2000.9.9・関東大学秋季2部リーグ
開幕戦

 お馴染み?の大学リーグ…のはずなのに。 今回は初!の2部リーグ。…本当はここには 来たくなかったんだけど、武大こと国際 武道大の4年生の最後のリーグを 見ようと思ったのでした(早稲田大もね)。
 でもこの日の朝は、私がこんなにも2部リーグに 通うとは、全く予想されておらず…(笑)。 更に上記2チーム以外のチームの「4年生の 最後のリーグ」を見たいと思うとは、更に予想外…(爆)。 尤も、一番の予想外は、この日の全試合終了時刻が、 夜10時半を回っていたことだったけど(苦笑)。
 ちなみにこの日の試合は、春季リーグ4位vs5位、 3位vs6位、2位(2部2位チーム・専修大に入替戦で 敗退して降格した国際武道大)vs7位(2部7位チーム・ 大東文化大に勝利して昇格した産能大)、1位(2部1位 チーム・中央大に敗退して降格した早稲田大)vs8位 (2部8位チーム・日本大学に勝利して昇格した城西大) という対戦です。

第1試合・明治大vs中央学院大第2試合・青山学院大vs国士舘大
第3試合・国際武道大vs産能大第4試合・早稲田大vs城西大

第1試合:明治大 vs 中央学院大

スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=松田&角川
     レフト=井村&武田 ライト=岡村 リベロ=益田
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保

第1セット
交代:中学大・林→高瀬(ピンチサーバー)

 実は私は中学大応援だったのです。というのも、 中学大の主将を、深谷高時代に見ている から。確か当時はツーセッターの片割れだった記憶が あるのですが…その名前で覚えていました。 山本太二選手。大学のビーチバレーでも名前が 出ていて、かなり気になって見に来たのですが… ビーチバレーが上手い人って、やはりインドアでも 技術力あるなあと。中学大の攻守の要、という感じの プレーがかなり光っていました。でも、中学大の サイドは彼だけじゃなくて、3年谷島選手と 2年越智選手の攻撃力もかなりのもの。
 一方、初めて見た明大は、このセットは4年井村選手が とにかく目立つ。スパイクに入るところも 一回一回違うし、打球も力があって…止まらない止まらない。
 最初は何だかレシーブが双方あたふたしていたけど、 先に落ち着いたのは中学大。ところが明大も 追い上げて来る。が、最後には中学大が粘って 連続得点をし、このセットを先取。
<20−25>

第2セット
スタメン 明大:セッター=高橋 センター=松田&角川
     レフト=井村&相良 ライト=岡村 リベロ=益田
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:明大・高橋→武田(ワンポイントブロッカー)
   中学大・柳沢→高瀬(ピンチサーバー) 赤荻→山内(ワンポイントブロッカー)

 主将の高橋選手のナイスサーブ、更に3年角川選手の クイック(182cmなのに凄く滞空力のある クイックを打つ選手。私のお気に入り笑)で、 明大が先にリード。が、ナイスレシーブで ラリーを続けたり、谷島選手が1枚ブロックを 2本決めたりと、中学大が点差を離れずついてきます。 ところが、中学大のコンビミスをついて拾い、 井村選手がスパイクを決め、続いて山本選手を ブロックで封じ込め、少し点差が開きます。 が、中学大も粘る。ピンチサーバーの4年高瀬選手の ナイスサーブなど、交代も当たって同点。そのまま ジュースになりましたが、最後は明大が逃げ切る形に。
<27−25>

第3セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=松田&角川
     レフト=井村&相良 ライト=岡村 リベロ=益田
     中学大:セッター=赤荻 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:明大・松田→河野(真人) 宮沢→岡村

 明大が最初リードでしたが、谷島選手のブロックが また出たりなどして、何時の間にか中学大が逆転。 が、ピンチサーバー1年河野真人選手のサーブが有効で、 明大が逆転。そのまま楽々進むかと思いきや、 最後の最後で、柳沢選手のパワーのあるブロックも出たりして、 明大がちょっともたつく。何とか セットは取りましたが…。
<25−22>

第4セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=松田&角川
     レフト=井村&相良 ライト=岡村 リベロ=益田
     中学大:セッター=小林 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:明大・松田→河野(真人)
   中学大・小林→山内(ワンポイントブロッカー) 林→高瀬 (ピンチサーバー)

