2000.10.8・関東大学秋季2部リーグ
最終日

 この日でとうとう、秋季リーグ最終日。 …おかしいな、1部に行くつもりだったのに(苦笑)。 前日の試合で1部に行くか2部に行くか決めようと 思っていたのですが、あまりの武大の絶好調さと 前日の国士舘の敗退が悔しかったのとで(苦笑)、 結局2部に来てしまいました。…同行者の めぐ嬢が、日体大を見たくなかったということも ありますが(本当は日体大ファンなのですが、 めぐ嬢の観戦成績自体が良くないのと、 前日順大にストレートで敗退して入替戦の可能性が あるため、とてもじゃないが見にいけなかったのと 理由は二つあるようです苦笑)。 私も1部は、日体大と順大の成績が辛いし…(苦笑)。
 ともあれ、この日は優勝決定戦でもあり… 4年生の最後の、リーグです(入替戦は除く)。 全日本インカレがあるので、最後の試合はもう少し 先ですけどね。とにかく、後悔のない試合を…。
 第1試合は2コート制だったので、 国士舘に走ってしまい、Aコートは見ていません… ごめんなさい。

第1試合Bコート・国士館大vs青山学院大
第2試合・明治大vs中央学院大第3試合・国際武道大vs早稲田大

第1試合Bコート:国士舘大 vs 青山学院大

スタメン 国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=狩野
     青学大:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=千木良&五十嵐 ライト=内河 リベロ=石塚  

第1セット
交代:国士舘・飯田→大泉&宮城→吉田(2枚替え)
<16−25>

第2セット
スタメン 国士舘:セッター=大泉 センター=安江&小口
     レフト=服部&金子 ライト=吉田 リベロ=狩野
     青学大:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=千木良&五十嵐 ライト=内河 リベロ=石塚
交代:青学大・千木良→谷畑(ピンチサーバー)
<25−15>

第3セット
スタメン 国士舘:セッター=大泉 センター=安江&小口
     レフト=服部&金子 ライト=吉田 リベロ=狩野
     青学大:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=千木良&五十嵐 ライト=内河 リベロ=石塚
交代:青学大・千木良→谷畑(ピンチサーバー)
<点数忘れました。ジュースで国士舘が取りました>

第4セット
スタメン 国士舘:セッター=大泉 センター=安江&小口
     レフト=服部&金子 ライト=吉田 リベロ=狩野
     青学大:セッター=久保 センター=細井&柴田
     レフト=千木良&五十嵐 ライト=内河 リベロ=石塚
交代:青学大・千木良→谷畑(ピンチサーバー)  内河→新里(ピンチサーバー)
<25−17>

 第1セットはかなりぼろぼろだった 国士舘。だけれど…第2セットでスタメンを がらりと交代したら(1年小口選手と リベロ3年狩野選手以外は全員交代汗)、 雰囲気が良くなって(応援の選手達も 何だか楽しそうで)、3セット連取。 相手が全然知らないメンバーだから、 まごついていたのかもしれません。 2年服部選手がスパイク、1年金子選手が レシーブ、そして2年安江選手がブロックで 頑張っていたのが印象的です。 来年に向けては、明るい希望と 言うべきでしょう。…だけれど。 個人的には、4年生に頑張って 欲しい試合でもありました(あ、 4年吉田選手は頑張ってましたが)。 ベンチで、タイムアウトの時に、 ちゃんと下級生達を出迎えて 声をかけていた主将の飯田選手、 そして10/1にはベンチにも入らず、 7・8日と途中交代であまり スパイクを決めていないにもかかわらず、 猛打賞(スパイク決定本数1位)を 受賞した副主将の上村選手… 本当に、お疲れ様でした。
 青学大は、主将の千木良選手を スタメンでずっと使い、副主将の 新里選手を最後にサーバーとして 起用し、「4年生の最後のリーグ」を 演出すると同時に、1年生久保選手を セッターとしてずっと使うという 「来年以降の構想」を見せてくれました。 下級生を叱咤しながらプレーをしていた 千木良選手と、2年細井選手が顔を 歪めながらも(恐らくどこか痛かったん だと思います)打っていたクイックが、 印象的です。
 賞といえば…この日、ストレートで 敗退してしまいましたが、この試合と 同時に試合をしていた城西大・3年 黒仁田選手、ブロック賞おめでとうございます。 この前の産能大の試合で、本当に 調子良くブロックを決めていた姿を 思い出して、納得!のブロック賞です。


第2試合:明治大 vs 中央学院大

スタメン 明大:セッター=小松 センター=角川&河野(真人)
     レフト=武田&宮沢 ライト=岡村 リベロ=吉岡
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=篠田 リベロ=真保

第1セット
交代:中学大・篠田→越智(ピンチサーバー)  林→高瀬(ピンチサーバー)
<21−25>

第2セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=角川&河野(真人)
     レフト=武田&宮沢 ライト=岡村 リベロ=吉岡
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=篠田 リベロ=真保
交代:中学大・林→磯野(ピンチサーバー)  篠田→越智(ピンチサーバー)
<点数忘れました。明大が取りました>

