2000.9.3・9人制関東実業団選手権大会
2日目

 2日目は、1位グループ・2位グループ・ 3位グループ・4位グループに分かれての 総当りリーグ戦。勿論、1位グループで 成績の一番良いチームが、優勝。
 で、この日は実はメイン体育館の 宇都宮市体育館のみで試合が行われています。 そして…男子の3位・4位グループは、サブコートに 追いやられてました(汗)。お陰でメインコート 中心の管理人はそちらを見られず…。
 そして今回は、上位3チーム+住友電工横浜の スタメンをメモってきているので、横河以外の レポもします。

第2試合・JT東京vsサンデン(群馬)第4試合・横河電機vsサンデン
第6試合・横河電機vsJT東京おまけ・住友電工横浜

第2試合:JT東京 vs サンデン

スタメン JT東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=川端&田口&林
     オールラウンド=坂本
     レシーバー=吉田&内山
     サンデン:セッター=外丸 パワースパイカー=岡田&長澤
     スピードスパイカー=沢井&狩野&太田
     オールラウンド=関口
     レシーバー=高橋&石川

 すいません、点数はチェックしてないので流れだけ。
 第1セットは、サンデンが頑張る頑張る。 岡田選手はその外見からは想像もつかない スパイクとサーブを打ち、新人の長澤選手も頑張って いました。沢井選手や狩野選手のスパイクも好調。 で、第1セットはサンデン。
 第2セットもかなりの競い合い。ここで 勝負の分かれ目になったのが、JT東京の ピンチサーバー(原田選手と交代)10番森永選手の サービスエース。これで点差をつけたJT東京が、 最後は川端選手のスパイクで第2セット奪取。 川端選手はいいプレーヤー。サーブも滅茶苦茶いいし、 ベテランらしく(32歳とのこと)締めてきます。
 で、第3セットはサンデンが疲れたのか、 それとも諦めたのか、JT東京があっさり取って しまいました。まあ、JT東京も横河と同様の 強豪(全国実業団大会ベスト8)ですからねー。


第4試合:横河電機 vs サンデン

スタメン セッター=柴田 パワースパイカー=谷川&関根
     スピードスパイカー=藤本&大瀧&増田
     オールラウンド=遠藤      レシーバー=中川&清水
     サンデン:セッター=外丸 パワースパイカー=岡田&長澤
     スピードスパイカー=沢井&狩野&太田
     オールラウンド=関口
     レシーバー=高橋&石川

第1セット
交代:横河・藤本→岸(ピンチサーバー)

 前の試合でサンデンが調子良かったので、 はっきり言って怖かったのですが… 流石に全国実業団で対戦した相手だけに、 横河はかなりサンデンを研究してきたようでした。 何せ、岡田選手にしつこく4枚ブロック つけてましたから(苦笑)。で、このセットは かなりレシーバーがきっちりレシーブを 返してくれて、中川選手の有効な天井サーブやら、 遠藤選手や増田選手のサービスエース やらと、エース以外が頑張り、 相手もミスが多かったりして… 結局この試合中、初めて関根選手が打った スパイクがこのセットのラスト…(爆)。
<21−10>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)

 最初は関根選手がスパイクがアウトになったりで リードされたものの、そのミスを取り返すかのように 関根選手の3連続サービスエース! サンデンも太田選手の凄いサーブで、サービス エースのお返しをしたり、狩野選手のサービス エースで清水選手が撃沈したりと、 一時期は逆転したのですが、横河は即、 岡田選手のスパイクを4枚ブロックで 止めます(これは流石…)。 そして逆に、谷川選手の4枚ブロック打ち抜き スパイク!であっさり逆転。その後は横河が 上手く回ってしまい、最後は柴田選手の エンドラインギリギリのサービスエース。 びっくりするぐらいの完勝でした。
<21−14>


第6試合:横河電機 vs JT東京

スタメン セッター=柴田 パワースパイカー=谷川&関根
     スピードスパイカー=藤本&大瀧&増田
     オールラウンド=遠藤      レシーバー=中川&清水
     JT東京:セッター=原田 パワースパイカー=渡辺&竹内
     スピードスパイカー=川端&田口&林
     オールラウンド=坂本
     レシーバー=吉田&内山

