2002.8.4　平成１４年度全日本６人制バレーボール
クラブカップ男子選手権大会
２日目

　まず始めに。クラブカップに関しては、 管理人は基本的に、元・実業団より 純然なクラブチーム寄りです。 …ただしGREBESだけは別…（苦笑）。 だってもう、廃部になってから ５年も経ってるし…（苦笑）。 本当はNTT EASTも別格にしたかったのに、 相手が相手だし…（汗）。

　悟空会クラブ。…実を言えば… 今回のこのチームは、悟空会クラブと 同じく埼玉のチームで昨年の クラブカップに出場したチーム・MUSTANGの 合同チームでございます（苦笑）。 もしかすると、２００４年埼玉国体に 向けての強化チームなのかもしれません。 確かに、MUSTANGのセンター二選手＝ ９７年度中大副主将猪俣選手＆ ２０００年度早大主将川上選手が 入ると、かなり高いメンバーになります。 （そして私は大喜びと…苦笑）。 MUSTANGのメンバーの方が若干若いことも ありますし。途中からMUSTANGの 小さなエース・仲丸選手が出てきて 結構喜んでましたしね（苦笑）。 でもって、本来の悟空会クラブのプレーヤー・ 大庭選手（深谷高→城西大。城西大バレー部にも ３年まで所属してました。先日Ｖ１撤退を表明された 松下電工・大庭選手の弟さんです）も見られましたしね〜。 相変わらずの「華奢な体ですごいスパイク」が、 健在どころか磨きがかかっていて、嬉しかったです。 残念ながら、３回戦で加茂クラブ（新潟）に 敗退してベスト１６でしたが。

　高知。昨年と同じく、元堺（当時は新日鐵でしたが）の 湯浅選手、元TOYO TIREの山本昭二選手が 参加しているチームです。実は学館ＯＢの 試合（勝利）と、３回戦の対長崎教員クラブも見ています。 何がすごかったって、対長崎教員の時の湯浅選手の気合い！ 他の選手を叱咤しながら、自分もガンガン打ってました。 長崎教員クラブに参加している元サントリーの大浦選手とは 同年代で、そのあたりの対抗心もあったのかな…と思います。 こう書くと、湯浅選手のワンマンチームのように感じるかも しれませんが、センターの小気味良いクイックと、 ライトの立花選手のキレのいいスパイクもお薦めのチームです （立花選手に関しては、昨年から応援してます）。 ちなみに、長崎教員クラブを破って翌日に進んみましたが、 NTT EASTに当たってベスト８で敗退しています。

　Uozu-Cミラージュ。NCIのＯＢが多いチームです。 武村選手がセッターに戻っていてびっくりでした （廃部直前はスーパーエースだったと思います。 その代わりセッターだったはずの杉原選手（廃部直前は マネージャー兼任）がレフトやってて、 そちらもびっくりしましたが…）。 わりと小葉松選手にトスが集まっていて、それに 小葉松選手もよく応えていたので、 シードチーム（昨年準優勝）の兵庫教員クラブを 最後の最後まで苦しめていました。残念ながら 敗退してしまいましたが。 この日は１回戦・２回戦ともにフルセット （３セットマッチです）行って、 体力的にも大変だったと思います。 お疲れ様でした。

　北海道教員クラブ。今回の第一の目的です。 …２００１年の早大副主将・碓井選手が どうしても見たくて…。実は今年の黒鷲旗で スタメンだったという報告を沢山頂いて、 更に見たい気持ちだけは募っていたのですが、 今回見事に拝見できました。しかも びっくりするぐらい、攻守に渡って活躍していて 本当に嬉しかったです。ただ… 昨年に比べると、チーム全体的に 攻撃力に欠けるというか…。 まあ、相手がパワーで押してきた せいもあるのかもしれませんが。 須田選手のみにトスが集まっちゃうと やはり辛いです（でも随分決めてはいたんですけどね）。 守備もいい感じでつないではいたのですが、 相手もつなぎには自信のあるチームですし、 サーブレシーブでも、相手の方が上でしたね…。 初戦敗退でした…。 あ、個人的には山田選手のクイックが好きなので、 随所で見られて嬉しかったです。

　NTT EASTクラブ。上の状況なので…今回は Ｎ宮の選手を恨みましたよ…（苦笑）。 プレーとしては本当に申し分なかったので、 しょうがないんですが。遠藤選手対山田選手＝ かっこいいセンター対決とか見ていて 喜んでいましたけど。センターおとりで 今野選手の移動してからの豪腕スパイクとか、 本当に素敵でしたけど！でも悔しい！（苦笑） まあ、その悔しさもあったんですが、 素直に今大会のベスト４（準決勝で鯱友会に 敗退）は喜びます。はい。

　Master Piece。９９年順天堂大主将の 佐々木選手が参加しているチームです。 前年は見られなかったのですが、 今年度は見られました。佐々木選手が セッターだと初めて知ったのですが （汗、順大時代はピンチサーバーの 出場が多かったものですから）、 大学時代と変わらず大声を出しながら 頑張っていてくれて安心しました。 ちなみに地元岩手のチームとしても トップクラスで、第５シードの チームだったんですが、センターの 動きもいいし、よくまとまってた チームだったと思います。ちょっと地元の利の 判定もあったりして（苦笑）、鯱友会と フルセットまで演じてました。最後は 負けてしまいましたが。 ちなみにこのチーム、予選時には 東海大ＯＢの相馬選手がエースで 打っていたのですが…この日は不在でした。

　NTT東海鯱友会。途中から早野選手と 美保選手がポジションチェンジ したのですが、早野選手が レフトでだいぶ奮闘していました。 他の選手はあまり言うことないといいますか。 この日は五十里選手のエースぶりも 目立ちましたしね。というわけで、 恐らく見ているうちにどんどん 「勘を取り戻していった」のか、 動きのよくなっていったチーム。 優勝しましたねー。最優秀選手賞が 山元選手でちょっと嬉しかったです（笑）。

　兵庫教員クラブ。今回の第２シード（前回準優勝）で、 ２０００年度日体大４年生の 吉竹選手が参加しているチームです。 吉竹選手と、筑波大ＯＢの太田選手が１９０ｃｍを 越えているため、かなり大型チームに見えます。 太田選手はエースとしてがんがん打ってきてましたし、 吉竹選手のブロックは本当に固かったです。 ただ…若干ですが、守備に穴があるのかなあ、と。 「ん？」というお見合いがあったりしましたし。

　NEC水口GREBES。対兵庫教員の時は… ひたすら脱帽でした。 一応元・実業団とはいえ、何せ実業団だったのは ５年も前のことですし、その時ですら チームでベテランだったメンバーが残っているので かなりのベテラン揃いのチーム（リベロの選手は 若いのですが、殆ど使わずに陸川選手や 清水選手がレシーブしていたので、 スタメン平均年齢が楽に３０歳越えてます…汗）。 相手の方が若くて高い。…なのに、 本当に敢然と立ち向かってました。 特に神山選手には脱帽。恐ろしいほどの 決定力でした。フルセットの末に 兵庫教員を破っただけでも凄いのに、 その後準優勝ですよ！立派な成績ですよ、本当。 ちなみに、実はベスト８が出揃う前に シードチームは全て破れるという、 大波乱な大会だったことも明記しておきましょう。