャット! 更に小内選手・堀江選手が鈴木優介選手を ブロックシャット!茨城選抜の攻撃の軸を完全に封じ、 見事な逆転勝ちでした。これで警視庁は 高知国体の本戦に進むことになったのでした。
 ちなみに、この日は警視庁の応援が すごかったです。特に決勝は、関係者の 非常に男らしい(苦笑)応援を、ベンチから 外れていた鈴木匠選手・上西園選手が 先導して、まるで大学リーグのような応援に(笑)。 東海大学のブロックを決めた時のあの応援を パクってしていましたしね(笑)。



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