第3セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=松田&角川
     レフト=井村&相良 ライト=岡村 リベロ=吉岡
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:明大・相良→宮沢
   中学大・柳沢→高瀬 赤荻→小林 山本→磯野
<25−18>

第4セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=松田&角川
     レフト=井村&武田 ライト=岡村 リベロ=吉岡
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:明大・武田→宮沢
   中学大・越智→篠田 林→高瀬(ピンチサーバー)  赤荻→小林 柳沢→磯野(ピンチサーバー)
<25−23>

 この試合…既に3位(明大)と4位(中学大)が 決まっているからか、何故かお互いの チームが、ネット越しに話し掛けながら 試合していたりして(笑)。 不思議な試合でしたね…。
 明大は全く4年生をスタメンから抜いた のですが、やはりそれでは試合が 成り立たなかったようで、 少しづつ4年生を投入していったら、 チームが機能するようになりました。 が…個人的に面白かったのは、3年宮沢選手。 スパイク決めるたびに、本当に嬉しそうに はしゃいでいる姿が、印象的です(笑)。 雰囲気のいい選手でしたね〜。 あ、そうそう、ずっと出ていた 2年岡村選手のスパイク賞 (スパイク決定率1位)& チームを纏めていた主将 (この日も沢山声を出して、 レシーブも沢山拾っていました) 高橋洋史選手のセッター賞、 そして…部員の父兄の皆様に案内を 出して応援をサポートしてもらっていた こともあって?受賞の「Best of support賞」、 おめでとうございます♪
 一方中学大。だんだん雰囲気が 良くなくなったのは、まず 2年篠田選手が下がって(どうも 体の調子が良くなかったような…)、 更に猛打賞のかかっていた3年 谷島選手が、ずっとタイムアウト中 足をマッサージしてもらっていて… 恐らく、かなり無理をして プレーしていたのだと思います。 結局猛打賞は次点でしたが、 その姿に、拍手です。


第3試合:国際武道大 vs 早稲田大

ベンチ入り 武大:松橋・小宮山・藤原(裕和)・鈴木・中島・ 王・尹・柿本・長岡・金井・山上・諸星
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=福田&藤井 ライト=牧 リベロ=中谷

第1セット
交代:武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  藤原(裕和)→諸星(ピンチサーバー&レシーバー)
   早大・藤井→碓井(ピンチサーバー&レシーバー)
<25−18>

第2セット
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=福田&藤井 ライト=牧 リベロ=中谷
交代:武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  藤原(裕和)→諸星(ピンチサーバー&レシーバー)
   早大・藤井→碓井(ピンチサーバー&レシーバー)  牧→桜井
<25−18>

第3セット
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=福田&藤井 ライト=桜井 リベロ=中谷
交代:武大・藤原(裕和)→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  王→諸星(ピンチサーバー&レシーバー)
   早大・桜井→牧 藤井→西川 西川→藤井
<25−15>

 この試合、間違いなく競うだろうな…と 思っていたのですが…終わってみれば、 武大の圧勝。武大は、前日、 ひいては先週の明大ストレート勝ち以来、 勢いに乗ってしまったようです。 2部リーグ開幕の頃のぎりぎりの 試合が嘘のように、何もかも 上手くいって。ブロック賞次点の 3年王選手の壁のようなブロック、 サーブ賞次点の4年鈴木選手の 強烈なジャンプサーブと スパイク、前日打ってない鬱憤を 晴らすかのような3年尹選手の 猛々しいスパイク、試合中に 一番声を出して盛り上げている 4年藤原裕和選手のクイック&ブロック、 この日はキツいサーブもスパイクも かなり拾ってくれていた2年山上選手、 そして武大の司令塔である副主将・ 小宮山選手のトスは、スパイカーが 絶好調なのをいいことに、あちら こちらへ飛んでいく…。 そして、小柄な体をフルに使って、 武大の応援横断幕「翔攻動守」の言葉通りに、 ボールの上がるところへ縦横無尽と駆け回り、 時には拾い、時にはトスをあげ (また綺麗にバックトス 上げたりできるのが凄い!)、時には 大きな選手と同じ高さ以上に跳んで スパイクを放つ、主将の松橋選手。 レシーブ賞&MVP、文句なしです。
 早大は、この日は前回の武大との試合が嘘のように 絶不調。4年牧選手が完全に封じられてしまい、 更にセンター陣まで封じられ、 その焦りからなのか、細かいところで ミスが連発。特に点数を稼げるはずの主将川上選手の サーブミスは、痛かったと思います(それでも サーブ賞&敢闘賞受賞、おめでとうございます)。 スパイクレシーブはリベロ賞受賞の2年中谷選手が、 スパイクははスパイク賞次点の3年福田選手や 2年藤井選手が頑張っていたのですが、 頼りどころの牧選手が調子が悪かったのが、 かなり響いてしまって…。個人的には、 このせいで3年桜井選手や1年西川選手が 見られたのが、複雑でした(どちらも高校時代を 知っているし、特に桜井選手は高校時代から 結構好きな選手だったので…)。 このまま入替戦へ突入するのが、少し不安ですが… 3年吉岡選手が戻ってきて、雰囲気が 変わるといいのですけど…。