 一進一退のこのセット。実は中学大がチャンスを 何度も掴むのだけど、何故か最後に自分達でミスを 出してしまったり…。中盤、山本選手のサービスエースで 中学大が逆転。が、その後がどうも中学大が 明大の勢いに押され気味。点差を広げようとすると ミスが出るし、ピンチに何度も陥るし…(それは 何とか切り抜けるのですが)。で、越智選手が ナイスレシーブを見せて、最後は自らバックアタック! などで点差が1点開いたのに…最後の最後に 明大にクイックを拾われて、ジュースに。 が、なんとピンチサーバー高瀬選手がここで サイドラインぎりぎりのサービスエースを見せ(!) あっさり中学大がこのセットを制しました。
<24−26>

第5セット
スタメン 明大:セッター=高橋(洋史) センター=角川&河野(真人)
     レフト=井村&相良 ライト=岡村 リベロ=益田
     中学大:セッター=小林 センター=林&柳沢
     レフト=山本&谷島 ライト=越智 リベロ=真保
交代:中学大・小林→山内(ワンポイントブロッカー)

 この展開だから、このセットも競うかな?と 思ったら…何故かここで、明大のいいレシーブが ぽんぽん出てしまいました。これだけいいプレーが できるなら、もたつくことはなかったんじゃあ…と 思わないこともなかったけど(苦笑)。明大が あっさり勝ちました。
<15−10>


第2試合:青山学院大 vs 国士舘大

スタメン 青学大:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=内河&五十嵐 ライト=青木 リベロ=石塚
     国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=田中

第1セット
交代:青学大・細井→千木良(ピンチサーバー) 柴田→倉石 (ピンチサーバー)
   国士舘・佐藤(俊介)→狩野(ピンチサーバー&レシーバー)

 青学大にもやはり深谷高OBが。2年細井選手は、 現亜細亜大の小松選手の対角でセンターをやっていた 選手です。高校からバレーを始めた割には、凄く いい動きをしていたセンターなので良く覚えています。 でも、クイックの方が印象にあったのですが、 実は2部春季リーグでブロック賞を受賞しています。 第一印象としては、とにかく展開が速い。コンビバレーの チームなんですが…3年谷畑選手のトス回しも速いし、 そのトスに入る3年内河選手・2年青木選手・ 1年五十嵐選手の動きも速い。まあ、その分低身長では あるのですが…(順に178cm・182cm・ 178cm)。ちなみに青木選手が一応大黒柱の ようです。この3名の中では一番のパワースパイカーです。
 一方、こちらも明大と同じく、私にはなじみのない 国士舘。…このセットはいきなりダッシュしたのですが、 すぐに青学大に追いつかれて逆転…。ただ、176cm ながら攻守の要でサーブの名手の主将飯田選手や、 落ち着いて力強いスパイクを放つ、攻撃の大黒柱という 感じの副主将上村選手は最初に印象に残りましたが。
 で、あっさり逆転した青学大、そのままこのセットは 走っていきました。
<25−18>

第2セット
スタメン 青学大:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=内河&五十嵐 ライト=青木 リベロ=石塚
     国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=田中
交代:青学大・五十嵐→千木良(ピンチサーバー) 細井→新里 (ピンチサーバー) 柴田→伊藤(ピンチサーバー)
   国士舘・飯田→吉田 佐藤(俊介)→狩野(ピンチサーバー&レシーバー)

 このセットは青学大がダッシュ、国士舘が それに追いつくものの、また青学大に離されるという 展開。ところが、飯田主将がここでいいフローターサーブを 連発、相手のミスを誘いまくって逆転!飯田選手は 自ら声を出して盛り上げる選手ですが、周囲の ベンチから外れた選手で構成される「国士舘応援団」からも 大人気!(笑)その後の1年小口選手の強烈な ジャンプサーブも効きまくってます。
 この頃から国士舘の面白さが本領発揮。 というのも、このチームはふと気が付くと、 飯田選手や2年菊地選手(ちなみに菊地選手は、 上村選手と対照的に、元気良く荒々しくパワフルな スパイクを打つ、野性味と若さ溢れるスパイカーです。 まあ、ミスも割に出ますが…)がセンターに入って クイック打っていたり、逆に3年佐藤俊介選手や 小口選手がサイドからスパイクを 決めてくれていたりするのです。とどめに上村選手が クイックに入った時は「反則!」と思いました(笑)。 菊地選手でも反則だと思うのに…。
 で、最後まで点差は開かなかったものの、そのまま 国士舘が押し切りました。 …恐らく、私はこのセットで国士舘に惚れました(笑)。
<23−25>

