2001.6.28・第２０回東日本インカレ
１日目

　私の中では、この日、一番の目玉！の試合でした。 どうしても法大には勝ちたかったのですが… 残念ながら、敗退してしまいました。
　国士舘は４年生が不在（春季リーグのスタメンからは、 リベロの主将・狩野選手が抜けています）。 リベロには３年田中選手が入り、もう一人、 春季リーグとは違うスタメンとして ライトに１年関屋選手が入っています。 センターは３年安江選手ではなく、 ２年小口選手を起用してきました。 また、主将はエースの３年菊地選手が 務めています。
　試合内容ですが…法大はプレーに ムラの出易いチームなので、 そこを狙っていけば！と思っていました。 実際、第２セットは相手のミスにもつけこんで、 ２年金子選手＆２年宮城選手のサーブや、 エース陣の踏ん張りでセットを取りましたし…。 が、やはり法大は高いです。ブロックの上から 打たれたらどうしようもないですね…。 最後の方は国士舘のレシーブも乱れまくって いました。
　気になったのは、途中出場の１年増山選手。 １８１ｃｍと小柄なんですが、なかなか 動きのいいセンターでした。

　春季リーグではスタメンの、主将と副主将が不在の早大。 相手が自分たちよりも下位である うちに、チームを作っていきたいところです。
　最初は早慶戦と同じスタメン（ただし、 主将代行の４年吉岡選手と１年石倉選手の ポジションを入れ替えています）でスタート。 流石に下位チームとの対戦だからなのか、 早慶戦以上に安定して見えました。 特に１年倉石選手のスパイクは、随分 気持ちよく決まっていました。 更に、石倉選手のサーブが容赦なく（苦笑） 連続サービスエース。途中から３年藤森選手を ３年鈴木選手、２年小林選手を１年田中選手、 倉石選手を１年豊田選手に交代して育成する 余裕もありました。流石に代えた時は ちょっとミスが増えましたが（鈴木選手の トスが、早慶戦より微妙に合ってなかった ようなのが残念です…）。

　春季リーグからスタメンをがらりと代えて、 若手主体の中学大。大分スタメンを動かしていたので、 恐らくは若手の育成と競争を煽っているものと 思われます。３部に降格してしまい、 打開策を考えているのでしょうか。
　試合内容ですが、最初は３年篠田選手＆ 春季リーグまでのセンターからライトに コンバートした３年柳沢選手が引っ張っていました。 若手はミスが割と多めで、第３セットは どうなるかと思いましたが、相手にミスが 多かったので助かった、というところです。 ともあれ、１年黒岩選手の怪我が完治したのは 良かったです（春季リーグ初戦に足？を 怪我していたので…）。 個人的には１年窪田選手が気になりました。 割と威勢のいい、クイックが速めの選手のようです。

　大東大は春季リーグスタメンの主将滝沢選手を スタメンから外し、１年山野選手を出場させて 育成しているようです。また、春季リーグスタメンの １年菊地選手を外し、３年遠藤選手が ずっと出場していました。
　あまりスタメンが変わらないこともあってか、 かなり容赦なく（苦笑）試合をしていました。 特に２年浅井選手のスパイクは、かなり決まって いました。第３セットは滝沢選手・２年中山選手を スタメンにし、更に３年岡崎選手を下げて菊地選手を 出場させる余裕も出ました。

　城西は４年生が不在。３年斎藤選手が 主将です。抜けたセンターの穴には ２年薮田選手、ライトの穴には１年 平選手を起用しています。
　が…この日の城西には、強さが 感じられませんでした。１年市川選手が 調子を落として、大ブレーキになってました。 普段の強烈なスパイクがなかなか見られず、残念。 おかげで１セット落とした後はひやひやしてましたが、 斎藤選手・平選手の踏ん張りでなんとか勝利しました。 平選手はサウスポーで、かなりキレのあるスパイクを 打つ選手です。彼のプレーが見られたのは収穫でしたね。

　青学はいつもの通りのスタメンと 言えますでしょうか…。実は東京ガスとの 練習試合と同じスタメンです。春季リーグ スタメンの３年細井選手が スタメンから外れて、１年平林選手＆ ２年柴田選手がスタメンになっています （細井選手のファンの私としては、ちょっと 複雑でしたが…）。
　試合内容…点差を見て頂ければ、 お分かりの通り、全く容赦なしです（汗）。 麗澤大にかなりミスが多かったこともありますが… ４年谷畑選手のサーブが効果を上げまくり、 何連続も続いていました。 ピンチサーバー２年久保選手や途中出場の ２年伊藤選手のサーブも効果が高かったです。 ブロックもとんでもなく出ていましたし （特に柴田選手のブロックは、本当に何本も出てました）、 攻撃も、時間差あり、バックアタックあり、 クイックびしばしと、多彩も多彩。 でも、それが当然と思わないで、試合をしている 方もアップゾーンからも声が沢山出ている辺り、 流石青学、といったところでしょうか。