2002.7.14・平成12年度9人制全日本実業団選手権
3日目

 2日連続9人制。この日は…千葉県総合運動場体育館。 横河電機も東北リコーも揃っていましたが… 実は一番のお目当ては… ホンダ埼玉(旧・本田技研埼玉)…(苦笑)。
 この日から決勝トーナメント。3日目は ベスト8が出揃うまで行われます。 うまくシードが抽選で当たれば最高2試合ですが、 シートが取れないと最高3試合。辛いですね…。


1回戦(Eコート第1試合)・東京電力千葉vsホンダ埼玉
2回戦(Eコート第3試合)・東北リコー(宮城)vs東京電力千葉
2回戦(Fコート第3試合)・横河電機(東京)vs帝人松山(愛媛)
3回戦(Eコート第5試合)・東北リコーvs東芝京浜(神奈川)
3回戦(Fコート第5試合)・横河電機vs松下電池工業(大阪)

1回戦・東京電力千葉 vs ホンダ埼玉

スタメン ホンダ:セッター=谷田部 サイドアタッカー=飯田&鈴木
     センター=柴田 ハーフセンター=久保&内河
     レシーバー=村井&坂本&宮沢

第1セット
交代:なし
<21−13>

第2セット
スタメン ホンダ:セッター=谷田部 サイドアタッカー=飯田&鈴木
     センター=柴田 ハーフセンター=久保&内河
     レシーバー=村井&坂本&宮沢
交代:ホンダ・坂本→前西原
<21−13>

 ホンダ埼玉を見るのは、これで3度目になります。 1度目は2000年の関東リーグ、 2度目は2002年5月の関東実業団選手権(レポートは ありませんが…)。 実は…2001年のシーズンから見たくて 仕方なかったチームでもあります。
 ホンダは高卒の選手が多いのですが、大学卒も 何人かいるというチームです(9人制はどちらかに 片寄ることが多いので、実はこういうチームは珍しいです)。 セッターが専大OB谷田部選手(実は、管理人が専大で一番最初に 好きになった選手です)、サイドアタッカーは飯田選手& 鈴木選手の高卒コンビ、ハーフセンターが城西大OB久保選手& 2001年度青山学院大前期主将の内河選手、 センターが2000年度城西大副主将の柴田選手、 レシーバーが村井選手・坂本選手・宮沢選手に途中出場の前西原選手と 全員高卒。ポジション別に高卒・大卒が分かれているような…(苦笑)。 この中で見たかったのは、内河選手(とはいえ、実は2002年関実で 既に姿を見ているので、まだ感動は薄い方ですが…)と、 柴田選手だったんです(柴田選手は2002年関実では不在だったんです)。 それにしても、柴田選手がまさか、センターになっているとは 思ってもいませんでしたが…(大学時代はライトでした)。
 攻撃パターンとしては、勿論エースの飯田選手&鈴木選手に トスがやや集まり気味ではありますが、結構内河選手の 時間差を使ったり(またこれがよく決まるんです。 大学時代とフォームが全然変わってなくて嬉しかった〜!)、 柴田選手のクイックを使ったり…。 谷田部選手、かなりバランスよくトスを回しています。 ただこのチーム…レシーブが弱めなんです。 もう少しレシーバー陣に、頑張ってもらいたいところです。 現状では、内河選手の方がレシーブ上手い感じがしますしね…。


2回戦・東北リコー vs 東京電力千葉

スタメン リコー:セッター=工藤 サイドアタッカー=高橋&岡村
     センター=佐々木 ハーフセンター=江口&鈴木
     レシーバー=岩渕&遠藤&半澤

第1セット
交代:リコー・鈴木→佐藤  岩渕→小野寺
<21−11>

第2セット
スタメン リコー:セッター=工藤 サイドアタッカー=門田&岡村
     センター=佐々木 ハーフセンター=江口&佐藤
     レシーバー=遠藤&小野寺&半澤
交代:リコー・半澤→鈴木(ピンチサーバー)
<21−14>

 4ヶ月ぶりのリコー。新人・高橋選手(東北福祉大卒。 まさか、2001年度東日本インカレで 結構いいと思った選手が入ってくることに なるとは…笑。詳しくは2001年度東日本インカレ レポを御覧下さい)を加え、門脇選手が監督になって 抜けた穴をしっかり補強しています。
 この試合は、勝つと同時に選手育成という 素敵なことをやってくれたリコー。 第2セットは少しもたつきましたが、 ピンチサーバー鈴木選手が、相手をかなり 崩しまくってくれました。 相変わらず攻守にバランスが取れていて いいチームです。攻撃も速いですしねー。


2回戦・横河電機 vs 帝人松山

スタメン 横河:セッター=石田 サイドアタッカー=谷川&関根
     センター=藤本 ハーフセンター=牧&増田
     オールラウンド=大瀧 レシーバー=中川&清水

第1セット
交代:なし
<21−15>

第2セット
スタメン 横河:セッター=石田 サイドアタッカー=谷川&関根
     センター=藤本 ハーフセンター=牧&増田
     オールラウンド=大瀧 レシーバー=中川&清水
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)  谷川→竹内
<21−14>

 横河は、関実以来なんですが…その時と 同じスタメン。セッターが新人の石田選手 (2001年度亜大主将です)、 ハーフセンターに増田選手が入ったり、 大瀧選手がオールラウンドになったりと、 昨年とは若干違った形になります。
 で、この試合は、若干もたついたものの 順番が前の方のサーバー(石田選手・増田選手・ 谷川選手等)のサーブの時に連続得点が 多く、最終的には大差で勝ったという 感じです。


3回戦・東北リコー vs 東芝京浜

スタメン リコー:セッター=工藤 サイドアタッカー=高橋&岡村
     センター=佐々木 ハーフセンター=江口&鈴木
     レシーバー=岩渕&遠藤&半澤

第1セット
交代:リコー・半澤→日下(ピンチサーバー)
<21−14>

第2セット
スタメン リコー:セッター=工藤 サイドアタッカー=高橋&岡村
     センター=佐々木 ハーフセンター=江口&鈴木
     レシーバー=岩渕&遠藤&半澤 交代:リコー・半澤→日下(ピンチサーバー)
<21−14>

 この試合は、流石にずっとスタメンで いきました(苦笑)。この点差に 抑えてしまうのがなんともはやですが…。 この試合では、江口選手がだいぶ 目だっていました。 2試合を通してでは、佐々木選手と鈴木選手の調子が かなり良かったように思います。 リコーはこれであっさりと、ベスト8です。


3回戦・横河電機 vs 松下電池工業

スタメン 横河:セッター=石田 サイドアタッカー=谷川&関根
     センター=藤本 ハーフセンター=牧&増田
     オールラウンド=大瀧 レシーバー=中川&清水

第1セット
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)
<21−12>

第2セット
スタメン 横河:セッター=石田 サイドアタッカー=谷川&関根
     センター=藤本 ハーフセンター=牧&増田
     オールラウンド=大瀧 レシーバー=中川&清水
交代:横河・藤本→遠藤(ピンチサーバー)
<27−25>

 この試合は、第1セットは良かったんです。 ただし、第2セットは終始競り合いに…。 決定的なブロックが出なかったのが原因でしょうか。 結局、終盤ジュースに持ち込まれ…牧選手が オーバーネット取られてリードされた時は、 どうしようかと思いました(汗) そこは、遠藤選手がサービスエースで逆転してくれて、 更に切り返しで谷川選手、でなんとかなりましたが…。 ひやひやもののベスト8でした。