2000.9.24・関東大学秋季１部＆２部リーグ
６日目

　この日の試合は、完全に武大のペースで 終始進んでいました。だけど…第３セットは 落としてはいけないセットでした…。 最後の最後に、４年鈴木選手がサーブミス してましたからね…。あそこで追いつけなければ！ それ以外は、言うことないぐらい、上手く 回っていましたけどね。
　逆に中学大が空回り…。この日は２年越智選手の 調子が悪くて、何時の間にか２年篠田選手が 出てましたし。３年谷島選手が一人で打っていた ような…。レシーブも、武大のスパイカー陣が かなり力があるので、拾えなかったみたいです。

　スコアを見れば解るでしょうが…この日は、 日体大がそんなに悪かった訳ではないのです。 順大が…ふいに、「春季の順大」に、戻ったのです。 もう、下位リーグ行きが決まっていたのにね…。 何で今更、しかも日体大戦（個人的に痛い…） とも思うけれど、やっぱり、「調子づいた」 順大を見るのは、私にとっては楽しいのだと、 思ったりもしました。 日体大のエースで主将の山本隆弘選手を、 そしてセンター陣の速いクイックを あっさり拾って、それを速くて高い副主将・ 尾上選手のクイック、速くそして動く３年 水上選手のクイック、高い打点の主将・ 伊藤選手のスパイク、益々頼もしくなっている ３年越谷選手の高くて威力のあるスパイク、 そして、縦横無尽にコートを駆け回り、 バックアタックまで打ってしまう 恐ろしい「左腕」を持つ、２年加藤選手の スパイク（注・彼は一応セッターです苦笑） …何が来るか解らないスパイクで、 切り返すスタメンの皆と…それを支えているのか 何だかよく解らない、「調子に乗って」 応援しているベンチ外れのメンバーが、 本当に楽しくて。最後に、４年上西園選手が 切り返しのスパイク打って決めた時には、 ９９年春季リーグの優勝の時を、思い出しました。 あの時も上西園選手が、決めてくれたんだよね…。 順大は、こういうバレーができるチームなのだから… 目指せ、入替戦なしの１部残留。
　日体大は、とんでもないものに 噛み付かれた、という感じでしょう（苦笑）。 確かに２年盛重選手の調子が悪くて、１年三溝選手に 交代したけど、この日は…責められない…。 セッター交代もなかったですしね（でも 副主将の鳥羽選手が、全然出なかったのも 気になるところだけれど…）。

　順大もびっくりだと思っていたけど…亜大も びっくりでした。やはり下位リーグの 決まった亜大が、優勝候補筆頭の中大に勝つとは！ そういえば、昔から苦手でしたっけね、亜大が…。 （中大が４冠の頃にも負けたことあり…） 全然違うタイプのチームと言えば、そうですが。 亜大の攻撃が、全然止まりませんでした。 高いし力があるから、拾えない…。この日は特に 主将の鈴木聡選手が、頑張っていました。 皆勢い良かったね…。
　中大は、前日の東海大戦が祟ったのでしょうか？ （ストレート勝利なのに、第１セット５９−５７、 第２セット３６−３４と、点数を合計したらフルセット分 やってるという恐ろしい試合…苦笑） 特に４年沖選手の調子が良くなかった…。 普段なら物凄いスパイクを決めてくれそうなところで、 スパイクがアウトになっていたり…。お陰で１年 松永選手のプレーも見られたけど、松永選手も 調子良くなかったし（苦笑）。あと、全体的に レシーブが拾えてなかったのは…疲労で 精神力が切れていたのでしょうか？