2000.9.30・関東大学秋季２部リーグ
７日目

　前回の観戦の時とはメンバーが若干異なります。 まずは双方とも、リベロが交代。そして、 産能大の柱の一つである、４年大塚選手が ベンチからも外れていました。どうしたの でしょう…。
　最初は城西大がリードしていたのですが、 すぐに産能大斎藤選手が城西大斎藤選手 （って書かないと、どっちも「２年生 伊奈学園高校卒斎藤選手」だから困る…苦笑） をサーブで狙ってサービスエースを取り、 続いて城西大斎藤選手と３年福田選手が 産能大のブロックに遭って、 産能大が逆転。ところがこの日は、３年 黒仁田選手が好調。ブロックを決めて、 続いてサービスエース！で逆転。これで 城西大のサーブに火がついたのか、２年加藤俊幸選手、 主将寄藤選手と連続でサービスエース、とどめに もう一回黒仁田選手のサービスエース！凄い…。 産能大も２度目の斎藤選手のサービスエース、 ピンチサーバー２年上田選手のサービスエースで 追い上げるものの、最後はその上田選手が サーブミス（苦笑）。城西大が逃げ切りました。
＜２５−２３＞

　序盤は城西大がリードし、そのまま１９−１４まで 突っ走った…のに、そこから産能大が粘った粘った。 ラリーポイントを城西大斎藤選手のスパイクアウトで 取った後、副主将柴田選手と城西大斎藤選手のスパイクを 拾って切り返し産能大斎藤選手のスパイクが連続炸裂！で 逆転。そしてピンチサーバー３年武藤選手がサービスエース！ 産能大が勢いで取っていきました。
＜２１−２５＞

　勝負を決めたのが、序盤の福田選手のサーブでした。 福田選手はジャンプサーバーで、かなりキツい サーブを打ってくるのですが、それを 拾えても切り返しやらブロックやらを 城西大が決めてきて、あっという間に １１−３。そのため、城西大は２年石間選手・ ３年大庭選手を出場させて若手育成モードに（苦笑）。 この点差は産能大には重かったですね…。
＜２５−１８＞

　中盤までは城西大がリード。がしかし、産能大が 切り返し産能大斎藤選手のスパイクと、柴田選手を ブロックして同点、更に寄藤選手をブロック！で 逆転（これで寄藤選手が石間選手に交代）。 終盤近くになって、城西大も福田選手の サーブで崩して、黒仁田選手のスパイクで 逆転したものの、その後の柴田選手のスパイクミス・ 石間選手がブロックされ、更に城西大斎藤選手が スパイクをミスして、結局産能大が逆転して このセットを取りました。
＜２５−２１＞

　お互い、チーム内で大盛り上がりしながら 始まったファイナルセット。最初は黒仁田選手の ブロック＆加藤俊幸選手のブロックで、城西大が リード。が、産能大も斎藤選手の強烈なサーブから 連続切り返しスパイクで逆転。が…やはりこの日は 黒仁田選手デーだったようで、チームがピンチの時も、 逆転する時も、彼のブロックが炸裂！ ここまで活躍されては黙っていないのが対角の 寄藤選手。相手がクイックふかしたのを拾って お返しのクイック、でもって３年武田選手の クイックをブロック！最後は完全に城西大ペース でした。
＜１５−９＞

　ある意味、個人的には最も気になっていた 試合（苦笑）。私はすっかり国士舘ファンに なってしまったのか…。
　明大がリードしつつも、国士舘がついていく、 という展開。…でも、ついていくだけで、 同点止まり。…肝心なところでミス出てたんだ、 国士舘…。終盤、１年宮城選手のナイスサーブが 出て、切り返しからの副主将上村選手のスパイクと、 宮城選手自身のサービスエースが出て、 ジュースまでは持っていったのだけれど… 結局最後は、上村選手のレシーブがアウト方向へ…。
＜２７−２５＞

　国士舘がリードできたのは序盤だけ。 一応、点差はそんなに開かなかったけど…。 終盤に１年小口選手のサーブで崩して、 ２年岡村選手のスパイクをアウトにして 同点にしたのに…。粘れなかったね、最後…。
＜２５−２３＞

　この日の国士舘は…どうしちゃったんでしょう…。 早大にフルセット、武大からも１セット取ったチームとは 思えないぼろぼろで…良かったのはピンチサーバー ２年服部選手のナイスサーブ２本と…遅すぎた 宮城選手のサービスエースかな…。 見るところなかった、この日は。いつもの 「誰がどこから打ってくるか解らない攻撃」も、 ほとんど見られず…。思い出したくない試合で、 国士舘の下位リーグ決定…（明大の予選リーグ ３位も決定しました）。
＜２５−１９＞

　実は国士舘がストレートで敗退したため、 中学大は３−１以内で勝てば、上位リーグへ 進出可能。勿論、勝ち数が一つ上の青学大の 方が、有利なことは有利だけど…？
　で…やはりこの２チームだったら 予測ついたことですが、拾う拾う！ 一進一退で、一歩先も予測つかない ラリーが続きました。終盤、１年五十嵐選手の 緩いサーブがぽとりと中学大のコート真ん中に 落ちて（汗）、先に青学大がマッチポイントを 握りましたが、流石主将の山本選手、１枚 ブロック！でジュース。最後はやはりラリーの末に、 ２年細井選手がクイックをミスして、中学大の 逆転勝利。
＜２８−２６＞

