2001.8.26・第56回宮城国体・関東ブロック予選
2日目

 ぐんまアリーナへまたもや特攻。前日は バスの中にもお客さんは一杯いたのに、 この日はほとんどいませんでした(汗)。
 この日のメインは…東京代表・JT東京と 神奈川代表・日本精工、そして栃木代表・ 富士通小山だったのですが… 気が付くと日本精工を見てなかったりして(汗)。 2コート制の哀しい性ですね…。


1回戦・東京(JT東京)vs埼玉(東京電力埼玉)
1回戦・栃木(富士通小山)vs山梨(御坂体協)
準決勝・群馬(群馬選抜)vs栃木(富士通小山)
決勝・東京(JT東京)vs群馬(群馬選抜)

1回戦・東京 vs 埼玉

スタメン 東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=坂本&丸尾
     オールラウンド=林
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     埼玉:セッター=星野 パワースパイカー=中村&寺内
     スピードスパイカー=渡辺&湊&安達
     オールラウンド=里
     レシーバー=島田&照沼

第1セット
交代:東京・内山→田口(ピンチサーバー)
<21−10>

第2セット
スタメン 東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=坂本&丸尾
     オールラウンド=林
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     埼玉:セッター=星野 パワースパイカー=中村&寺内
     スピードスパイカー=渡辺&湊&安達
     オールラウンド=里
     レシーバー=島田&照沼
交代:東京・内山→川端(ピンチサーバー)
   埼玉・安達→鈴木(ピンチサーバー)
<21−18>

 今回の優勝本命?という感じの東京代表・JT東京。 全日本実業団選手権優勝で上り調子かな?というところ。
 このセットは…6人制のJTサンダーズOBでもある 原田選手の天井サーブが随分冴えました (ぐんまアリーナは天井が高いので、天井サーブが かなり有効です)。そして、JT東京は実は アタッカーが他チームよりも少ないのですが、 主将の渡辺選手&竹内選手の両サイドエースが しっかりと役目を果たしていました。 この日はサイドへのトスが多かったと思います。
 で、一方の東京電力埼玉。何人かは実は 二度目の対面です(三年前に同じ国体関東ブロック予選で、 埼玉選抜として出会ってます)。主将の島田選手だけは はっきり覚えてました(笑、実は167cmで かなり小柄なのです)。その島田選手等、どちらかといえば 守備力の高い方が目立つこのチーム、攻撃の中心は 寺内選手です。189cmの長身と サウスポーを生かしたエースです。この日も かなりJT東京のエース陣に対抗していました。 第2セットは本当に競っていましたね。


1回戦・栃木 vs 山梨

スタメン 栃木・セッター=川田 パワースパイカー=対馬&阿見
     スピードスパイカー=柴&原&若生
     レシーバー=生沢&野口&須永

第1セット
交代:なし
<21−19>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:なし
<21−19>

 実は今回の目的の一つが「富士通小山のメンバーを 覚える」でした(笑)。いつも別のチームを見て しまって、ちゃんと見る機会がなかったもので… (で、今回は山梨を全然見てません汗。でも 今年も昨年の山梨選抜メンバー・山田選手は チェックしましたが笑)。
 このチームはそんなにメンバーが大きい 訳ではないのですが(170cm後半の 選手が中心)、その分速いバレーを 展開します。エースの対馬選手&主将阿見選手の スピードもあるのですが、更に速いのが 原選手&若生選手。特に若生選手は さっと真ん中に入ってきてスパイク!したりと、 かなり掻き回して攻撃してくれます。 で、セッターの川田選手が彼らを落ち着いて 使う、そんな感じのチームです。 こういう感じなので、レシーブが崩れると 攻撃が単調になってしまってダメになるのですが、 はまった時はやっぱり綺麗です。 山梨相手には、かなり綺麗なバレーを 見せていた気がします。が、かなり 競り合った試合でありました。


準決勝・群馬 vs 栃木

スタメン 群馬・セッター=外丸 パワースパイカー=金井&小林
     スピードスパイカー=百瀬&吉田&渡辺
     オールラウンド=浜岡
     レシーバー=野中&関口
     栃木・セッター=川田 パワースパイカー=対馬&阿見
     スピードスパイカー=柴&原&若生
     レシーバー=生沢&野口&須永

第1セット
交代:群馬・金井→桜井
   栃木・対馬→山本
<21−11>

第2セット
スタメン 群馬・セッター=外丸 パワースパイカー=小林&桜井
     スピードスパイカー=百瀬&吉田&渡辺
     オールラウンド=浜岡
     レシーバー=野中&関口
     栃木・セッター=川田 パワースパイカー=対馬&阿見
     スピードスパイカー=柴&原&若生
     レシーバー=生沢&野口&須永
交代:栃木・柴→山本
<21−16>

 群馬は…群馬県内で一番の強さを誇る 実業団チーム・サンデンから数名参加してますが、 他のチームの選手もかなり参加しているようです。
 で、このチームなんですが、選抜なのに 綺麗に統制とれてましたね〜。渡辺選手の クイックは本当に速いし、百瀬選手の 時間差への入りは速さと力を兼ね備えて ましたし。勿論サイドエースも かなり決めていました。主将外丸選手の トス回しが冴えていたのかな?
 今回出場した選抜チームで、特に 群馬と茨城はよくまとまっていたと 思います(茨城のレポはないんですが…)。 みんな違うチームみたいなんですが (茨城も十和運送の選手が何人かは いましたが、あとは違うみたいです)、 どちらもいいバレーしてましたよ。
 逆に栃木は、レシーブから崩れて しまったかな?と。サーブレシーブも なんですが、拾い負けしちゃったかな?


決勝・東京 vs 群馬

スタメン 東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=川端&丸尾
     オールラウンド=林
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     群馬・セッター=外丸 パワースパイカー=金井&小林
     スピードスパイカー=百瀬&吉田&渡辺
     オールラウンド=浜岡
     レシーバー=野中&関口

第1セット
交代:群馬・関口→清水(ピンチサーバー)
<21−13>

第2セット
スタメン 東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=川端&丸尾
     オールラウンド=林
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     群馬・セッター=外丸 パワースパイカー=金井&小林
     スピードスパイカー=百瀬&吉田&渡辺
     オールラウンド=浜岡
     レシーバー=野中&関口
交代:東京・内山→田口(ピンチサーバー)
   群馬・関口→清水(ピンチサーバー)  外丸→諸田(ワンポイントブロッカー)
<21−23>

第3セット
スタメン 東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=川端&丸尾
     オールラウンド=林
     レシーバー=吉田&内山&鎌田
     群馬・セッター=外丸 パワースパイカー=金井&小林
     スピードスパイカー=百瀬&吉田&渡辺
     オールラウンド=浜岡
     レシーバー=野中&関口
交代:東京・川端→阪本  原田→田口(ピンチサーバー)
   群馬・金井→桜井
<23−21>

 前の試合にストレート勝ちして余裕の群馬と、 前の試合で茨城選抜相手にフルセットを戦ってしまった 東京との戦いです。
 本来はJT東京の下馬評が高かったわけですが… 群馬は地元高校生の応援に推されて、本当に 大健闘。実は第3セットは、JT東京が ジュースにぎりぎり持ち込んだのでした。 疲れもあったでしょうが、あれだけJT東京が スパイクを拾われたのも、滅多にない ことだと思います。最後はJT東京が 勝負強さを発揮しましたけども (流石実業団の強豪って ところでしょうか)。