第3セット
スタメン 青学大:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=内河&五十嵐 ライト=青木 リベロ=石塚
     国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=田中
交代:青学大・内河→伊藤(ピンチサーバー) 細井→千木良 (ピンチサーバー)
   国士舘・佐藤(俊介)→狩野(ピンチサーバー&レシーバー)

 この頃からこの試合は、物凄いスピードでボールが 動いていました。どっちも展開が速い速い!しかも どっちも拾いますし。ところがここから、国士舘の レシーブが出まくってました(特に飯田選手&2年田中選手)。 青学大はそれに対抗して、ブロックを決めたり等高さで 押し切ろうとしていましたが、何故かサーブミスが多い…。 で国士舘は、サーブミスもあるけど、いいサーブやら サービスエース等も出ていて、同点には追いつかれるけど 逆転はされていませんでした。1年宮城選手のジャンプサーブも いいし…。ところが、終盤、小口選手がクイックを ミスして23−23の同点、更に青木選手のサーブが エンドラインギリギリサービスエースで逆転されてしまいます。 ところが、国士舘はジュースに持ち込んで、 ここで飯田選手にサーブ順が回ってきて… 期待通り!サーブで崩して切り返しからの菊地選手の スパイクで逆転、そして青学大がスパイクをミスして、 逆転でこのセットは国士舘がゲット。
<24−26>

第4セット
スタメン 青学大:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=内河&五十嵐 ライト=青木 リベロ=石塚
     国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=田中
交代:青学大・五十嵐→伊藤(ピンチサーバー) 谷畑→阪本 (ワンポイントブロッカー) 柴田→千木良(ピンチサーバー)
   国士舘・飯田→狩野 上村→金子 佐藤(俊介)→吉田

 いきなり、国士舘が連続ミス。大差がついてしまいます。 飯田選手も上村選手も佐藤選手も下げちゃうし…。 1年金子選手はナイスサーブを連発してくれたり、 3年狩野選手はリベロのはずなのにスパイクを かなり決めてくれたりしていたのだけど …点差が、重かったですね…。
<25−19>

第5セット
スタメン 青学大:セッター=谷畑 センター=細井&柴田
     レフト=内河&五十嵐 ライト=青木 リベロ=石塚
     国士舘:セッター=宮城 センター=佐藤(俊介)&小口
     レフト=上村&菊地 ライト=飯田 リベロ=田中
交代:青学大・五十嵐→伊藤(ピンチサーバー&レシーバー) 柴田→千木良 (ピンチサーバー) 谷畑→阪本(ワンポイントブロッカー)
   国士舘・飯田→狩野 佐藤(俊介)→金子(ピンチサーバー)

 いきなり青学大が拾いまくって、序盤リード。 が、小口選手のナイスサーブで同点に追いつく。 ところが…ここで、飯田選手を狩野選手に交代したのが 裏目に出ました。狩野選手がスパイクをミスって しまったのです。結局その後はそのまま青学大が 勝利しました。
<15−12>


第3試合:国際武道大 vs 産能大

ベンチ入り 武大:松橋・小宮山・藤原(裕和)・鈴木・中島・ 王・尹・柿本・長岡・金井・山上・諸星
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     産能大:セッター=木村 センター=大塚&清水
     レフト=斎藤&篠崎 ライト=露木 リベロ=長谷部

第1セット
交代:武大・藤原(裕和)→中島(ピンチサーバー&レシーバー)

