2001.10.21・関東大学秋季リーグ
1部&2部&3部入替戦

 この季節になるたび… やっぱり、切ない、ですね。 何人かの四年生の、最後の「リーグ」の試合。 しかも厳しい状況での…。
 女子も見たのですが、レポは できません(かなりちゃんと見てはいたのですが、 選手が全然わからなくて汗)。 早稲田大対国際武道大は、かなり壮絶でした。 結局早稲田大がフルセットの末、一部昇格を 決めたものの、本当に素晴らしい拾い合いでした。 第1試合は2コート制で、 大東文化大(2部7位)対駒沢大(3部2位)の 試合は、残念ながらレポはできません。 駒大に2セット取られてからの、 大東大の逆転勝利だったので、 なかなか劇的な展開だったと思います。 個人的には大東大に残留して欲しかったので、 ほっとしています。

第1試合・青山学院大(2部8位)vs中央学院大(3部1位)第2試合・早稲田大(1部7位)vs日本大(2部2位)第5試合・亜細亜大(1部8位)vs明治大(1部8位)

第1試合:青山学院大 vs 中央学院大

スタメン 青学:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=辻川
     中学大:セッター=赤荻 センター=山内&黒岩
     レフト=柳沢&稲田 ライト=高橋 リベロ=真保

第1セット
交代:青学・谷畑→平林(ワンポイントブロッカー)
   中学大・稲田→磯野(ピンチレシーバー)  赤荻→互
<25−12>

第2セット
スタメン 青学:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=辻川
     中学大:セッター=赤荻 センター=山内&黒岩
     レフト=柳沢&稲田 ライト=高橋 リベロ=真保
交代:青学・細井→石塚(ピンチサーバー&レシーバー)
   中学大・黒岩→磯野(ピンチレシーバー)
<21−25>

第3セット
スタメン 青学:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=辻川
     中学大:セッター=赤荻 センター=山内&黒岩
     レフト=柳沢&稲田 ライト=高橋 リベロ=真保
交代:青学・柴田→石塚(ピンチサーバー&レシーバー)  細井→久保(ピンチサーバー)
   中学大・高橋→石塚  山内→武居
<25−16>

第4セット
スタメン 青学:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=青木&五十嵐 ライト=伊藤 リベロ=辻川
     中学大:セッター=赤荻 センター=山内&黒岩
     レフト=柳沢&稲田 ライト=高橋 リベロ=真保
交代:青学・柴田→石塚(ピンチサーバー&レシーバー)  細井→久保(ピンチサーバー)
   中学大・黒岩→磯野(ピンチレシーバー)  赤荻→互  互→赤荻
<25−22>

 …嬉し涙を流すつもりだったのですが、 いやあ…笑顔が止まらなかったですね(笑)。
 待望の、そして本当に貴重な勝ち星を 手に入れた青学。この日はレシーブが 冴えまくってました。リベロの4年辻川選手を 始めとして、本当に全員、拾って拾いまくってました。 久々にベンチ入りの4年石塚選手も、 春季リーグ時のリベロ振りを彷彿と させるようなレシーブを見せてくれて、 嬉しかったです。 そしてこの日は…3年青木選手が本当に 頼りになりました。拾うし、打つし、 トスもあげるし(しかも上げた先が 3年センター細井選手のクイック!)… 大車輪の活躍でした。2年五十嵐選手の 動きも随所にキレがありました。 そしてサーブ。青木選手のジャンプサーブ、 主将の谷畑選手のジャンプフローター、 細井選手・2年伊藤選手のフローター… 相手をかなり崩していました。 そして一番崩していたのは…ピンチサーバー・ 2年久保選手。後半に出てきて、ダイレクトを 誘うような、凄くいいサーブを打ってました。 やっぱり青学は「全員バレー」のチームです。 ただ素直に、おめでとう!!
 中学大。最初のセットはミスが本当に 多かったです。その後はミスも減りまして 競い合うようにはなりましたが… やはり大事なところで、ミスが出てましたね。 この日は1年高橋選手のスパイクレシーブが かなり良かったです。あと、サーブは全員 結構いいものを持っていましたね。


第2試合:早稲田大 vs 日本大

スタメン 早大:セッター=藤森 センター=小林&加賀
     レフト=福田&藤井 ライト=吉岡 リベロ=中谷
     日大:セッター=平松(巧) センター=平松(祐樹)&上野
     レフト=浦瀬&菊池 ライト=東 リベロ=隅

第1セット
交代:日大・上野→飯塚(ピンチサーバー)
<25−21>

第2セット
スタメン 早大:セッター=藤森 センター=小林&加賀
     レフト=福田&藤井 ライト=吉岡 リベロ=中谷
     日大:セッター=平松(巧) センター=平松(祐樹)&上野
     レフト=浦瀬&菊池 ライト=東 リベロ=隅
交代:日大・菊池→小池
<25−10>