　このセットは、ちょっと調子の崩れた３年内河選手を １年伊藤選手に交代したら、あれあれ？という間に 青学大が大量リード。途中で、３年小林選手（何故か セッターが代わっていた中学大…）のナイスサーブで １点差までは追い上げたのですが、追いきることは できずに、青学大が持っていきました。
＜２１−２５＞

　最初は競っていたのだけれど…２年越智選手の ジャンプサーブが効きまくって、中学大が 切り返しスパイクを連発！特に、この日は３年 谷島選手が絶好調。凄いスパイクを何本も 打っていました。途中で山本選手が足がつったのか、 下がってマッサージを受ける場面もあったけれど、 結局中学大のやりたい放題で、最後は２年 柳沢選手の豪快な移動攻撃でした。
＜２５−１４＞

　中盤、中学大がやや点差を広げてリードしたのに、 青学大はピンチサーバーの主将千木良選手の サーブが効きまくり、更にサービスエースで同点！ が、終盤に内河選手を１年赤荻選手がブロックし、 更に山本選手がセンターで（緩かったとはいえ） クイックをブロック！で中学大逆転。ところが、 内河選手が土壇場でサービスエースし、同点！ そのままジュースに持ち込まれましたが、 最後は…中学大が意地でつないで、谷島選手の 絶好調スパイク炸裂！青学大を蹴落として 中学大が上位リーグに滑り込みました。
＜２６−２４＞

　そして、全勝対決。が、早大には、 ３年吉岡選手の姿が見えず（ベンチから 外れていました。怪我なのかも…）。 リベロも、３年碓井選手から２年中谷選手に スイッチ（碓井選手もベンチ入りはしています）。 そして、４年生中心のスタメンを組んできました。 武大はいつもの通りです。
　いきなり、４年藤原裕和選手が連続で 主将の川上選手のクイックをブロック！ が、川上選手も黙っていません。連続で サービスエース、そして４年鈴木選手が ブロックに遭ったのを挟んで、更に サービスエースで早大が逆転。 ところが…また藤原裕和選手が ナイスサーブ（で早大がスパイクミス）し、 更に後で連続ナイスレシーブ！ お陰で見事に逆転。が、しかし。 藤原裕和選手が異様に（失礼汗）調子が 良いのに反比例して、主将の松橋選手の いつものスパイクが、全然決まりません…。 お陰で逆転され、更にワンポイントブロッカーの １年小林選手のブロックまで出て、 結局最後は鈴木選手のスパイクアウトで、早大がゲット。
＜２５−２０＞

　このセットは早大リード、で武大が 追いかける展開。この日は４年牧選手の調子が 良くて、全然止まりません。が…ようやく、 終盤になって牧選手を鈴木選手＆３年王選手が ブロックして逆転。ところが…最後の最後で、 ３年尹選手がバックアタックでアタックラインを 踏み越し、土壇場でジュースに 追いつかれてしまった武大…ところが。 また出てしまいました、藤原裕和選手の ブロック！（３年福田選手に）でもって、 牧選手のスパイクを一度松橋選手が拾い、 それで焦ったのか、牧選手がスパイクアウト。 武大がぎりぎりでこのセットを取りました。
＜２４−２６＞

　このセットは、鈴木選手の相手を撃沈させる サービスエースと、藤原裕和選手のまた出た ブロックで、武大がリード。尤も、福田選手の 調子がいまひとつなのもあるのでしょうが…。 松橋選手も、レシーブで調子を取り戻してきたようで。 そして、お見事なのが終盤。藤原裕和選手の 連続ブロック（なんとこの日、８本目＆９本目！）、 そして松橋選手のブロック（１７５ｃｍですよ！）、 でもって鈴木選手のブロック！と、怒涛の ４年生４連続ブロック！凄すぎる…。
＜１８−２５＞

　早大がリード、で武大が追いかける 展開が終盤まで続きました。で、早大が マッチポイントを取った時も、２４−２２。 まずは武大が早大のサーブをさくっと 断ち切り、武大側サーブで… 早大のスパイクを拾う！大声で呼び込む 鈴木選手、そしてそこに松橋選手が トスを上げて…スパイクミス（大汗）。 松橋選手は苦笑いで、鈴木選手は物凄く 悔しそうでした（苦笑）。
＜２５−２３＞

　このセット、中盤でピンチサーバー＆レシーバーの ４年中島選手がナイスレシーブを連続で見せ、尹選手と 鈴木選手の切り返しスパイクで、武大がリード。 副主将の小宮山選手のブロックも出て、このまま行くかと 思いきや…早大も勿論追い上げてきて、そして私の中での 勝敗の分かれ目が…２年藤井選手のサーブが、エンドライン ギリギリで入ってしまい、同点にされたこと…。 あれは、武大が拾わなければいけないサーブだった…。 結局ジュースになり、早大に逆転され、最後は レシーブに入った鈴木選手が体勢を完全に崩し、 尹選手がトスを上げてしまい、打つ人が松橋選手しか おらず（しかもバックアタックで）…スパイクアウト。 これは、武大には悔やまれる一敗…。
＜１７−１５＞