 ベンチ入りまで書いてあることで解る通り、私は 2部に武大を見に行ったのです…。武大が 落ちなければ、2部には来なかっただろうな…と。 それに…私の好きな4年生達の、最後のリーグでしたから…。
 一方産能大。2年露木選手は高校時代に名前を 聞いているから知っていたけど…びっくりしたのが 2年斎藤選手。私、この選手を神奈川ゆめ国体の 埼玉選抜で見ていました。埼玉選抜は深谷高の メンバーが主なのですけど、当時のレフトが ちょっと調子が悪かった時に出てきて、いい活躍を していたのが、「伊奈学園総合高の斎藤選手」 でした。2部リーグにいるとは露知らず…。
 で、このセットですが…やはり、降格チームと 昇格チームの勢いの差、だったのでしょうか…。 武大、物凄くちぐはぐなバレーをしていました。 ブロックの要の3年王選手&パワフルなスパイクの 持ち主3年尹選手の、中国人留学生2名の調子が最悪。 副主将の小宮山選手のトスも、何だか乱れ気味で、 頼みのサウスポーエース・4年鈴木選手も あまり決まらず…。頑張っていたのは、175cmとは 思えないジャンプ力とスパイク力を兼ね備えた主将の 松橋選手と、ピンチサーバーで出てきてナイスサーブを 見せてくれた4年中島選手ぐらい…。 産能大の方は、4年大塚選手がいい活躍。クイックも いいし、何よりジャンプサーブが怖い! 斎藤選手もスパイクを上手く決めていたし…。
<19−25>

第2セット
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     産能大:セッター=木村 センター=大塚&清水
     レフト=斎藤&篠崎 ライト=露木 リベロ=長谷部
交代:武大・藤原(裕和)→中島(ピンチサーバー&レシーバー)
   産能大・清水→武田(ピンチサーバー)

 武大に不安は残っていたのですが…やはり松橋選手は 頑張ってくれます。ブロックフォローみたいな細かい プレーから、時間差等のスパイクから…。鈴木選手も、 強烈なジャンプサーブは結構良くて、サービスエースも 見せてくれます。が、藤原裕和選手のクイックがブロック・ 鈴木選手のスパイクミス・尹選手のスパイクがブロック・ サーブレシーブミスと続いて、一旦は逆転を許すものの、 ようやく尹選手がスパイク、王選手がブロックで頑張ってくれて、 更に鈴木選手お得意の1枚ブロック!なども出てくれて 再逆転。ここからは武大が上手く回り、ダッシュで このセットを取りました。
<25−18>

第3セット
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     産能大:セッター=木村 センター=大塚&清水
     レフト=斎藤&篠崎 ライト=露木 リベロ=長谷部
交代:武大・藤原(裕和)→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  王→諸星(ピンチサーバー&レシーバー)
   産能大・大塚→武田(ピンチサーバー)

 このセットの武大は、最初にミスが出て相手を 追いかける状態。で、尹選手のフローターサーブで 相手を崩して、松橋選手が押し込むというプレーで 中盤逆転して、鈴木選手のサービスエースなどで 点差も開いたのに、20点台で サーブレシーブ崩したり、ラリーで負けたり、 あげくに尹選手がブロックされてしまって、産能大が逆転。 が…ここで産能大は武大を助けてしまいます。 サーブレシーブが連発して、ジュースに持ち込まれて しまうのです。お陰でラリーを取られて逆転され、 最後は産能大自らミス…。うーん。
<27−25>

第4セット
スタメン 武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
     産能大:セッター=木村 センター=大塚&清水
     レフト=斎藤&篠崎 ライト=露木 リベロ=長谷部
交代:武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)

 最初は産能大リードだったのに、鈴木選手の サーブが炸裂しまくって、あっという間に逆転・ リードを広げる。逆に産能大は、いまひとつ 元気がない…。ミス連発で、自滅してました。 このセットは結構武大のやりたい放題だったかも…。
<25−17>


第4試合:早稲田大 vs 城西大

スタメン 早大:セッター=土井 センター=川上&小林
     レフト=吉岡&福田 ライト=藤井 リベロ=碓井
     城西大:セッター=加藤(俊幸) センター=寄藤&黒仁田
     レフト=大庭&斎藤 ライト=福田 リベロ=鈴木

第1セット
交代:早大・藤井→中谷(ピンチサーバー&レシーバー)  土井→斎藤(ワンポイントブロッカー)
   城西大・大庭→柴田 柴田→大庭 黒仁田→渋谷 (ピンチサーバー)

