2001.8.11・平成13年度全日本6人制バレーボール
クラブカップ男子選手権大会
2日目

 初めてのクラブカップ。…パンフをめくるだけで、 何でこんなに知っている名前が出てくるのでしょうか(苦笑)。 何年もバレーを見ているんだな、と実感。 そして、本命をあまり定めず(どれ、と言われたら… 北海道教員クラブでしたかねえ…)、ふらふらとする つもりだったのに、何時の間にか 自分でもびっくりするようなチームを応援してました(苦笑)。 残念なのは、渋滞でバスが着くのが遅れて、 第1試合だったMasterpiec(岩手)と筑波大クラブ(茨城)の 試合を見られなかったことでしょうか…どっちも 知っている選手がいたので…(特に筑波大クラブは…)。 本当は翌日の試合も見たかったです。 特に、2日目に見られなかった兵庫教員クラブ (準優勝♪)と山形選抜は…。
 今回はスタメンチェックをしてないので (点数すらチェックしてない…汗) 感想になってしまいます。ごめんなさい…。


1回戦・NTT鯱友会(愛知)vsONE(山口)
1回戦・長野教員vsMUSTANG(埼玉)
2回戦・長崎教員vs甲州V'z(山梨)
2回戦・NECクラブ(前年度優勝、東京)vs加茂クラブ(新潟)
3回戦・北海道教員クラブvs春夏秋冬(大阪)
3回戦・追浜クラブ(神奈川)vs高知

1回戦・NTT鯱友会 vs ONE

 NTT鯱友会…要は、NTT西日本レグルス(若しくは 前身のNTT東海)のOBチームです。 つい先日勇退の中村選手がトスを上げ、山名選手が センターで壁になっています(主将でも あります)。そして、前NTT西日本レグルス監督の 早野「選手」もスタメン(レフト)。 その他、私の知っているところでは、川端選手(レフト)や 相馬選手(リベロ)等…。お名前だけなら(汗)、 植木選手(センター)も小沢選手(ライト)も 資料にあります(笑、私の家って一体…)。
 で、試合内容ですが…申し訳ないです、NTT鯱友会より ONEのミスの方が目立ってました(汗)。 1セット目こそもたついたNTT鯱友会でしたが、 すぐに立ち直って2セット連取のストレート勝ち (3セットマッチです)。 あと、NTT鯱友会は、ブロックが強かったです。 山名選手だけでなく、全員。まあ、他の チームに比べたら身長はある方でしょうけど… やはり、ブロックの技量があるということでしょうかね? 個人的には植木選手のクイックが好みでしたね〜。
 ちなみにNTT鯱友会は、次に長野教員と当たって 敗退してしまいました。


1回戦・長野教員 vs MUSTANG

 長野教員は…強い、とは聞いてました。 で、会場入ってたまたま遭遇したのですが… 思わず、噴出してしまいました(失礼な苦笑)。 …あまりにも、似すぎていて…(笑)。 主将の沢渡選手は、東京ガス・沢渡選手の お兄さんでございます。名前は存じ上げて おりました(順大OBの名前はチェック済みです笑)。
 が、どうも、私は沢渡家の皆様を 敵に回してしまう運命がございますようで…。 97年度中大副主将・猪俣選手と 何よりも2000年度早大主将・川上選手を 発見した途端に、MUSTANG応援になってしまいました(苦笑)。
 試合はフルセットまで縺れました。 第1セットは長野教員のサーブが冴えに冴えて (特に3番半田選手のサーブは良かったです。 半田選手はクイックもかなりのものでした) 圧勝でしたが、第2セットはMUSTANGの レシーブが固まり、綺麗なコンビバレーを 見せて(特に、2番仲丸選手・11番安藤選手が 頑張ってました)、更に長野教員がミスを出していて MUSTANGが奪取。で、第3セットは…またMUSTANGが レシーブミスを出して、一時は5点ぐらい差が あったのですが…早大時代と変わらない「いいところで ブロックを決めてくれる」川上選手のブロックが 炸裂したり、スパイクレシーブで相手のボールを 拾うようになったせいか、長野教員が ミスを出したりで、じわじわとMUSTANGが縮めます。 そして、とうとうジュースまで持ち込んだのですが… ここで、長野教員が意地で切り返しスパイクを放ち、 逃げ切りました。かなり悔しかったです(苦笑)。
 長野教員はその後、前述の通りNTT鯱友会を 破ったのですが、次に対戦のNECクラブに敗退して しまいました。


