2002.5.26・関東大学春季２部＆３部リーグ・入替戦

　今季、異様にフルセットの多い大東、 入替戦までフルセットで、そして…。 内容としては互角だったんですが。
　中院はリーグ中は見られなかったので、 どうなってるかと思ったのですが… リーグ直前に見た形がそのまま来ました。 基本的には全員でのコンビバレーです。 で、この日は、４年武居選手のクイック＆サーブが 冴えていました（３部サーブ賞の２年稲田選手の サーブより、かなり強烈な効果がありましたね）。 あと、稲田選手が真ん中に入ってきて打つ時間差攻撃は、 ちょっと止まらない感じがしましたね。 主将の柳沢選手も、いいところでスパイク決めてましたし。 ちなみに最後は…３年赤荻選手のツー返球でした。 妙に印象的な瞬間でした。 あとは…応援が結構楽しそうです。 国士舘の応援に似たものが…（笑）。
　大東。この日は基本的に全員調子は 良かったんですよ。４年岡崎選手もなかなか 止まらないですし、３年及川選手の打数も ありましたし、この日スタメンだった３年鈴木選手は いいところでサービスエースやブロック決めてましたし。 何より…３年梅川選手が拾いに拾い捲って、 打ってましたしね。ファイナルセット、最後の最後に 点差を縮めたサーブも見事でした。 負けたのは、本当に少しのミスの差だった気がします。
　ところで、この対戦。 実は東亜学園高ＯＢ対戦なんですね。 （中院の柳沢選手＆稲田選手、 大東の岡崎選手＆梅川選手）。 よく知っている者同士で… なんだか…運命って皮肉ですね。

　丁度一年前に同じ対戦での入替戦がありました。 その時は産能が２部でしたが…。 そして…産能にとっては、リベンジです。
　産能。久し振りの割に、意外とメンバーに 見覚えがあったのですが（苦笑）。 で、久々に見たのですが、パターンとしては 大砲の４年露木選手に打たせておいて、 横から主将斎藤選手＆４年上田選手が キレよく決めてくるパターン。 上田選手はピンチサーバーだった頃を 知っているのですが、スパイクも サーブもかなり威力があります。 そして…久々に斎藤選手を見たのですけど、 ますます、「嫌らしい」プレーヤーに なってました。硬軟取り混ぜてるから、 なかなか止まらないですね。この日は実は、 最初の方は止まっていたんですが、斎藤選手の 調子が上がるにつれて、産能に 手がつけられなくなってました。
　日大。最初は妙に…固かったです。 なるべくトスを散らすようにしていたようなのですが、 １年永田選手がなかなか決まらず…。 １年米道選手だけが、ブロックにサーブに 気を吐いていました。 で、第３セットは日大が取ったのですが、 これは完全に主将の浦瀬選手の気迫でした。 終盤、バックアタック打ちまくって 逆転で取ったんです。この時の浦瀬選手は 本当に凄かったです。ただ、第４セットは その勢いを全員が持続できなかったのですが…。