2002.3.24 第33回春の高校バレー
5日目

 準々決勝、ベスト8→ベスト4。 何故か、岡谷工業の応援に混じっていた私(苦笑)。
 第4試合だけは、ちょっと交代の選手をチェックしていない (というより、し忘れ汗)のですが、他はやってますので、 前日よりは詳細なレポを書こうと思います。

第1試合・深谷(埼玉)vs川崎市立橘(神奈川)
第2試合・東北(宮城)vs福岡大大濠(福岡)
第3試合・岡谷工業(長野)vs洛陽工業(京都)
第4試合・雄物川(秋田)vs金沢商業(石川)

第1試合・深谷 vs 川崎市立橘

スタメン 深谷:セッター=佐々木 センター=石橋&綿貫
     レフト=金子&西片 ライト=志賀(崇) リベロ=湯浅
     橘:セッター=木村 センター=作田&田口
     レフト=大野&濱崎 ライト=江守 リベロ=小野崎

第1セット
交代:なし
<25−22>

第2セット
スタメン 深谷:セッター=佐々木 センター=石橋&綿貫
     レフト=金子&西片 ライト=志賀(崇) リベロ=湯浅
     橘:セッター=木村 センター=作田&田口
     レフト=大野&濱崎 ライト=江守 リベロ=小野崎
交代:橘・田口→梅津(ピンチサーバー)  作田→菊池(ピンチサーバー)
<25−23>

 …実は深谷は、今大会初めての ストレート勝ちだったりします(そして 今大会、最後のストレート勝ち…)。
 前日がしんどかった深谷でしたが、 この日は2年志賀崇選手の調子も良く、 組織的ブロックも冴えました。 気になるのは…2年西片選手が今大会全般に 調子が良くないこと。実は今年の深谷では かなり好きな選手なのですが…。うーん。
 橘。昨年からスタメンで、今年主将の 大野選手が、やはりチームを引っ張っていました。 逆に言うと、大野選手に頼りすぎたかな…と。 最後は捕まってしまいましたしね。


第2試合・東北 vs 福岡大大濠

スタメン 東北:セッター=竹井 センター=黒木&佐藤
     レフト=三上&富松 ライト=菅原 リベロ=宍戸&後藤
     大濠:セッター=舩越&藤島 センター=白澤
     レフト=田中&前園 ライト=河村 リベロ=坂本

第1セット
交代:大濠・白澤→廣渡(ピンチサーバー)
<25−22>

第2セット
スタメン 東北:セッター=竹井 センター=黒木&佐藤
     レフト=三上&富松 ライト=菅原 リベロ=宍戸&後藤
     大濠:セッター=舩越&藤島 センター=白澤
     レフト=田中&前園 ライト=河村 リベロ=坂本
交代:大濠・田中→大庭
<25−14>

 東北は三上選手&富松選手、大濠は河村選手と、 大砲の打ち合いになってましたね。
 ただ、東北も気になるといえば気になるのですが… 2年菅原選手の調子がこの日、いまひとつだったので。 結構止められて、1セット目は大濠に追いつかれてました。
 大濠は、1年藤島選手がセンターポジション、 主将の舩越選手が1年河村選手の対角にいるという、 不思議なツーセッターです。 ここは河村選手に打たせておいて、 その隙間を2年田中選手や1年前園選手が ぬって打ってくる、というパターンなのですが、 2セット目はミスが本当に多かったんですよね…。 下級生が結構入っているせいなのかもしれませんね。


第3試合・岡谷工業 vs 洛陽工業

スタメン 岡谷工:セッター=北沢 センター=竹田&増田(浩暁)
     レフト=越川&野中 ライト=宮島 リベロ=藤森
     洛陽工:セッター=木下 センター=奥&藪下
     レフト=太田&猪口 ライト=薄木 リベロ=前田

第1セット
交代:岡谷工・北沢→増田(陽一)&竹田→松沢 (ワンポイントブロッカーとピンチサーバーの2枚替え)
   洛陽工・奥→塚本(ピンチサーバー)  薄木→木村(ピンチレシーバー)
<25−19>

第2セット
スタメン 岡谷工:セッター=北沢 センター=竹田&増田(浩暁)
     レフト=越川&野中 ライト=宮島 リベロ=藤森
     洛陽工:セッター=木下 センター=奥&藪下
     レフト=太田&猪口 ライト=薄木 リベロ=前田
交代:岡谷工・北沢→増田(陽一)&竹田→松沢 (ワンポイントブロッカーとピンチサーバーの2枚替え)  増田(浩暁)→原(ピンチサーバー&レシーバー)
   洛陽工・奥→塚本(ピンチサーバー)  薄木→木村(ピンチレシーバー)
<25−19>

 なんだかんだで、ずーっと岡谷工の 優位だった気がするのは、私だけでしょうか…。 応援席にいて、あんまりはらはらする ところがなかったような。
 岡谷工なんですが、主将の越川選手は とりあえず置いておいて、個人的には1年の 野中選手が頑張ってるな、と。 越川選手の対角が野中選手だと、結構 攻撃が楽だなーと思って見ていました。 あとは、2年宮島選手の調子が もう少し上がるといいなあ、と。 あと、組織的なブロックでワンタッチをとって スパイクレシーブで拾って繋いで…っていう ところは、本当に上手いですね。
 洛陽工。主将の太田選手が大きいので、 そちらは岡谷工もマークしていたようですが… かなり手ごたえがあったのは、1年薄木選手。 上背は178cmでそんなにないんですが、 とにかくスパイクのキレは良かったです。 ただ、やはり岡谷工の組織ブロックの壁が 厚かったかな…と。


第4試合・雄物川 vs 金沢商業

スタメン 雄物川:セッター=山田 センター=谷&落合
     レフト=佐藤(貴博)&佐々木(詔平) ライト=太田 リベロ=佐藤(基裕)
     金沢商:セッター=森 センター=南&中本
     レフト=高柳&橋場 ライト=西本 リベロ=河合

結果
雄物川 2(25−21 34−32)0 金沢商業

 どちらかといえばブロック力の高い雄物川と、 どちらかといえばレシーブ力の高い金沢商。 わりと接戦でしたが…第2セットの最後は 実は残念なんですね。ジュースに入ってから、 お互いサーブミスやっていたので。
 雄物川。組織的ブロックが堅いのか、 かなり金沢商を捕まえていた気がします。 で、前日に引き続き、2年山田選手のトスの速さが 印象に残りました。
 金沢商。核である主将の橋場選手を乗せると、 本当に怖いチームです。連続して決まることが 多かったですからね。第2セットもいい感じだったんですが… ジュースの後のサーブミスの多さは… (雄物川も多かったですが…) 勿体無いですね…。