2回戦・長崎教員クラブ vs 甲州V'z

 長崎教員クラブ。私の目的の一つ、です。 もう一度、見たかったんです。サントリーのエースで 全日本にも選ばれた、大浦正文選手。 私がサントリーを見ていた頃の、大エースですからね。
 そして甲州V'z。元富士フィルム、そして元日立国分の 清水克彦選手も在籍しております。…よく考えると、 大浦選手と清水選手は、同い年のエース、だったんですね。 対戦の妙と言うべきでしょうか。
 この試合は遠目から見ていたので(何せ 長野教員vsMUSTANGと同時…汗)なかなか その状態を把握することができにくかったのですが。 元Vリーガーもいることですから、 当然この二人の打ち合いになるか!と思いきや… 清水選手はなんと今回はセンターで登場。 そして、長崎教員は…大浦選手も打ちますし、 ジャンプ力は多少落ちたようでしたが、 スパイク力は全く衰えておりませんので (遠目から見ても、凄い!と思えました) 頼りになるのは勿論なんですが… 大浦選手と同様に、凄いスパイクを打つ選手が おりました。4番塩田選手。かなり勢いとキレのある スパイクの持ち主です。というわけで、結構 競ってはいたのですが、二人の大エースを備え、 またレシーブもかなり粘っていた長崎教員が、 じりじりと点差を広げてストレート勝ちです。
 長崎教員は翌日のベスト8まで進みましたが、 準々決勝でNECクラブと対戦し、敗退しました。


2回戦・NECクラブ vs 加茂クラブ

 NECクラブ。昨年のクラブカップ優勝チームで、 NECブルーロケッツ(一部NECホームエレクトロニクスだったり、 富士フィルムだったり…笑) のOBチームです。…スタメンに限っては、全員 私がバレーファンをやっている間、現役選手で いた選手でした。セッター市川保選手、 レフト小林選手&坂本選手、センター泉水選手&中野選手、 ライト池田選手、リベロ水島選手(NECHE♪)。 実は、私が全日本男子で二番目に好きになったのが 小林選手(いつからファンなのかが解る…笑)だったりします。 久々にスパイクが見られて嬉しかったです。 でも、実は第1セット途中で移動してしまったので(汗)、 あんまりチェックはしてないんですけどね…。 加茂クラブの元気さの方が目立っていたような(苦笑)。
 NECクラブは準決勝まで進みましたが、 北海道教員クラブに敗退です。


3回戦・北海道教員クラブ vs 春夏秋冬

 北海道教員クラブ。実は、ここを観るのは2度目です。 一回目は1998年神奈川ゆめ国体本戦でした。 その時からいい!と一番思ったのが須田選手だったのですが、 この試合は残念ながら控えに回っていました。 が…当時にやはりいい!と思った高くて速いクイックを 打つセンター山田選手、 そして当時は(当然ですが)観られなかった、昨年の 北海道東海大主将(現北海道東海大コーチ)で 小柄でもパンチ力の利いたスパイクの持ち主の中陳選手と、 個人的には見たい選手が揃っていたチームです。
 体育館を移動して観に来たので、残念ながら 第2セット途中から観ていたのですが、 北海道教員クラブはやはりよくまとまっている 感じでした。声もよく出てましたし…。 その中でも本当に声をしっかりかけていた 舟橋選手と、若さ溢れる元気なスパイクを打っていた 北海道東海大・森田選手のスパイクが印象的です。 勿論、見たい二選手も、期待通りのプレーを していました。得点はよく見えなかったの ですが、ストレート勝ちです。
 全然関係ないんですが、春夏秋冬チームの ユニフォームには「four seasen」と入ってました(笑)。 確かにそうですけど(笑)。
 北海道教員クラブはこの大会で優勝。 嬉しかったですね〜♪


3回戦・追浜クラブ vs 高知

 高知。実は元新日本製鐵ブレイザーズ(現堺ブレイザーズ)の 湯浅選手と、元TOYO TIREの山本選手が所属のチームです。 山本選手、個人的にはかなり好きな選手でした。
 好きな選手がいたことと、ちょっと追浜クラブが… 口が悪かったので…(苦笑。自分へはいいんですけど、 相手チームにはやはり…)高知を中心に見ていたのですが、 ここでいい!と思ったのは、湯浅選手の 対角レフトだった、立花選手。身長175cmなんですが、 ジャンプすると本当に高い!そして鋭いスパイク。 かなり好みでしたね〜。主将でセンターの西本選手の クイックもいい感じでした。結局はフルセットの末 追浜クラブが勝ったのですが、ジュースまでいっていたので これは仕方のないところでしょうか。 湯浅選手も相変わらず高くてパワーがあって (その代わり、マークはきつそうでしたが…) 山本選手のトスは…綺麗でしたね〜。 ちゃんと二段トス、ぴったりのところに上がりますし。
 追浜クラブは準々決勝で、北海道教員クラブと 対戦して敗退です。