2001.6.30・第２０回東日本インカレ
３日目

　ただひたすら悔しい！試合。
　筑波は１年北島選手もさることながら、 この大会、ずーっと好調だった （少なくともこの日までは）２年柴田選手が 止まりませんでした。 そして、副主将・篠田選手のクイックが好調。 それが解っているからか、２年日下選手 （久々にスタメンですね〜）が、二人にかなり 多めにトスをあげていました。 いいところで主将の大久保選手にも拾われ ましたし。この大会で優勝するようなチームですから 仕方ないとはいえ…でも、仕方ないで済ませたく ない、そんな試合でした。
　早大は、この日はサーブレシーブが かなり崩されていました。集中的に サーブレシーブをしなければならなかった ４年吉岡選手が、そのせいなのか、 調子を随分落としていました。 １年石倉選手は結構頑張っていたんですが…。 サーブレシーブが崩されると、クイックが 出ないのが難点ですね。やはり。 せめて１セットは取りたかったです。

　…びっくりするくらい、「和んで」 試合を見てました（笑）。 いい素材が揃っているのに、いまひとつ 地味な２チームだからでしょうか（苦笑）。 私はどっちも好きですけど…。
　順大は最初、３年宮田選手＆加藤選手の ツーセッター（とはいえ、加藤選手はほぼ 打ち屋になってましたが笑）だったのですが、 トスミスがちらほら…。そこで途中から 主将の勝俣選手を投入。雰囲気が変わり、 更にここから副主将・越谷選手の エンジンがかかってきました （それまでもレシーブはかなり 良かったですよ。念のため）。 コンスタントに調子の良かった 加藤選手＆１年五十嵐選手の 奮闘もあって、見事にコンビバレー。 お得意の「いいレシーブから切り返し」が 最後は出まくってました。 あんまり評価されているところを見ないのですが、 順大って、何気にスパイクレシーブ凄いですよね〜。
　日体大。最初は３年盛重選手＆４年川村卓選手の スパイク、３年藤原選手のクイックが光りました。 全員のレシーブも良かったですし。 が、他の選手が疲れてきたのか、レシーブに集中力が なくなって、盛重選手の単調な攻めだけに なってしまったのが痛かったです。 ブロックも出なかったですし（尤も、 順大がコンビバレーのせいもあるでしょうけど）。 個人的には…盛重選手だけに打たせるのは やっぱり良くない気がしちゃうんですが。 自分でスパイク呼び込んで、自滅してしまう 感があるので…。コンビバレーの中で ここぞ！というところで決めてほしいです。