第1セット
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)
   JT・原田→森永(ピンチサーバー)

 事実上の優勝決定戦。まぎれもなく勝った方が 優勝です。東京同士というのがなんともはや ですが(汗)。まあ、全国実業団ベスト8同士、 順当と言うべきでしょうか?
 最初の滑り出しは良かった横河ですが、 横河の特攻隊長(とつい呼んでしまう…笑) 大瀧選手がサーブミス、更にJT東京のエースで キャプテンの渡辺選手のサーブで、大瀧選手が撃沈。 更に頼みの綱の谷川選手がブロックされて その後連続スパイクアウト。終盤で 谷川選手が怖いジャンプサーブで 点差を縮めたのですが…最後まで ミスが響いてしまいました。
<18−22>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:なし

 中川選手の天井サーブから、切り返しで 谷川選手のスパイク!でもって中川選手がいきなり 打ったジャンプサーブがエース!と、最初は 横河がとばします。大瀧選手が珍しくブロックされて 同点まで追いつかれ、ひやひやするものの、 ブロックが連発し、大瀧選手のサービスエースも あったりして、横河が割に優勢に最後までもって いきました。大瀧選手はこのセットで、増田選手に クイックを綺麗に上げる等、試合前の練習で トス練習をしているだけのことはある 素敵なプレーも披露してくれました。 最後は谷川選手のスパイク。
<21−15>

第3セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)

 横河、この大会では初のフルセットです。 最初は大瀧選手の特攻スパイク、関根選手の ピンチの時のブロックなんかもあってリード しましたが、レシーブが崩れて早々に 逆転されてしまいます。 が、ここで横河の本領発揮、ブロック連発! そして藤本選手のクイックがバシバシ決まり、 谷川選手がいまいち不調の分頑張るぞ!と 言わんばかりの関根選手のスパイク&サーブ& ブロックが炸裂!そしてその谷川選手も、 びっくりするぐらいの巧いフェイントを 見せてくれます。そして、終盤に出た大瀧選手の サービスエースがとどめになりました。 最後の優勝ポイントは…藤本選手がクイックを決めた! 横河の優勝、初めて間近で見ましたよ〜。
<21−15>


おまけ:住友電工横浜

スタメン セッター=岡 パワースパイカー=鈴木&谷本
     スピードスパイカー=山田&五十嵐&三橋
     オールラウンド=渕上
     レシーバー=蒲地&城所

 全体的に、小さなチーム。180cmの三橋選手が 一番身長が高いのですから(苦笑)。 あとは高くても170cm後半。鈴木選手なんか170cm …チームで2番目に身長の低い選手がパワフルエース…(苦笑)。 で、実質的に…ここって、3枚エースのチーム。 第1エースは谷本選手で、かなりパワフル。 第2エースの鈴木選手は、後半になると ちょっと業師っぽくなって、ますます管理人の 好みに(爆)。で、第3のエースがキャプテン三橋選手。 時間差に入ったり、真ん中よりちょっと右とかに 入ってきて打ったりするのですが、そのスパイクが 無茶苦茶パワフル。頼れるキャプテンです。 サーブも凄いし…(谷本選手も鈴木選手も、 サーブいいですが)。同じくスピードスパイカーの 山田選手はサウスポーで、不意に打つスパイクがいいし、 五十嵐選手の特攻もいいです。この2人のサーブも結構曲者。 ただし…五十嵐選手はちょっとミス多いかも(汗)。 レシーバーの蒲地選手や、セッター岡選手の サーブもいいです。ちなみに、岡選手は172cmの 割に、ブロックも結構出てました(笑)。 やはり釜利谷高OBだからでしょうか? まあ、身長がない分、ブロックは難点ですが、 ミスがなければ構いいコンビのできるチーム だと思います。ちなみに、2位リーグでは1勝1敗 (富士通小山に勝利、京浜東芝に敗退) で、結局総合5位という成績でした。