 相手が悪過ぎて(汗)2部降格となった早大。 決して悪いチームだとは思わないのですが…。 この日はエースで4年の牧選手と、センターの4年斎藤選手が スタメンで出ていなくてびっくり。
 城西大は…何故か、知っている名前が多い…。 深谷OB、たくさんい過ぎ(笑)。スタメンに4人 (主将寄藤選手、4年鈴木選手、3年大庭選手、 2年加藤俊幸選手)いるんですから…。元々 加藤俊幸選手のファンではあります(笑)。 彼も亜大の小松選手と同じ代で、順天堂大の 宮田選手とツーセッターをやっていた選手なのです。 あと、この対戦で気になるのは…川上選手vs寄藤選手の 「深谷同期センター&主将対決」でしょうね(笑)。
 で、城西大、いきなり早々大庭選手を下げます(爆)。 ベンチの動きを見ていると、どうやらエントリーを 間違えていたようです(苦笑)。それはおいといて。 早大が最初にリードしたものの、2年斎藤選手(ちなみに 彼も「伊奈学園総合高卒の斎藤選手」です笑。産能大の 斎藤選手と同級生…うーんまぎらわしい)のサーブで 3年碓井選手が撃沈され、城西大が逆転。一旦は副主将の 土井選手のサイドラインギリギリのサービスエースで、 早大が逆転したのですが、今度は斎藤選手の切り返しからの バックアタック!で城西大が再逆転。 そう、城西大の大エースなんですね、斎藤選手。 ところが、この流れを変えたのも、土井選手のサーブ。 加藤俊幸選手のオーバーネットを誘ってあっさり 早大が逆転。その後は城西大のミスが重なって、 このセットは早大が取りました。
<25−19>

第2セット
スタメン 早大:セッター=土井 センター=川上&小林
     レフト=吉岡&福田 ライト=藤井 リベロ=碓井
     城西大:セッター=加藤(俊幸) センター=寄藤&黒仁田
     レフト=柴田&斎藤 ライト=福田 リベロ=鈴木
交代:早大・藤井→中谷(ピンチサーバー&レシーバー)  土井→斎藤(ワンポイントブロッカー)

 このセットは点差が開きませんでした。 序盤に早大3年福田選手がブロックをされてしまい、 城西大がリードだったのですが、すぐに早大が 追いつき、逆転。が、その後寄藤選手の サービスエースが決まって、また微妙に 城西大がリード。そしてここで早大福田選手が バックアタックをミス(彼はミスが少ない選手なので、 これは珍しかった…)、そして斎藤選手の ネットインサービスエース(汗)。これは 取れません…。終盤、城西大のミスと3年吉岡選手の ナイスレシーブからの切り返しで点差は 縮まったのですが…城西大が逃げ切りました。
<22−25>

第3セット
スタメン 早大:セッター=土井 センター=川上&小林
     レフト=吉岡&福田 ライト=藤井 リベロ=碓井
     城西大:セッター=加藤(俊幸) センター=寄藤&黒仁田
     レフト=柴田&斎藤 ライト=福田 リベロ=鈴木
交代:早大・藤井→中谷(ピンチサーバー&レシーバー)
   城西大・黒仁田→石間 福田→大庭 加藤(俊幸)→渋谷

 このセットは、早大の本領発揮!と言わんばかりの レシーブ炸裂!あれだけ拾われていると、城西大も ミスを出さざるを得ません…。一応追い上げて 同点ぐらいまではいくのですが、すぐ引き離されて しまいます。お陰で城西大、半分ぐらいスタメンが 代わってしまいましたし(苦笑)。ここは 早大が優勢のまま取りました。
<25−18>

第4セット
スタメン 早大:セッター=土井 センター=川上&小林
     レフト=吉岡&福田 ライト=藤井 リベロ=碓井
     城西大:セッター=加藤(俊幸) センター=寄藤&黒仁田
     レフト=柴田&斎藤 ライト=福田 リベロ=鈴木
交代:早大・藤井→中谷(ピンチサーバー&レシーバー)
   城西大・福田→大庭 加藤(俊幸)→渋谷

 やはりこのセットも早大レシーブ炸裂。 拾い合いには負けませんねえ…。早大は 土井選手のサーブのところで点数を稼ぐことが 多いです。土井選手はセッターなのに、 サーブ打った直後にスパイクレシーブ入ったりして、 物凄く頑張っていました。やはり、副主将で、 今年から正セッターになって(しかも前任者が 99年度大学bPセッターと言っても過言でなかった 選手でしたね…)、2部降格に責任を感じているの かな…とふと思ったりしました。川上選手も リベロと交代してベンチに下がっても、随分 声出してましたしね…。このセットは、 本当に大差をつけて、早大が意地の勝利。
<25−14>