第3セット
スタメン 早大:セッター=藤森 センター=小林&加賀
     レフト=福田&藤井 ライト=吉岡 リベロ=中谷
     日大:セッター=平松(巧) センター=平松(祐樹)&上野
     レフト=浦瀬&菊池 ライト=東 リベロ=隅
交代:日大・上野→飯塚(ピンチサーバー)
<25−18>

 試合が始まるまでとても不安だった 早大。…蓋を開けてみれば…。
 気の抜けるような圧勝を見せた早大。 きっちりしたサーブレシーブで 落ち着いたコンビバレーを見せていました。 主将の福田選手の調子が良かったようで、 びっくりするほど動きや反応が速かったです。 勿論、4年吉岡選手&3年藤井選手の スパイクも良かったです(第3セット始めに 吉岡選手が何度かブロックに遭ってましたが、 それでも立ち直りましたし…)。 センター陣もきっちり自分の仕事をこなしていました。 2年小林選手のブロックが特に多発してましたね。 そして凄かったのは…3年藤森選手のレシーブ。 床に落ちるすれすれのところで、何本拾っていたのでしょう…。
 で、日大。…先週から調子を落としていたように 見受けられたのですが、どうもこの日もそのままの 調子を引きずったままで… 今ひとつ、今季の「強い」日大が現れなかったのは 残念でした。1年菊池選手を始めとした 凄くイヤなサーブが、早大サーブレシーブ陣に きかなかったというのもありますけれど。


第5試合:亜細亜大 vs 明治大

スタメン 亜大:セッター=石田 センター=町野&米田
     レフト=小松&鈴木(利幸) ライト=玉那覇 リベロ=栗原
     明大:セッター=小松 センター=武田&角川
     レフト=宮沢&岡崎 ライト=岡村 リベロ=吉岡

第1セット
交代:亜大・石田→諸星(ワンポイントブロッカー)
   明大・角川→伊藤(ピンチサーバー&レシーバー)
<23−25>

第2セット
スタメン 亜大:セッター=石田 センター=町野&米田
     レフト=小松&鈴木(利幸) ライト=玉那覇 リベロ=栗原
     明大:セッター=小松 センター=武田&角川
     レフト=宮沢&岡崎 ライト=岡村 リベロ=吉岡
交代:亜大・米田→浅香(ピンチサーバー)  石田→諸星(ワンポイントブロッカー)
   明大・武田→伊藤(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−19>

第3セット
スタメン 亜大:セッター=石田 センター=町野&米田
     レフト=小松&鈴木(利幸) ライト=玉那覇 リベロ=栗原
     明大:セッター=小松 センター=武田&角川
     レフト=宮沢&岡崎 ライト=岡村 リベロ=吉岡
交代:亜大・玉那覇→吉川(ピンチサーバー)
   明大・小松→高橋(昌史)  武田→伊藤(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−19>

第4セット
スタメン 亜大:セッター=石田 センター=町野&米田
     レフト=小松&鈴木(利幸) ライト=玉那覇 リベロ=栗原
     明大:セッター=小松 センター=武田&角川
     レフト=宮沢&岡崎 ライト=岡村 リベロ=吉岡
交代:亜大・米田→浅香(ピンチサーバー)  石田→諸星(ワンポイントブロッカー)
   明大・角川→高橋(昌史)&小松→相良(2枚替え)
<22−25>

第5セット
スタメン 亜大:セッター=石田 センター=町野&米田
     レフト=小松&鈴木(利幸) ライト=玉那覇 リベロ=栗原
     明大:セッター=小松 センター=武田&角川
     レフト=宮沢&岡崎 ライト=岡村 リベロ=吉岡
交代:亜大・石田→諸星(ワンポイントブロッカー)
   明大・岡崎→伊藤(ピンチサーバー)  武田→高橋(昌史)(ピンチサーバー)  小松→相良(ワンポイントブロッカー)
<16−14>

 大熱戦になりました。 明大は…最後まで、本当に最後まで、戦い抜きました。
 亜大。…私はやはりこのチームに 馴染めないのですが(苦笑)。 わりと、ミス多かったですね。 最後の最後になってから決めるのは やっぱり亜大というべきでしょうか。 …それ以上に言うべき言葉がありません。
 明大。最初は、主将の宮沢選手の 調子が良くなかったです(レシーブは 安定していたのですが)。 その代わり、3年岡村選手がばりばり決めて、 その合間を縫って2年岡崎選手が決めるという パターンでした。岡村選手はこの日本当に 調子が良かったようで、凄いスパイクを何本も 決めていました。サーブも良かったですし。 そして、3年吉岡選手が拾いまくってました。 後半には、宮沢選手も調子を上げてきて、 4年角川選手のブロックも出てきて、 そして後半…ポイントになったのは 選手交代でした。2年高橋選手は いいサーブを打ち、そして4年相良選手に トスをあげ…ブロックされて、必死にレシーブしたら それが亜大のコートに落ちるというラッキーぶり。 第5セットも最後の最後まで、僅かに明大が リードでした。…本当に、ほんの少しのきっかけだけで 逆転されてしまうものなのですね…。 悔しかった、です。本当に。